こんにちは~、Tomyです。

すっかり遅くなってしまいましたが
宝塚記念
追い切り評価をしていきます。

 特に栗東滞在している関東馬は過去との比較が難しい面も
ありますし、ちょっと評価に悩む馬もいましたが全体的には
好印象だった馬が多かったですかねぇ。さすがにG1。

それでは早速いきましょう~。


追い切り評価について
【A+】【A】【B+】【B】【C】の5段階評価
 ① 当週(+あれば1週前)の映像から受ける印象
 ② 中間の調教過程
 ③ (過去映像があれば)縦の比較
上記①~③を総合的に評価します。
・過去好走馬の追い切り場所などが極端に出ている
 レースの場合は、その傾向を鑑みることがあります。
仮に追い切り評価が悪くとも、メンバーレベルなどを
 考慮したうえで最終的に印を回すことはあります
★あくまで1つの予想材料として捉えて頂ければ幸いです。

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【B+】アスクビクターモア
乗り込み量は十分で、時計的にも軽いわけではないですし
中間の動きも普段と変わらず。前走も悪く見えなかったので
体調自体はずっと安定しているんだと思いますけどね。
最終追い切りで手前がなかなか替わらなかった部分は
少しマイナスですが追い切りは左回り。今回のレースは
右回りですから、たぶんそこは大丈夫でしょう。

【B+】イクイノックス
2週前に栗東に移動していますが美浦でも乗り込んでおり
帰国後の調教量が足りていないということは無いでしょう。
1週前追い切りで少し口を割っていましたが、折り合いを
致命的に欠いたわけではないので許容範囲だと思います。
最終追い切りは今のこの馬としては個人的には普通な動き。
追い切りの見映えは有馬記念くらい。それが当たり前の馬。

【B】カラテ
この中間はCWも入れていますが追い切りに関しては
前走同様坂路のみ。併せ馬も無く全体的に軽めの調整なのは
少し気になりますが、追い切りの動き自体は悪くない。
前肢を高く上げてこの馬らしい力強いフットワークですし
力みも無く落ち着いているので距離そのものはこなせそう。
絶好調とは言えないかもしれませんがまずまず。

【A】ジェラルディーナ
1週前は発汗が目立ちますが時期的に考えれば普通ですし
何も気になりません。動きのほうも大阪杯の1週前より
身体も使えている印象で、確実に良化したかなと思います。
最終追い切りは全体時計は軽めで終いの反応を確かめる
程度でしたが、急激なギアチェンジでも慌てることは
ありませんし動けています。十分仕上がったと思います。

【B】ジオグリフ
イクイノックス同様に2週前から栗東に滞在調整中。
1週前の動きはまだ重さを感じましたが、全体時計からして
普段よりも攻めたところもあるでしょう。最終追い切りは
3頭併せの真ん中で少し力むところがありますが元から
そういうところはあるタイプ。ただ、良い頃と比べると
まだ少し物足りない印象です。実戦で変われるかどうか。

【B+】ジャスティンパレス
2週前は軽めですが、1週前は前走よりも早めに追い出して
かなり強い負荷。最終追い切りも馬なりに近いとはいえ
距離短縮を意識しているのか折り合いより負荷重視の内容。
動けていますし、3歳春までに比べてこれだけやれるように
なったのは成長。ただ初めて3000㍍級を2つ使った後で
やりすぎかも…とも思う。どちらに転ぶか。判断難しい。

【A】スルーセブンシーズ
美浦で乗り込んでから栗東に移動して2週続けてCW追い。
普段と同じく単走での調整ですが、ほどよい気合い乗りで
2週とも力強い脚捌きで走れていますし、1週前に比べて
当週のほうが素軽さが出てきているので休み明けですが
順調に状態を上げている印象ですね。実績はこのメンバーに
入ると劣りますが、動きそのものは見劣りませんよ。

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【A】ダノンザキッド
帰国初戦となりますが、乗り込みはしっかり行えています。
1週前は大阪杯に比べ、単走と併せ馬の違いこそありますが
CWでよく動けていますし手前替えもスムーズでした。
最終追い切りの坂路では手前替えの際に飛び上がってしまう
不器用さは見られますが、坂路ではこれが日常茶飯事ですし
今さら過度に気にする必要は無い。仕上がりは良い。

