こんにちは~、Tomyです。

 先週の菊花賞は思いきってヤマニンゼストを本命に
してみたんですが、結果は6着。
道中は想定どおりの位置。ただ、当日は外差しの傾向で
各馬が外に進路を求め、ヤマニンゼストも外を選択。
ただ、これがかえってごちゃごちゃしてしまう羽目に。
4角でプラダリアにカットされて追い出しが遅れるなど
所々痛い部分もありました。
 後ろ死んだふりをしていた超伏兵のシホノスペランツァが
空いた内を突いて5着になっていますので、結果的には
馬場傾向に則った騎乗をしたのが裏目に出ました。
まあ、あの感じだと上手く行っていても4着でしょうが…。

 スタートからセイウンハーデスがダッシュを決めて
ハナに立ち、想像以上のハイペースを演出。
アスクビクターモアにとっては非常に良い展開でしたし
あまりにペースが速いため、昨年を遥かに上回るタフな
流れになってしまいましたね😅
 勝ったアスクビクターモアも勿論見事なんですが
個人的には『馬混みに入れられない後方一気の馬』と
思っていたボルドグフーシュが、あんな位置に居ることが
もうハズレの始まりでしたね……
『あんた馬込みいけんのかい!!』と言いたくなるような
見事な立ち回りでした。
 スクリーンヒーロー産駒✖️吉田隼人騎手といえば、
ゴールドアクターで菊花賞3着しましたけど、乗り替わり
2戦目にしてあっと驚くような思い切りの良い乗り方。
これは感服します。スクリーンヒーローマイスターです😅
ゴールドアクターは天皇賞(春)では惨敗していますけど、
あれは8枠でもあったし、ボルドグフーシュは彼とタイプが
全く違いますので、この競馬が出来るのなら天皇賞(春)も
楽しみになるなぁと思います。
 3着のジャスティンパレスも…惜しかったですねぇ。
サメカツ、よく頑張ったと思いますし、昨年あたりから
感じていましたが、もうG1で買える騎手になったかな。
そのうち勝つでしょう。

 さて、菊花賞を気持ちよく(?)ハズしましたが、
天皇賞(秋)を当てられるよう
頑張って予想していきたいと思います。
 4年連続で的中🎯している相性の良いレースです。
引き続き参考にしていただければ幸いです(^_^)

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 それでは、過去10年の傾向を見ていきましょう~。

【馬齢】
 3歳  (1-1-1-9)   連対率16.7% 複勝率25.0%
 4歳  (3-6-4-26) 連対率23.1% 複勝率33.3%
 5歳  (6-3-4-35) 連対率18.8% 複勝率27.1%
 6歳~ (0-0-1-47) 連対率0.0% 複勝率2.1%

 6歳以上の好走例は非常に少なく、若い馬が優勢。
また、3歳馬の活躍度が高いレースではありませんでしたが
昨年はエフフォーリアが19年ぶり(※)に勝利。
これまでの3歳馬は菊花賞が既定路線でしたが、知っての
とおり、最近はこれをパスすることが増えています。
今年は3頭がこちらにエントリー。
菊花賞が京都開催に戻ったらまた違うのかもしれませんが、
ちょっと変革の時期に来ている気もしますね。
(※)東京開催では25年ぶり


【所属】
 美浦 (6-3-4-41) 連対率16.7% 複勝率24.1%
 栗東 (4-7-6-76) 連対率11.8% 複勝率18.3%

 やや関東馬優勢、という程度。関西馬でもそれほど
分が悪いというわけではありません。


【枠番】
 1枠 (1-3-0-12) 連対率25.0% 複勝率25.0%
 2枠 (1-1-0-14) 連対率12.5% 複勝率12.5%
 3枠 (1-0-3-11) 連対率6.7% 複勝率26.7%
 4枠 (4-0-1-14) 連対率21.1% 複勝率26.3%
 5枠 (1-3-1-14) 連対率21.1% 複勝率26.3%

 6枠 (1-1-1-14) 連対率11.8% 複勝率17.6%
 7枠 (1-2-2-16) 連対率14.3% 複勝率23.8%
 8枠 (0-0-2-22) 連対率0.0% 複勝率8.3%

