こんばんは~、Tomyです。

金鯱賞の追い切り評価をしていきます。
大阪杯のステップレース、そしてデアリングタクトなどに
とっては海外遠征に向けての調整レースという位置付け。
どんな競馬になるか、非常に楽しみです。

出走頭数も少ないので、ここでは追い切り評価を交えつつ
【各馬の考察】もしていこうと思います。

それではいきましょう~。


【追い切り評価基準】
◆下記①~③を0.5点刻み10点満点で評価
 ①【気持】前向きさ、集中力、力みの有無など
 ②【動き】手前替え、素軽さ、力強さなど
 ③【時計】ラップの践み方(②加味)※全体の速さではない
◆①~③の合計点数で6段階に分類し総評
 26点以上→【A+】
 25.5点まで→【A】
 23.5点まで→【B+】
 20.5点まで→【B】
 18点まで→【Bー】
 15点まで→【C】


【B+】キセキ
「気持」8、「動き」7、「時計」7
栗東坂路で2頭併せの内目(終い強め)
やや頭は高いですが脚捌きに力強さはあります。
フォームのブレは少ないですし、綺麗なトビ。
それだけに手前替えをした分だけ少し失速する
格好にはなりましたが、余力はあるし活気を感じます。

◆考察
気性的に難しいですが、裏を返せば「若い証拠」とも。
転厩初戦ではありますけど、角居厩舎時代に調教助手として
キセキを間近で見て良く知る辻野調教師のことですから
その面での不安は全く無いと見ていいでしょう。
折り合うかどうかはペースが肝心で、あまりにスローだと
なかなか我慢が利きませんし、トビも大きく器用さは
あまり無い
ので、先手を取ってしまったほうがスムーズに
走れると思いますから、なんだかんだ勝負どころで
先頭に立っている可能性が高いような気がします。
3年以上勝利から遠ざかっており、7歳を迎えましたが
気力は衰えていませんし、ポジショニング次第で出番。


【C】ギベオン
「気持」5、「動き」5、「時計」5
栗東CWで単走(馬なり)
内容は軽めではありますが、それにしても
完歩は小さいですし、手前替えをしようとする
素振りも無く、集中力を欠くところも感じます。
ちょっと覇気が無いかなぁ。一気の上昇までは…。

◆考察
2018年の中日新聞杯以降、なかなか馬券に絡むことが
出来ていません。
昨年の金鯱賞は4着ですが、当時はサートゥルナーリアを
除けばそれほど強い相手でもなく、よりレベルが高い今年は
ちょっと辛いかなという印象は否めません。
前走白富士Sはコンマ4秒差の負けですが、ポタジェは
斤量55㌔だったのに対してこちらは「59㌔」。
一気に斤量差がゼロになりますから、ポタジェを買うなら
むしろこっちを高く評価してもいいかもしれませんが、
追い切りを見た印象としては、正直良い頃に比べると
やはり落ちる
なと。前で運んでどこまで粘れるか。
気持ちの面でもう少しカリカリしてくれたほうが逆に
良いような気はするんですけどね…。

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【B】グローリーヴェイズ
「気持」7、「動き」7、「時計」6
美浦南Wで2頭併せの外目(終い強め)
コーナリングの際には若干脚捌きが硬いかな?と
思いましたが直線に向いてからは良い感じ。
手前替えは素早く出来ていますし休み明けでも
態勢は整った印象。もうひとつ上があると思いますが。

◆考察
ドバイSCを視野にして金鯱賞での始動を選んだんだと
思いますが、結果として辞退。恐らく天皇賞(春)が有力に
なるんでしょうけど、そうなるとこのローテはどうなのか。
意図しない形で仕方ないにせよ、ここからの調整過程が
少し難しくなった気がしないでもありません。
2000㍍を走るのは3歳時以来ですが、長距離専門という
タイプでは無いと思っていますので対応は可能かなと。
人気馬の中では最も当日の馬場状態に左右されそうな1頭。
多少パワーの要る荒れ馬場はともかく、雨で緩くなるのは
歓迎ではない
だけに、週末の天気が気掛かりですね。
追い切り評価としては"普通"ですが、トータル的に
見ると、そこまで軽視出来る材料は現時点では無いかな。