【A】ディープボンド
2週前・3週前に併せ馬を入れている点は昨年と違いますが
パターンとしてはほぼ同じで、調整方法は安定している。
最終追い切りは昨年より馬場が良いぶん時計も速いですが
これも内容的にはほぼ変わらずで、順調そのもの。
昨年は無印にしたものの追い切りは良く感じましたし
この点は今年も同じ。何も変わらない。普通に良い出来。

【B+】ドゥラエレーデ
前走の影響も感じさせず、中間の乗り込みはまずまずで
1週前追い切りは映像で見える範囲でもコーナーで口向きが
悪いところがあったのは気になりましたが動きは悪くなく
最終追い切りは口向きも修正されていましたし脚捌き自体は
素軽く見えますので、前走と同等以上に仕上がったかなと
思います。斤量差でどこまで粘り通せるか。

【A】ブレークアップ
映像が無い週末にCWで追い切るタイプですので中身は
見ることが出来ませんが、終いを伸ばせている意味では
近2走より動けていると判断していいかもしれません。
最終追い切りは坂路で2頭併せ。手前替えのぎこちなさは
あるものの、仕掛けられた際の反応は上々でしょう。
個人的には仕上がり自体は前走以上かなと思いますね。

【B】プラダリア
使ってよくなるタイプなので1週前の追い切り映像のほうを
観たかったのですが残念ながら無いので、坂路で行われた
最終追い切りを見ますと、手前替えはスムーズですし
促された際の反応も前走よりはマシにはなってきています。
ただ、良い頃に比べて考えると、もう1段階上がる余地は
ある印象なので、現状でどこまでやれるかでしょう。

【C】ボッケリーニ
間隔は詰まっても普段はCWを入れてくるタイプなので、
坂路のみの調整ということからも、上積みを作るというより
状態維持に努めてきた印象。最終追い切りの動きですが
脚捌き自体は力強いものの、口向きが安定していない。
ただこれは以前も時々散見されているので大丈夫だとは
思いますが、特に目立って強調できる材料は無いかなと。

【C】モズベッロ
脚元に不安がありますので引き続き坂路だけでの調整で、
1週前はかなり軽め。あまり負荷をかけられないのが難点。
最終追い切りは2頭併せで、コーナーを逆手前で回り
直線に入ってからは馬銜の掛かりが悪いのか頭を振って
走りに集中できていない面はありますが、最後はキチンと
伸びているので現状の力は出せるかなと思います。

【B】ユニコーンライオン
1週前は2頭併せで前を行って粘らせる格好ですが、
全体時計が速いぶん、あまり終いが伸びるかたちではない
ものの、キチンと抵抗はしていて競り負けてはいない。
最終追い切りは後ろから追いかけるかたちから仕掛けると
反応も悪くなく交わしにかかれているので、これなら
番手でもいけそう。色々想定した良い追い切り。

【B+】ライラック
昨年秋は輸送も考慮して最終追い切りは坂路で単走でしたが
今は坂路も使えないし、古馬になって慣れが見込めることも
あってか前走と同じく2週続けて南Wで併せ馬。
最終追い切りの動きですが、少し噛むところがあるくらいで
活気は十分ありますし、前走に比べるとやや素軽さも出て
この馬なりに多少の良化は見込めるかなと思います。

【B】ヴェラアズール
最近は単走のみでしたが今回は2週前に併せ馬を入れて
時計的には速く、中間からよく乗り込まれていますが、
元々時計は出すタイプで、有馬記念がやれてないだけ。
最終追い切りは単走。手前をコロコロ替えるのは普段と
変わりませんし気にしませんが、折り合いが少し微妙。
先週までの攻めで気持ちが入り気味。そこがどう出るか。


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 初めての追い切りパターンだった馬も何頭か居ますが
この馬に関しては過去と比べやすく、動きそのものは
何の問題も感じられませんので、引き続き良い状態で
出走することが出来そう。勝ちきるまではやっぱり
難しいとは思いますが、それなりの着順には居そうな
仕上がりにはありますね。

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