こんにちは~、Tomyです。
NHKマイルCの
有力馬考察をしていきますが、
その前に、このレースの質についてとマイル重賞実績を
持たない距離短縮馬の好走パターンについての見解も
書いておこうと思います。
【3着以内馬の上がり分布】
33.5秒以下 0頭 (0-0-0)
33.6~33.9秒 12頭 (4-4-4)
34.0~34.5秒 11頭 (3-4-4)
34.6秒以上 7頭 (3-2-3)
差し・追込が決まることもあるレースではあるものの、
好走馬の上がりを見ると『33秒前半の馬は皆無』です。
ペースも流れやすいので、そこまで上がりは速くならない。
古場戦のヴィクトリアM、安田記念はワンランク上の末脚が
求められますが、この時期の3歳馬にそれを求めるのは酷。
どちらかというと、スピードの持続力のほうが重要であり
瞬発力だけでどうにかなるレースではないと言えます。
【上がり最速馬の成績】
前走上がり最速 (0-2-3-24)
NHKマイルCで上がり最速 (1-3-1-7)
上がり分布の話に少し繋がる話ですが、前走で上がり最速を
マークした馬が1勝も出来ていない特徴があります。
そもそもこのレース自体は上がり最速馬の成績は微妙で
最後の3Fだけでなく、その手前から脚を持続させることが
重要なので、上がりのみでは届かないケースが非常に多い。
【マイル重賞未経験且つ距離短縮で好走した馬】
◆前走レースでの初角位置
シュネルマイスター 弥生賞 2番手
ギベオン 毎日杯 5番手
アルビアーノ フラワーC 1番手
キングズオブザサン 皐月賞 5番手
フラムドグロワール 京成杯 2番手
距離短縮で好走したのは過去10年で『12頭』。
このうち、マイル重賞未経験だったのは上記の5頭ですが
どの馬も前走は最低でも初角5番手以内につけていました。
経験したことのないペースを走ることになるわけなので
追走力という点は当然懸案事項になってきます。
遅いペースの差し競馬しか経験がない馬はどうしても疑問が
残ってしまいますね。
上記を踏まえたうえで、有力馬考察をしていきましょう。
◆インダストリア
前走は距離が長いというより、不器用さが出たことと
展開が向かなかったことが大きいかなと思いますね。
モタれる癖は相変わらずで、片側だけチークピーシズを
着用して臨みましたが課題が残る内容でもありました。
末脚は魅力ですが、先述のとおり前走上がり最速馬は
勝ちきれておらず、マイル重賞でも実績がなくスローの
差し競馬しか経験していない点から追走力の面で不安。
ローテーション的にはシュネルマイスターと似たような
ものですが、レース内容が似て非なるものと言えますし
正直、勝った2戦のメンバーレベルはかなり低いです。
兄にこのレースで好走したケイデンスコールが居ますので
血統的には良いですが、兄はほぼマイルを使っています。
この馬はほぼマイルを使っていません。ちょっと違う。
鞍上がレーン騎手ということもあって人気になりますけど
ペースへ対応出来ない可能性も普通にあるでしょうし、
対応出来ても届かない可能性が高いのではないかと見ます。
◆キングエルメス
京王杯2歳Sはスローペースの中、先行抜け出しで勝利。
当時は馬場が荒れ気味でしたが結果的には前残りですし、
人気も無く、マークも薄い状況ですので額面どおりには
受け取れませんが、前走はペースもそれなりに流れましたし
故障明けという点を踏まえれば一定の評価は出来ますね。
当時2着のトウシンマカオは今ひとつの成績ですが、
3着のラブリイユアアイズは阪神JFで2着に好走しており
レースレベル自体も低くはないでしょう。
先行好位から立ち回るタイプですが、内枠を利している
部分もありますので、今回は外枠を引くと厳しいかも。
真ん中より内の枠を引ければチャンスはありそうですし、
前走はあまり強い負荷をかけずに様子見の仕上げで3着。
使った上積みに期待したいところ。
ただ、万全でない状態で前走好走しているため反動が
出ないとも言い切れず、最終追い切りをよく見た上で
印を打つか決めたいですね。
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◆ジャングロ
短距離的スピードの持続力があり、ゲートも速い馬で
初のマイルだったベゴニア賞は距離を考えたスロー逃げ。
ゴール手前まで踏ん張りましたが最後は決め手の差。
条件というより、溜め逃げがこの馬には合っていなかった。
反省を活かしたのが前走で、溜めすぎないように流して
持ち味を引き出す武豊騎手ならではの芸術的なラップ。
近年はトライアルを勝った馬が本番でサッパリですが
その要因としては、本番とラップの相関性が薄いことも
多いのが影響していると思いますけれど、今年はNZTも
アーリントンCもなかなか本番に繋がりそうなラップを
刻んでおり、実は面白いのではないかと思います。
上がり性能よりもスピードの持続力だけで粘り込むことが
出来るレースの性質を考えると意外に侮れないのかなと。
不安要素は意外なことに"ゲート"にあります。
スタートすればめちゃくちゃ速いですが、ゲートがあまり
好きではないらしく、すぐ出たがってしまうとのこと。
暴れてる間にゲートが空けば出遅れる可能性もありますので
できれば待ち時間の短い偶数番のほうが安全だと思います。
◆セリフォス
ダイワメジャー産駒ながら軽さが持ち味の馬ですね。
朝日杯FSは時計が掛かる馬場になりタフさが多少要求され
スタミナ面に余裕のあるドウデュースに負けているものの
十分対応できたと思いますし、マイル路線の中では最上位。
今回は異例のぶっつけ本番ローテを早々に決定しており
過去にあまりない臨戦。どういう結果になるか注目。
次走は安田記念に出走することも既に発表されていますので
ここで無様な結果は許されないでしょう。
休み明けでも高いパフォーマンスを出せる状態まで
仕上げるのが得意な中内田厩舎ですから普通に有力とみて
いいと思いますが、母父ナスルーラ系は過去10年で30頭近く
出走するも3着1回があるのみで連対していないので
ダイワメジャー産駒という点は推せますが、100点満点の
血統構成かといえば、実は微妙な部分もあります。
年明けから走っていませんので力関係の逆転があるのか
無いのかは分かりづらく、当然人気にもなるでしょうから
ここから素直に買うべきか、相手にするかは悩みどころ。
◆ダノンスコーピオン
朝日杯FSは3着に好走しており、こちらも能力的には
上位の1頭であることは間違いないでしょう。
休み明けの共同通信杯は仕上がり不足が見ていますから
コースや距離が合わなかったとは思いません。
前走のアーリントンCはタイセイディバインを目標に
比較的スムーズな競馬をして勝利。復調を印象付けました。
トライアル勝ち馬が本番では全く好走していない近年の
傾向は若干気になるところですが、簡単に軽視するのも?
