こんにちは~、Tomyです。

今回は天皇賞(春)
有力馬考察をしていきます。

 タイトルホルダーとアスクビクターモアの対決……
というか、横山兄弟の対決も大きな注目ポイントです。
ましてや脚質が近い2頭だけにバチバチ感もあり(笑)
3度目の正直といきたいディープボンドも居ますし
今年はルメール騎手も有力馬に騎乗しますからねぇ。
長距離は騎手で買え、というのは
以前から言われていますし、実際のところそうでしょう。
まあ、リーディング上位だから良いわけではないのも
周知の事実ではありますが……。

それでは上位人気6頭の考察です。
記事の最後には気になる穴馬も1頭挙げていますので
併せて参考にしていただければと思います。


◆アスクビクターモア
 秋初戦のセントライト記念は負けたもののこれは叩き。
続く菊花賞では2番手から進めて強気に動いて押し切り。
走破時計は前年より2秒速く、ペースも厳しかったですし
2,3着馬に迫られましたが、かなり強いレースでした。
 有馬記念は自重して迎えた年明け初戦日経賞はまさかの
出遅れが響き後方に。馬場が悪すぎたこともありますし
慣れないポジションからの競馬は無理がありました。
2度続けて出遅れることは無いと思いますし、前走ほど
馬場が悪くならなければ巻き返せていいでしょう。
 番手からの競馬は得意ですし、厳しいペースもOK。
高速決着だったダービーでも好走しているということは
大箱の部類に入る京都外回りを走る上で高く評価
できます。
タイトルホルダーに鈴を付けられるだけのポテンシャルと
対応力は持っているのは間違いない。
菊花賞、ダービーの走りを見ると、タイトルホルダーの
ペースでも問題なく付いていけるイメージ
は湧きます。
 前走の"ポカ"はありましたが、前年の菊花賞馬ですし
想定オッズほど人気落ちするとは正直思いませんでした。
まあ、実際にはどうなるか分かりませんが、実積との
バランスでは妙味も出そうですね。
不安要素
 京都競馬が2年半に亘り開催休止となっていたため、
若手である武史騎手の京都での騎乗機会はかなり少なく
外回りコースは1度しか経験が無い
というのは若干不安。
まあ、そのレースは7人気で4着ですから悪くはないですし
阪神芝でも初勝利は菊花賞だったことからも、それだけで
嫌うべきとは言いませんが、阪神と違い経験自体が無い。
今週土曜日も、東京で騎乗するんですよねぇ……。
 ちなみに競馬学校卒業時に抱負として「腕が問われる
天皇賞春を勝てる騎手になりたい
」と語っていますが
先程の共同会見でも全く同じことを言っていました。
真っ直ぐな志はあの頃から何一つ変わっていないようです。


◆シルヴァーソニック
 昨年の天皇賞春はゲートで落馬競走中止。ゴール後の
一件も話題になりましたが、大ケガに至らずよかった……。
仕切り直しの目黒記念は骨瘤で回避。休養に入りましたが
復帰戦となったステイヤーズSはレーン騎手で見事に勝利。
前走のレッドシーターフハンデは当然メンバーレベルは
高くはないですが、今年のAJCCで2着に好走した
エヒトが力を出せなかった一方で難なく楽勝しています。
2戦とも長距離のお手本のようなレース。さすがの鞍上。
 折り合いに不安が無いというのは武器の1つであり
乗り手に従順
なタイプで、長く良い脚を使えますので
京都の外回りコースもまずまず合っているように感じます。
相手なりに走れるので大崩れしていないのも特徴でしょう。
 鞍上のレーン騎手は当然京都競馬場は当日が初めてですが
JRAの各コース初騎乗日に重賞勝利を挙げたことが3度
あるように、不安視する意味は特に無いかなと思います。
オーストラリアのほうがトリッキーなコースが多いですし
世界を股にかけるジョッキーにとっては恐らく愚問。
古馬の芝重賞でディープインパクト系産駒以外に騎乗すると
(11-2-3-2)というチート的な好成績
を残していますから
それだけでも十分怖いです。馬以上に騎手が強すぎる。
不安要素
 昨年のステイヤーズSに関しては、天皇賞春5着馬の
アイアンバローズ、翌年の日経賞3着のディアスティマが
出走していますので、このレースとしてはレベルは
そこそこ高かったとは思いますが、本当の意味でG1級を
相手にするにはちょっと実積的にどうか
なと思います。
OP入り後は長距離ばかりを走っているため、本質的な
能力値は測りづらく、終わってみればスピード不足だった

