こんにちは~、ホースラディッシュです。


今回は、七夕賞のデータ分析を

していきたいと思います。

こちらも、ラジオNIKKEI賞と同じく2011年は

震災の影響で中山開催でしたので

福島開催だった過去10年のデータを

元に分析したいと思います。



まず、レースラップですが

2012年までの5年間は
テン3Fが、だいたい35~36秒台でしたが

2013年以降の5年間は
テン3Fは、34秒台もしくはそれを切るくらい、と

かなりテンが速くなっております。

結果として、全体ラップも

近5年は、1分58秒台での決着が続いています。


ただし、テンが速いとはいっても

後方待機の馬はむしろ台頭しにくくなっており


4角10番手以下で馬券に絡んだ頭数は

2007~2012年 6頭

2013~2017年 1頭

このように、追込は利きにくくなっています。


基本的には、先行馬もしくは

序盤は後方待機でも、捲れる脚力が

必要になってきそうです。



【馬齢・性別】
 4歳  (2.1.0.5) 連対率38% 複勝率38%
 5歳  (4.3.4.35) 連対率15% 複勝率24%
 6歳  (4.5.5.36) 連対率18% 複勝率28%
 7歳~ (0.1.2.48) 連対率2% 複勝率6%

 牡・セ (10.8.11.115)
 牝馬  (0.2.0.9)

馬齢はそこまで差はなく、7歳以上は不振。
ただし、今年はこの7歳以上が多く出走してきます。
その辺は取捨が難しいところ。
牝馬では、アルコセニョーラが2009年から
2年連続で馬券に絡んでいますがそれ以外は凡走。
そもそも牝馬の参戦が少ないレースではあります。
しかしこちらも、今年は牝馬3頭が出走。
牡馬勢の構成的に3頭ともそれなりの人気に
なりそうなので、台頭の余地はあるかもしれません。



【所属】
 美浦 (2.5.5.65) 連対率9% 複勝率16%
 栗東 (8.5.6.59) 連対率17% 複勝率24%

関西馬が少し優勢です。
しかしながら今年は12頭中8頭が関東馬。
ここはあまり当てにはならなそうです。



【枠番】
 1枠 (1.1.1.15) 連対率11% 複勝率17%
 2枠 (2.2.0.15) 連対率21% 複勝率21%
 3枠 (1.1.0.17) 連対率11% 複勝率11%
 4枠 (2.2.4.11) 連対率21% 複勝率42%
 5枠 (1.1.3.15) 連対率10% 複勝率25%
 6枠 (2.2.1.15) 連対率20% 複勝率25%
 7枠 (1.0.1.18) 連対率5% 複勝率10%
 8枠 (0.1.1.18) 連対率5% 複勝率10%

4枠が少し抜けた成績。
外枠は数値が落ちますが、今年は頭数も
少ないのでそこまで気にする必要はなさそう。



【脚質・上がり】
 逃げ (2.0.1.8) 連対率18% 複勝率27%
 先行 (5.2.3.27) 連対率19% 複勝率27%
 差し (2.4.5.52) 連対率10% 複勝率18%
 追込 (1.4.2.37) 連対率11% 複勝率16%

 1位  (2.5.2.3) 連対率58% 複勝率75%
 2位  (2.3.1.3) 連対率56% 複勝率67%
 3位  (2.0.2.10) 連対率14% 複勝率29%
4~5位 (2.0.3.15) 連対率10% 複勝率25%
 6位~ (2.2.3.93) 連対率4% 複勝率7%

はじめに書きましたが近年は追込は
利きにくくなっています。
上がりは使えるに越したことはないですが
位置取りが後方すぎるのはよく無さそうです。



いつもなら、前走レースや人気別成績などを

書くところですが、今年の七夕賞は

ちょっと特殊なメンバー構成なので省きます。

出走馬12頭中

・7歳以上が5頭
・牝馬が3頭
・関東馬が8頭

例年と比べて頭数が少ないほか
メンバー構成比がかなり違います。

なので、レースの過去データよりも

「馬自身」を見たほうがいいかもしれませんね。



それでは各馬を見ていきましょうか。


■キンショーユキヒメ(54kg)
前走がハンデに泣いた、というよりは
2走前がハマったという感じ。
さて、斤量はその2走前と同じですが
今度は牡馬相手。
脚質的に後ろめから、となると思うので
展開次第でしょうか。
牡馬勢の面子が面子だけに人気に
なるのは分かりますが、、、。