 今週からBコース替わりとなりますので、内有利になる
ことも想定されますが、スタートしてすぐにコーナーを
迎えるコース形状のため、内過ぎず外過ぎない枠のほうが
序盤の立ち回りがやりやすい
印象です。
特にゲートが悪い馬が内枠に入ると、一気に前へ入られて
思うようなレースを出来なくなってしまいますからねぇ。
また、8枠は明らかに不利。どんな馬でも避けたい枠。


【脚質・上がり】
 逃げ (0-0-2-8)   連対率0.0% 複勝率20.0%
 先行 (4-5-2-25) 連対率25.0% 複勝率30.6%
 差し (6-4-3-50) 連対率15.9% 複勝率20.6%

 追込 (0-1-3-33) 連対率2.7% 複勝率10.8%

 1位  (4-5-2-2)   連対率69.2% 複勝率84.6%
 2位  (2-1-2-3)   連対率37.5% 複勝率62.5%
 3位  (2-1-0-5)   連対率37.5% 複勝率37.5%

4~5位 (1-0-2-16) 連対率5.3% 複勝率15.8%
 6位~ (1-3-4-91) 連対率4.0% 複勝率8.1%

 先行~中団のポジションから速い上がりを使う必要が
ありますが、3,4コーナー付近からペースが速くなり、
後半5Fの平均ラップは良馬場で58秒を切ることも多く
上がり3Fだけ使えればいいというわけではありません

早めに踏んで、更に直線で加速しなければなりませんので
スピード要求値そのものが高いハイレベルの中距離G1。

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【前走レース】
 毎日王冠  (3-1-5-37) 連対率8.7% 複勝率19.6%
 安田記念  (2-2-1-4)   連対率44.4% 複勝率55.6%
 宝塚記念  (1-3-3-14) 連対率19.0% 複勝率33.3%
 ダービー  (1-0-0-1)   連対率50.0% 複勝率50.0%

 天皇賞春  (0-1-0-5)   連対率16.7% 複勝率16.7%
 大阪杯   (0-1-0-0)   連対率100% 複勝率100%
 札幌記念  (1-1-0-15) 連対率11.8% 複勝率11.8%
 オールカマ (1-0-0-21) 連対率4.5% 複勝率4.5%
 京都大賞典 (1-0-0-13) 連対率7.1% 複勝率7.1%
 セントライ (0-1-1-0)   連対率50.0% 複勝率100%
 新潟記念  (0-0-0-7)   連対率0.0% 複勝率0.0%
 海外G1  (0-0-0-3)   連対率0.0% 複勝率0.0%

 優先出走権が与えられる前哨戦は毎日王冠・京都大賞典・
オールカマーの3つが挙げられますが、それらよりも
G1からのぶっつけの馬のほうが優勢になってきています。
 また、海外遠征からの帰国初戦の馬は出走頭数が少ない
ものの好走しておらず、あくまで前走国内G1組が良い。
今年エントリーするシャフリヤールはどうなりますかねぇ。


【前走G1組】
◆前走人気
 1人気  (4-3-1-2)   連対率70.0% 複勝率80.0%
 2人気  (0-2-2-1)   連対率40.0% 複勝率80.0%

 3人気  (0-2-0-6)   連対率25.0% 複勝率25.0%
 4人気~ (0-0-1-15) 連対率0.0% 複勝率6.3%
◆前走着順
 1着  (0-2-1-3)   連対率33.3% 複勝率50.0%
 2着  (2-0-2-1)   連対率40.0% 複勝率80.0%
 3着  (1-2-0-3)   連対率50.0% 複勝率50.0%

4~5着 (0-0-1-6)   連対率0.0% 複勝率14.3%
 6着~ (1-3-0-11) 連対率26.7% 複勝率26.7%

 前走2人気以内(特に1人気)、前走3着以内が好成績。
ただし、凡走した馬も舞台が替わって巻き返すことも
間々ありますので、注意しておきたいところ。


【前走毎日王冠組】
◆前走着順
 1着  (0-0-1-4)   連対率0.0% 複勝率20.0%
 2着  (1-0-1-5)   連対率14.3% 複勝率28.6%
 3着  (1-0-2-3)   連対率16.7% 複勝率50.0%
4~5着 (0-0-1-6)   連対率0.0% 複勝率14.3%
6~9着 (1-1-0-11) 連対率15.4% 複勝率15.4%
10着~ (0-0-0-8)   連対率0.0% 複勝率0.0%