なんてことは容易に想像がついてしまいます。
想定4人気は明らかに鞍上によるもの。まあその鞍上が
めちゃくちゃ強力なんですが……。
 また、海外遠征帰りで完全な休み明けでもありませんので
状態面をキープ出来ているかがポイントになるでしょう。

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◆ジャスティンパレス
 デビュー当初から外国人騎手を起用し続けていたあたり
期待度の高さが窺えますが、ホープフルSやダービーは
直線でフラフラする場面があるなど幼さもありました。
 秋初戦の神戸新聞杯では好位につける今までと違う
競馬で勝利すると、厳しいペースだった菊花賞でも3着に
好走しており、春までに比べて随分と成長した印象。
続く有馬記念はポジションに拘りすぎて展開負けに
終わりましたが、年明け初戦の阪神大賞典では見事に快勝。
直線で若干詰まりかけましたが、焦らずに誘導したのは
さすがのルメール騎手。昨年は長距離部門の相棒が不在
でしたが、今年は有力馬を手にしており期待が高まります。
 昨秋以降は、調教の負荷レベルも上げられるように
なっており、成長の一助に
なっていると思いますし、何せ
ルメール騎手が前哨戦をきっちり勝って臨む場合の
G1成績は異常に好走率が高い
ですから勝ち負け必至。
 3歳春のクラシック期は成長途上の段階に留まっていた
ディープインパクト産駒は天皇賞春でも期待できますね。
フィエールマンやワールドプレミアといったところに
続けるか注目。京都コースというのも向くと思います。
不安要素
 前走が阪神大賞典・日経賞だったディープインパクト産駒
における天皇賞春の成績は(0-0-1-8)
と実は奮っていません。
菊花賞5着以内の実積を持つ馬に限定しても(0-0-1-4)。
もっとも、このうち前走勝って臨んでいたのは2017年の
サトノダイヤモンド(3着)だけではあるんですけども、
間隔が詰まることに加え、3000㍍戦を使ったあとだけに
状態面がどうか、というのは気になるかなと思います。
 あと、極度の道悪はあまり宜しくない……でしょうね。
経験は無いですが、ディープ産駒らしい反応の良さを
感じる走り方をしていますので、出来れば良馬場希望。


◆タイトルホルダー
 昨年の天皇賞春はディープボンド以外はお世辞にもG1と
言えないメンバーでしたが、自身のラップ的には菊花賞より
強い競馬をしたと思いますし圧勝も頷けるところ。
続く宝塚記念はパンサラッサが作るハイペースの高速決着を
2番手から押し切り勝ち。ペースに戸惑う馬も多いなか
類い稀なスタミナを活かしての勝利でした。
 年末の有馬記念は2年前と比べて後半のスパートが
うまくいかず、凸凹ラップになってしまい惨敗しましたが
海外遠征による見えない疲れがあったのだと思います。
 今年の初戦は日経賞。不良馬場というコンディションと
斤量59㌔を克服して8馬身差の圧勝で見事に連覇。
2着馬は昨年と同じボッケリーニでしたが、状態面の良さと
道悪適性のぶん更に差が広がりました。強かったですね。
 血統的には京都開催時の天皇賞春では不振のミスプロ系
ですが、例えばサンデー系産駒なら何でもいいわけでない
のと同じで、ミスプロ系なら何でもダメとも限りません
ね。
実際、ドゥラメンテ産駒が京都を走ること自体が初めて。
ブラックボックス的なところはある
かなと思っていますので
あまり血統だけに固執せず考えたい1頭です。
結果的にダメだった時は……そういうことになりますが。
不安要素
 道悪でも高速馬場でも結果を出しているのですが
それらは「後半はゴール手前まで上り坂が無い内回り」。
即ち自然とスパートをかけやすいコース形態でしたが
今回は「向こう正面中間から3コーナーにかけて上り坂が
ある京都外回り」ですから、早めのスパートをしづらい

いわば"ジャパニーズ・ロンシャン"でしょうか。
阪神内回りに比べると、余力がある状態で4コーナーを
迎える後続馬が当然増えますので、逃げて押し切ることが
容易なコースではない。この点が1番のネック。
 また、59㌔を背負って不良馬場の中を自ら引っ張って
圧勝した前走の疲れがどうか
というのも気になります。

