こんにちは～、Tomyです。
先週の重賞は色々と感動的というか、ジーンとしたシーンが
ありましたね。
予想は出しませんでしたが、京都大賞典から振り返ります。
まあ、一言でいうと『Ｇ１実績馬が強かったレース』。
レースは前半スローでしたけど、後半は11秒台のラップが
続くタフなスタミナ勝負となりました。
不良馬場の菊花賞を勝ったキセキ、タフな良馬場だった
菊花賞でコントレイルを苦しめたアリストテレスが上位に
来るなかで、５年ぶりの勝利となったのがマカヒキ。
スタートから押して出ていってあくまで勝ちにいく競馬。
このところ、反応が鈍く上がりが掛かるレースでしか
好走チャンスが無かったマカヒキにとっては絶好の展開では
あったんですが、最後の５０㍍の脚はダービー馬のそれ。
前を行く２頭もさすがにバテて失速していたにせよ、
それを差しきったのは立派だったなと思いますね。
陣営・オーナー・マカヒキ自身にとっても勝つことへの
執念が実ったのかなと。５年は…長い。よく耐えました。
一方、毎日王冠は、作曲家すぎやまこういちさんを偲んで
グレード・エクウス・マーチ、Ｇ１ファンファーレを
使用する粋な計らい。これも何だかジーンと来ましたね。
レースはだいたい想定したとおりのラップではありましたが
単純に上位２頭が強かったですね(^-^;
ダノンキングリーの川田騎手が『あまりにも前半が遅くて』
動いていきましたが、実際のペースはそんなに遅くはない。
この日のダノンキングリーの調子が良いぶんだけ
遅く感じたということもあったのかなと思います。
勝ったシュネルマイスターは逆に『動いていけなかった』
とルメール騎手がコメントしていましたが、最後の末脚は
見事と言えますし、次走でコンディションが上がってくれば
古馬Ｇ１を勝つことも視野に入ってくるでしょう。
◎ヴェロックスは結果は残念でしたけど、マカヒキ先輩を
見習って諦めずにこれからも復活目指して頑張ってほしい。
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さて、今週は秋華賞。
サトノレイナスが回避したのは残念ですが、
二冠を分けあったソダシ、ユーバーレーベンが出てきますし
トライアルを勝った２頭なども含めて好メンバー。
今年は阪神開催というのがポイントになりそうですが、
非常に楽しみです。
それでは、過去１０年の傾向を見ていきましょう～。
※枠番別、脚質別データは京都開催ではないので割愛します
【所属】
美浦 (1-3-1-66) 連対率5.6% 複勝率7.0%
栗東 (9-7-9-81) 連対率15.1% 複勝率23.6%
基本的に関東馬は分が悪いのですが、
地元で走れるオークスで５着以内に入れていた実力のある
関東馬であれば(1-3-1-7)と実は悪くない成績です。
なお、この好走５頭のうち３頭は＂国枝厩舎＂ですから
アカイトリノムスメは関東馬の中では注目の１頭。
それに対して、オークス５着以内に入っていなかった
関東馬は一気に成績が落ちて(0-0-0-59)ということですから
ファインルージュあたりは黄色信号？
【当日人気】
１人気 (4-1-1-4) 連対率50.0% 複勝率60.0%
２人気 (1-3-0-6) 連対率40.0% 複勝率40.0%
３人気 (4-0-1-5) 連対率40.0% 複勝率50.0%
４人気 (1-2-1-6) 連対率30.0% 複勝率40.0%
５人気 (0-2-1-7) 連対率20.0% 複勝率30.0%
６～10人気 (0-2-5-43) 連対率4.0% 複勝率14.0%
１１人気～ (0-0-1-76) 連対率0.0% 複勝率1.3%
勝ち馬は全て４人気以内から出ていますので、
大波乱というのはなかなかありません。
中穴が２，３着に食い込む余地は十分考えられますが
極端な大穴はかなり厳しいですね。
【キャリア】
４戦 (1-1-1-4) 連対率28.6% 複勝率42.9%
５戦 (2-1-0-16) 連対率15.8% 複勝率15.8%
６戦 (3-2-2-20) 連対率18.5% 複勝率25.9%
７戦 (1-4-1-27) 連対率15.2% 複勝率18.2%
８戦 (2-1-3-17) 連対率13.0% 複勝率26.1%
９戦 (0-1-3-21) 連対率4.0% 複勝率16.0%
１０戦～ (1-0-0-38) 連対率2.6% 複勝率2.6%
キャリア８戦以内がベターでしょう。
【前走レース】
ローズＳ (3-5-7-56) 連対率11.3% 複勝率21.1%
Ｇ３紫苑Ｓ (2-3-0-20) 連対率20.0% 複勝率20.0%
オークス (3-0-0-12) 連対率20.0% 複勝率20.0%
クイーンＳ (1-0-0-4) 連対率20.0% 複勝率20.0%
ＯＰ紫苑Ｓ (1-0-0-24) 連対率4.0% 複勝率4.0%
３勝 (0-0-1-0) 連対率0.0% 複勝率100%
２勝 (0-2-1-16) 連対率10.5% 複勝率15.8%
１勝 (0-0-1-9) 連対率0.0% 複勝率10.0%
最近はオークス直行組の勝利も目立ち始めましたね。
また、毎年馬券に絡むローズＳ組ですが、昨年は中京開催に
なったことで繋がりが薄くなってしまったせいか
馬券絡みがありませんでした。
ただ、今年は本番も舞台が違いますので考えものですね。
紫苑Ｓ組については、重賞になる以前は全く歯が立たない