 前走の着順に関して見ると、あまり大きな傾向はなく
ひと叩きして巻き返すパターンも見られます。
 ただし、最近は間隔を空けるローテーションが主流に
なりつつあるため、過去5年で見ると毎日王冠組全体が
(0-0-2-17)と微妙
で、年々存在感は薄れてきている印象。
どちらかといえば、マイルCSのステップに使われる場合が
増えてきましたよねぇ……。


【前走G2組(毎日王冠以外)】
※オールカマー、京都大賞典、札幌記念など
◆前走着順
 1着  (2-2-1-11) 連対率25.0% 複勝率31.3%
 2着  (1-0-0-9)   連対率10.0% 複勝率10.0%
 3着~ (0-0-0-33) 連対率0.0% 複勝率0.0%

 毎日王冠以外のG2で3着以下は巻き返しは難しい。

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【血統傾向】
◆父系統
 日本型 (3-9-5-80) 連対率12.4%
 欧州型 (7-1-4-45) 連対率14.0%
 米国型 (0-0-1-8)   連対率0.0%
◆母父系統
 日本型 (6-0-2-39) 連対率12.7%
 欧州型 (3-6-3-45) 連対率15.8%
 米国型 (1-4-5-46) 連対率8.9%

 複勝率を見るとぼんやりしてしまうので連対率のみを
書きましたが、欧州血統を持っている馬が好成績です。
米国血統も全くダメではないですが、過去10年で1勝に
留まっており、タフな末脚勝負になりやすい天皇賞(秋)では
詰めが甘くなりやすい傾向です。
 昨年は三強決着に終わりましたが、その中で勝ったのは
欧州血統を持つエフフォーリア。
米国血統を持つコントレイル、グランアレグリアは最後の
最後で僅かに伸びを欠いています。


【馬体重】
 ~469㌔   (0-1-2-25) 連対率3.6% 複勝率10.7%
 470~499㌔ (6-7-5-65) 連対率15.7% 複勝率21.7%
 500㌔~   (4-2-3-40) 連対率12.2% 複勝率18.4%

 同じ東京で行われる安田記念と同じく斤量は58㌔。
どちらも時計が速く、過酷な条件であるため馬格は重要。
470㌔未満の馬はかなり分が悪い傾向です。
連対したのは昨年のコントレイルただ1頭のみとなっており
相当な実力があっても小さい馬は明らかに不利。

▲470㌔未満が見込まれる馬
 シャフリヤール 推定450㌔前後   可能性大
 バビット    前走474㌔(+14)
 パンサラッサ  前走470㌔(-6)
 ポタジェ    前走466㌔(+2)
 マリアエレーナ 前走424㌔(-2)  可能性大


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 昨年は三冠馬コントレイル、女傑グランアレグリアが
居る中で3歳馬のエフフォーリアを本命にしましたが
今年はこの馬に注目です。
 個人的には古馬のラインナップは昨年同様決定打に
欠ける印象です。(レベルが低いという意味ではなく)
1番不利なデータが少ない馬を本命にしようとすると、
どうしてもこの馬が挙がってくるんですよ。
私は滅多なことでは頭固定で馬券を買うことは無いですし
今回も恐らくそういう買い方はしないですが、軸としては
信頼したい1頭です。
 8枠はどんな馬でも嫌ですし、当然この馬が8枠に入って
しまうのも嫌ですが、それでも本命は揺るがないかな。
展開的に例年より流れる可能性があるということを念頭に
置くと、ペース判断の正確性と脚質の自在性、臨機応変な
乗り方が出来る鞍上は心強い。
 今年は存在感が少し薄いですが、今週から短期免許の
外国人ジョッキーが来日。ついにこの人がエンジンをかける
タイミングがやってきたのではないでしょうか。

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