【B】サトノフラッグ
「気持」7、「動き」6、「時計」6
美浦南Wで単走(終い強め)
相変わらず全体時計は出してきましたし
スピード感のある走り。気持ちは前向きですね。
ただ後半にかけてあまり加速出来ていませんし
もうちょっと終いを伸ばすほうが良い気がします。

◆考察
菊花賞3着の字面は良いですが正直鞍上の好騎乗かなと
思いますし、まだまだ安定したレースぶりは出来ていない
印象がありますね。
ルメール騎手のことですからスタート次第では前に行く
可能性はありますが、それでどこまで通用するかは微妙。
トップスピードが欠けているので、雨が降ればプラスでは
ありますが、追い切りを見たところ、ゴールを過ぎてから
鞭を入れられていただけに仕上げが緩い可能性
が浮上。
攻め駆けするタイプにしては物足りない動きでした。


【A】サンレイポケット
「気持」8、「動き」8、「時計」8
栗東坂路で2頭併せの内目(仕掛け)
トビは低めですが脚捌きは非常に軽快さです。
身体の使い方が上手いですし、仕上がり自体は
毎日王冠の時と同等以上にはあると思います。
相手は強いですが、自分の力は出せるでしょうね。

◆考察
やや距離が短いと思われた毎日王冠でも3着と健闘。
その後のレースは勝負どころでの進路選択が噛み合わずに
微妙な結果に終わっていますが、力はつけていますね。
今回は秋山騎手とのコンビ。これは悪くないと思います。
左回り、そして中京コースも得意としていますし
差しが決まるような展開になるようなら、といったところ。
昇級前は常に上がり1位もしくは2位だったものの、
重賞では上がり3位がやっと
なので、メンバーレベルが高い
今回は、あっても3着が精一杯かな?という印象です。
状態の良さでどこまで食い下がれるかでしょうねぇ。
馬場は不問なので鞍上のエスコート次第でギリギリ出番? 

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ジナンボー
※水曜段階で追い切り映像無し

◆考察
ジャパンC、大阪杯、そして天皇賞(秋)といったG1で
揉まれていますので経験値としては、他の伏兵陣よりも
高いです。重賞未勝利ではありますが、レース内容的には
少しずつ成長を感じ取れますから、G2でもやれる力は
備えているでしょう。
今回はG2といっても有力どころはG1レベルですので
どこまで食い下がれるかといったところ。
先日も書いたとおり、近年の金鯱賞はG1の前哨戦に
位置付けられているため、逃げ馬不在によって
普段逃げない馬が超スロー逃げに持ち込んで粘るケースが
目立ちます。この馬が逃げる可能性は否定できないものの
スタートが不安定
なのがややこしい。


【A】デアリングタクト
「気持」8、「動き」8.5、「時計」8
栗東坂路で単走(仕掛け)
これまでの最終追い切りよりも時計が速め。
休み明けの分かな?と思いますが、動き自体は
1週前と比べてかなり良い。攻め駆けしない印象が
ありましたが、これは成長なのかなと。

◆考察
ジャパンCに関してはコントレイルより前の位置を取った
までは良かったんですが、肝心の勝負どころでモタついて
先を行かれての3着。ただ最後巻き返した脚は凄かった。
多頭数になった時の不器用さみたいなものは残る印象で
今回は立場的に負けてはいけないかなと思います。
松山騎手自身もそれを口にしていますからね。
しかしながら、負けないとは限らないのが競馬ですし
相手も決して弱くはないので、足元を掬われる可能性も
なきにしもあらず。
ただ、思ったよりも仕上がってるな、と感じましたので
まず3着以内は堅いでしょう。さすがにここは……。