傾向にありますが、重賞になってからはメンバーレベルも
多少上がって本番でもチャンスが出つつあります。
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【前走人気】
◆前走重賞組
１人気 (6-1-1-8) 連対率43.8% 複勝率50.0%
２人気 (1-3-1-10) 連対率26.7% 複勝率33.3%
３人気 (1-1-0-7) 連対率22.2% 複勝率22.2%
４人気 (1-0-1-10) 連対率8.3% 複勝率16.7%
５人気 (0-1-1-8) 連対率10.0% 複勝率20.0%
６～９人気 (0-2-1-29) 連対率6.3% 複勝率9.4%
１０人気～ (0-0-2-23) 連対率0.0% 複勝率8.0%
◆前走ＯＰ特別以下
１人気 (1-2-3-14) 連対率15.0% 複勝率30.0%
２人気～ (0-0-0-37) 連対率0.0% 複勝率0.0%
前走重賞で人気薄の評価だった馬は本番でも厳しめ。
また、ＯＰ特別や条件戦を使ってきた馬については
前走１人気になっていることが、好走の最低条件です。
ただ今年に関しては、条件戦組のほとんどが除外濃厚。
【前走着順】
◆前走重賞組
１着 (5-1-2-12) 連対率30.0% 複勝率40.0%
２着 (2-1-1-12) 連対率18.8% 複勝率25.0%
３着 (1-3-1-11) 連対率25.0% 複勝率31.3%
４着 (1-1-1-9) 連対率16.7% 複勝率25.0%
５着 (0-2-0-5) 連対率28.6% 複勝率28.6%
６着～ (0-0-2-46) 連対率0.0% 複勝率4.2%
前走重賞で６着以下に負けている馬の巻き返しは少ない。
連対さえ難しい傾向です。
＂叩きだから度外視＂は秋華賞ではほとんど通用しません。
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オークスで３着以内に好走した馬の秋華賞の成績は
過去１０年で(6-3-2-10)とまずまず。というか意外と
絶対的ではないな、とも感じるところです。
ただし、凡走に終わった１０頭のうち８頭は臨戦過程に
不安要素を抱えていました。
エリンコート・ピュアブリーゼ・エバーブロッサム、
バウンスシャッセ・ウインマイティーなどの６頭は
トライアルでよもやの大凡走をかましており、
ラッキーライラック・ウインマリリンの２頭は中間に
頓挫があり、本来の力を発揮できませんでした。
オークス好走馬の中でも、強く買える条件としては
『トライアルでキッチリ好走してきた馬』
もしくは『予定どおりの調整で直行する馬』
このどちらかとなりますので、今年の注目はこの１頭。
それなりの印を打とうと思います。
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基本的に関東馬は分が悪いのですが、
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なお、この好走５頭のうち３頭は＂国枝厩舎＂ですから
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それに対して、オークス５着以内に入っていなかった
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【前走人気】
◆前走重賞組
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３人気 (1-1-0-7) 連対率22.2% 複勝率22.2%
４人気 (1-0-1-10) 連対率8.3% 複勝率16.7%
５人気 (0-1-1-8) 連対率10.0% 複勝率20.0%
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１０人気～ (0-0-2-23) 連対率0.0% 複勝率8.0%
◆前走ＯＰ特別以下
１人気 (1-2-3-14) 連対率15.0% 複勝率30.0%
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２着 (2-1-1-12) 連対率18.8% 複勝率25.0%
３着 (1-3-1-11) 連対率25.0% 複勝率31.3%
４着 (1-1-1-9) 連対率16.7% 複勝率25.0%
５着 (0-2-0-5) 連対率28.6% 複勝率28.6%
６着～ (0-0-2-46) 連対率0.0% 複勝率4.2%
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＂叩きだから度外視＂は秋華賞ではほとんど通用しません。
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過去１０年で(6-3-2-10)とまずまず。というか意外と
絶対的ではないな、とも感じるところです。
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頓挫があり、本来の力を発揮できませんでした。
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