■サーブルオール(55kg)
前走はそれなりに期待しましたが
見方は人それぞれだと思います。
個人的には、まぁこんなもんか、と。
馬場も悪かったのでそこは多少多目に見ても。
斤量は妥当でしょうね。
あとは天気次第かな。でも道悪も
そんなに不得意じゃないと思いますけどね。



■シルクドリーマー(53kg)
どちらかというとステイヤー寄り。
斤量は多少恵まれたかもしれませんが
9歳馬なのでそこまで期待するのはどうかと。
良馬場ならもしかするかもしれませんが
道悪では苦しいと思います。



■バーディーイーグル(53kg)
脚質的にはいつも中団もしくは後方。
ただ、キレはさすがに無いので
基本的には厳しいと思います。
昨年一昨年とこのレースで
大敗しているので、さすがに8歳にして…
というのは少し考えづらいかな。



■パワーポケット(50kg)
斤量は反則級の軽さですが
1600万下でもなかなか掲示板に
乗れていませんし、ここではどうか。



■プラチナムバレット(57kg)
復帰後2戦はまずまずだったのですが
前走はレース中に跛行を発症して
直線追わずなので、まずは状態面が大事。
追い切りはじっくり見たいと思います。
気になる点は屋根かな。
レイホーロマンスをクビにされたのか
それとも師匠に呼ばれたからなのか…。



■マイネルサージュ(55kg)
前走は後方待機も展開ハマってOP初勝利。
元々は前につける競馬をするタイプ
でしたが、今回はどのようなレースをするか。
あんまり後方だとさすがにキツいかも
しれませんが、ある程度の位置に
付けられればこの面子なら勝ち負けしても。



■マイネルフロスト(57kg)
前走は長期休養明けですし度外視可能。
7歳なので上積みはどうか、というのは
ありますが、昨年も好走していますし
今年もチャンス十分だと思います。



■マイネルミラノ(57kg)
近走は行き脚がつかなくなっている
点は気がかりですね。
56kgでは重賞で穴を空けることも
しばしばありますが、57kg以上では
7回とも掲示板に載ることができず
ほぼ大敗。さすがに8歳なので
衰えが無いというのは嘘になるでしょう。



■メドウラーク(54kg)
距離は案外融通が利くタイプ。
ですが、OP入り後は未連対で
中距離のG3は5回とも掲示板外なので…。



■レイホーロマンス(51kg)
相変わらずお得な斤量で出られるようです。
気になるのは今回乗り替わりということ。
なぜかは置いといて、ウチパクさんかぁ…
というのが正直なところ。
自分で位置を取りに行けるタイプでは
ないので、展開次第でしょうね。
コンスタントに使われているので
体調面も気になるところです。



■ワンブレスアウェイ(53kg)
ようやく重賞で好走出来ましたね。
前走の状態をキープしていて
なおかつ内めの枠であれば再度浮上か。
距離は本質的に少し長いと思うので、外枠は嫌。
こちらも鞍上乗り替わりで石橋騎手。



ちょっと混沌とした面子ですが…

おしまいに種牡馬データを書いておきます。


★福島芝2000mの種牡馬データ
 (5人気以内に限る)

【マンハッタンカフェ産駒】
 2008~2012年
  (0.13.2.18) 勝率0% 連対率39% 複勝率45%
 2013年~
  (3.0.4.13) 勝率15% 連対率15% 複勝率35%

2012年以前は、2着がなんと13回も!
ただ、勝ち馬はありませんでした。
2013年以降は勝ち馬3頭を出していますが
連対率、複勝率では落ちています。
ある意味、面白いデータですね(^-^;
今年はプラチナムバレットが該当しそう。



【メイショウサムソン産駒】
 2013年~
  (2.7.1.10) 勝率10% 連対率45% 複勝率50%

こちらは勝率はともかく連対率、複勝率は
好調ですね。
今年はキンショーユキヒメが該当しそう。



【○○○○○○○産駒】→人気ブログランキングA
 2013年~
  (4.4.3.11) 勝率18% 連対率36% 複勝率50%

こちらもなかなかの好成績です。
近年メジャーになりつつある種牡馬です。
今年も該当馬は間違いなく居るでしょう。



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