【B】ブラヴァス
「気持」7、「動き」6.5、「時計」6.5
栗東Pで単走(馬なり)
今までと比べると若干テンションが高いかなと
思いますが、制御に苦労するレベルでは無さそう。
気合い乗りと捉えていいでしょう。
完歩が少し小さいのはいつものこと。まあまあ。

◆考察
この厩舎、このオーナーらしく、古馬になってから
順調に成長している1頭で昨年はG3で安定した成績。
やや瞬発力が物足りない印象はありましたが、ここのところ
その面も徐々に改善されてきているように思います。
ここの結果次第では大阪杯に向かうのかな?
まだG1レベルでは荷が重い気はしますが、馬券内に
好走するためには、出来るだけ後ろにならないこと。
さすがにG1馬たちを牛蒡抜きする脚は無いですからね。
道悪だった七夕賞でも好走してはいますが、本質的には
あまり得意ではない印象。馬場が渋るならマイナスかな
伸び代は感じますし、ここはどうなるか分かりませんが
この先が楽しみな1頭です。

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【A】ペルシアンナイト
「気持」7.5、「動き」8.5、「時計」8.5
栗東CWで単走(終い強め)
首の使い方が少し硬めで力みがあるのは
いつものことですが、普段あまり出来ていない
ことが多い手前替えも今回は出来ていますね。
脚捌きは力強い。そしてかなり攻めてきた印象。

◆考察
近走は札幌記念で2着したくらいで、パッとしない成績に
見えますが、パフォーマンス的には落ちていない印象。
むしろ、有馬記念で7着まで頑張れたのは個人的には意外。
昨年の富士SやマイルCSあたりを見ると、距離的にも
今はマイルでは忙しいのかなと思います。
一方、折り合いは難しいタイプなので最近は鞍上を固定
出来ているのは良いこと。大野騎手とは合いますね。
置かれた立場的にはキセキと似ていて、やはりどこかで
勝ちたい。だからこその現役続行ではないでしょうか。
もし昨年1つでも勝っていたら引退していた気がします。
想定では8人気。個人的には「え?ほんとに?」と。
いくらなんでも舐められ過ぎですね。そう思います。
カチカチの高速馬場も良くない一方、宝塚記念のように
緩すぎてもダメ
な馬。中途半端な馬場希望。


【B】ポタジェ
「気持」7、「動き」7、「時計」6
栗東芝で2頭併せの内目(ほぼ馬なり)
脚捌きに柔らかさがあって手前替えが非常に
スムーズな点は好印象。想像したより器用かも。
ただ、間隔が詰まったというほどではないのに
負荷がかなり軽く感じます。これでいいのか?

◆考察
想定3人気。こちらも逆に「え?ほんとに?」と。
(同じじゃねえか!というツッコミはしないでくださいね)
確かに4連勝中の勢いが示すとおり成長は感じますが、
前走にしても、例えば天皇賞(秋)当日と比べれば速い馬場。
未勝利の1800㍍戦で1分45秒台が出るくらいですから
正直、目立った時計でもなく、斤量の恩恵がない今回は
試金石と言えるでしょうね。川田騎手では全勝していて
他の騎手では全敗している
のも偶然ではないでしょう。
ズブい印象があるので、そういう結果は頷けます。
普段から最終追い切りはポリトラックで追っていますが
今回は初めて"芝"での追い切り。ここに来てパターンが
変わっているんですよねぇ。1週前の負荷もいつもよりも
控え気味ですし、ちょっとそこは気になります。
馬場は厭わない馬だと思いますが、勢いだけでやれるのか
それともやれないのか。注目したいですね。


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最終追い切りもそうですが、1週前追い切りの時計を見て
「お!?」と感じたのがこの馬。
パッと見では分かりづらいんですが、5F65秒台または
それ以上に速い時計を1週前に出したのは、キャリアを
通して6回。ただ、最後にこれを記録したのは1年半近くも
前のことで、かなり久々なんですよね。
ちなみに、過去6回のレース成績は(3-1-1-1)と良好ですし
好走した5回にはG1も3回含まれていますから、
良い頃のパターンで仕上げてきた印象。これは……唸る。


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