ただ、勝った3戦はすべて、直線で併せ馬のかたちには
していないことから、競り合う競馬がよろしくなさそうで
真ん中より内枠だと思うような末脚を発揮できない可能性は
高いかなと感じています。6~8枠が良いでしょう。
間隔を詰めて使ったことがない馬ですから、肉体的な
上積みがあっても精神的な部分と合致できるかがポイント。
馬体もまだ幼さを残している印象で、良くなるのはもう少し
先なのかなとは思いますから、現状でどこまでやれるか。
強いのは確かですが、いまのところ器用な競馬が出来ない
タイプに見えますので恐らく大味な競馬になるでしょう。
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◆プルパレイ
ここ2走は出遅れているのですが、先頭に立つと気を抜く
タイプでしたから、逆に後ろからの競馬になったことで
持ち味が出ているとすら思いますし、良いほうに出ている。
クロッカスSは1400にしては超スローな流れでしたから
後ろから外を回って32秒5の上がりでも2着が限界。
一転してペースが流れた前走は内をピッタリと回っていき
空いた隙をうまく出てくる競馬。
あれを出来るなら今回も内枠でも良さそうには見えますが
鞍上のデムーロ騎手は、いつも言うように東京の芝G1だと
4枠より内の成績は人気に関係なく悪いのが大きな特徴。
NHKマイルCに於ても1~4枠は(0-0-0-4)、5~8枠が
(2-1-0-0)と極端な成績差が出ていますので、買うのであれば
真ん中よりも外の枠が絶対条件です。
中京に比べてコーナーが緩やかな東京コースの場合、
外枠の馬が遠心力で外に振られにくいし、内が空きにくい
傾向にもありますので、前走ほど楽に捌けないと思います。
基本的に内を捌くのは得意ではありませんからね。
◆マテンロウオリオン
NHKマイルCと相性の良いダイワメジャー産駒であり
鞍上もこのレースを得意とする横山典騎手というのは魅力。
穴を持ってくることもありつつ、5人気以内騎乗時の成績が
(2-4-1-3)ということで、現役騎手の中で最も安定。
前走は上がり最速で前を行くジャングロを捉える勢いで
上がっていきましたが、抵抗されて勝ちきれず。
本来なら差し切っておかしくないのですが、ジャングロが
強いのか、この馬が甘くなってしまったのか……。
前走負けた馬を狙うべき近年のトレンドには嵌まるので
買いたい1頭ではありますが、前走のように上がり最速で
突っ込んできても届きにくいのがNHKマイルCです。
ただ、この馬の場合はシンザン記念で先行して勝っており
100%後ろから行かなければいけないタイプではないので
当日の枠列びによっても位置取りは変わりそう。
10番手より前に居れば勝つチャンスもあるでしょうね。
先週は息子の和生騎手がG1初制覇ということで父親として
発奮材料になっただろうし、今週は親父の出番!?
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入ってきますが、もっと穴っぽいところでいえばこの1頭。
前走は初の右回り、初の1周競馬で全く力を出せず。
3コーナーあたりでは既に手応えも悪く、良いところが
一切出なかった印象で、結果的には左回りのワンターンに
慣れすぎていたことが敗因かなと思います。
走り慣れた左回りのワンターンで巻き返しがあってもいい。
持ち時計自体はそこまで速くないので詰める必要はあると
言えますが、前走の敗戦だけで人気を大きく落としそうで
妙味も出てきますし、相手なりに好位で運べれば面白い。
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ダイワメジャー産駒ながら軽さが持ち味の馬ですね。
朝日杯FSは時計が掛かる馬場になりタフさが多少要求され
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十分対応できたと思いますし、マイル路線の中では最上位。
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過去にあまりない臨戦。どういう結果になるか注目。
次走は安田記念に出走することも既に発表されていますので
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休み明けでも高いパフォーマンスを出せる状態まで
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出走するも3着1回があるのみで連対していないので
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血統構成かといえば、実は微妙な部分もあります。
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走り慣れた左回りのワンターンで巻き返しがあってもいい。
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