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◆ディープボンド
 昨年の天皇賞春はタイトルホルダーに1秒以上離されて
完敗してしまいましたが、意外と評価が高いのは次走の
宝塚記念のほう。かなりの高速決着になりましたが着差は
縮まっており、意外と中距離的なスピードが求められる
レースのほうが今は合う可能性も
あるなと感じました。
前走のような超ドスローの瞬発力勝負ではダメですが
 昨年の有馬記念は、海外遠征の疲れ……というよりも、
個人的には「枠」そして「雪の影響で輸送時間が相当
延びてしまった」ことのほうが大きかったと思っています。
一昨年の有馬記念も凱旋門賞帰りで好走しているわけで。
 前走は上記で述べたとおりペースが遅く、後半5Fの
ラップが58秒を切っています。さすがにこうなると
200%キレ負けしますし、そもそも追い切りの動きが
まだまだだな、と感じました。状態面も悪かった。
実際、馬体重からも太め残りの印象を受けましたね。
 近年の走りから、京都より阪神のほうが……と言いたく
なりますが、本格化前の3歳時にそこそこやれている点と
大トビである点から、コース自体は本来京都のほうが
力は出せるんじゃないかなと思う節も
あるんですよねぇ。
さすがに勝つのは難しいでしょうけど、崩れる確率は
意外と京都のほうが低いような気がしています。
不安要素
 仮に京都コースでパフォーマンスが上がったとしても、
今年は昨年のように軽い相手というわけではありません。
タイトルホルダーだけでなく、若くて力のある4歳馬が
3頭出走してきますので、6歳を迎えるディープボンドが
果たして通用するのか
、といえば微妙なラインかも。
本格化してからは京都コースを走っていませんので
やってみないと分かりませんが、全力では推しづらい。
 また、近走は他に敗因があるため見えにくいことですが
単純にピークアウトしている可能性も否定できません。


◆ボルドグフーシュ
 デビュー時から神戸新聞杯は、最後方に近い位置からの
ひたすら大外ぶん回しだった馬ですから、末脚は魅力でも
馬群に入れられない理由があるのかと思っていましたし
その脚質ではG1では厳しいので菊花賞で軽視しましたが
見事なまでに騙されましたね(苦笑)
 菊花賞は中団馬群の真っ只中での競馬を普通にしており
手応えよく3コーナーを過ぎた時点で"やられた"と。
「それが出来るなら先に言ってよ」と思ったものです……。
これは普通に吉田隼騎手の好騎乗と言っていいでしょう。
 続く有馬記念では再び後方からでしたが展開的にも
向きましたし、あの脚があるなら好走しても驚きません。
どちらかというとイクイノックスの強さが目立ちました。
 年明け初戦の阪神大賞典は超スローペースでしたから
ある程度位置を取って早めに仕掛けたのは勝ちに行く上で
正解
だったと思います。終いが浅くなってしまったのは
致し方ない
でしょうし、本質的にスローは合ってませんね。
 今回は、しっかりした逃げ馬もおり、前走のようなことに
ならないでしょうけど、後ろで脚を溜めるかたちのほうが
良さが出ると思います。反応が速いタイプではないので
下り坂を利用してうまく加速していきたいところでしょう。
不安要素
 天皇賞春では後方からでは嵌まらないことがほとんど。
捲るにしても仕掛けるタイミングが難しいと思います。
そこに来て重要なのは鞍上なんですが、川田騎手における
長距離G1の成績は過去10年で(0-0-1-16)。悲惨
です。
G2・G3は(0-3-2-4)なので、まだマシかもしれませんが。
 そもそも川田騎手、実は距離に関係なく京都の芝G1は
成績がよろしくありません。得意な阪神・中山と比べると
複勝率は半分以下となっており、京都そのものが微妙?
 また、血統的にはどう考えても天皇賞春に向いているとは
言い難い
のも気になるところ。ゴールドアクターのように
菊花賞・有馬記念は良くても天皇賞春は…というパターンも
考えられます。人馬総合して宝塚記念とか向きそうです。


気になる穴馬
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 クラシックでは馬券に絡むことはありませんでしたし
その後もほとんどOP特別やリステッドを使っていますので
重賞実績は他に劣りますが、買いたい1頭です。
 前走は久々の重賞で結果だけ見れば微妙ではありますが
内容的には力負けではなく、直線で前が壁になっただけ。
道中の運びは悪くなかったですし、個人的にはすぐにでも
重賞を勝てる力を付けているのでは、と思っています。
折り合いはそこまで苦労するタイプではありませんが、
かといって中距離的なスピードが不足しているわけでもなく
距離は比較的幅広く対応できる印象です。
 過去10年、6人気以下の好走馬は7頭いますが、
前走470㌔以上が(0-0-1-82)前走469㌔以下が(0-4-2-26)

なっていますので、コンパクトな馬が穴を空けやすい傾向。
今年は、この穴傾向に該当する馬がかなり絞られますが
そのうちの1頭としてもそうですし、3歳時に菊花賞で
掲示板に載っているという点も含めて面白いでしょう。

もっと大穴でも1頭居るんですけどね

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