こんにちは~、Tomyです。
根岸Sの
有力馬考察をしていきます。
本当は昨日書くつもりでしたが、ボクシングの試合が
あったもので、それを観てから書こう!と思ったところ、
観ているだけなのに疲れる試合展開……。終わってから
うっかり寝てしまいました😅
(内容が良かったので興奮して疲れた、という意味です)
さて、それでは早速いきましょう~。
上位人気に推されそうな7頭を取り上げていますので
参考にしていただければ幸いですm(_ _)m
◆アルファマム
4コーナーで故障馬の影響で不利を受けた麦秋S以外、
近走は常に毎回上がり1位の決め手をマークしています。
前走の霜月Sは馬群を捌いての勝利。レースの勝ち時計、
ラップどちらも根岸Sの水準レベルの良い内容でしたし
同じくらい走れればここでも通用するかなと思います。
今年は近走の状況が良い実績馬が非常に少ないのですが
重賞初出走組の中では最もレース適性が高い印象です。
末脚の再現性も十分ですし、牝馬という理由で軽視は禁物。
ただ、「レース間隔」は今回の懸念点かもしれません。
先述の不利を受けた麦秋Sは別として、掲示板を外した
3レースは何れも「2ヶ月以上空いた時」。
例えば2走前のペルセウスS。ペースが速かったわけでは
ないのですが、追走に苦労して勝負圏内に入れず終い。
過去10年の根岸Sで出遅れた馬の成績は(4-2-2-28)。
複勝率は出遅れなかった馬より若干上回っているくらい
ですから、出遅れ自体は意外と気にしなくていいのですが
追走できないとなると、さすがに厳しいですよねぇ。
また、今回は3週前と1週前は追い切っているのですが、
2週前に追い切りをかけていない、という点も気になる。
1勝クラスで11着に大敗した際もこのパターンでしたし
一抹の不安は感じるところ。
◆エンペラーワケア
ダートに矛先を迎えてからは5戦4勝で一気にOP入り。
530㌔級の恵まれた馬格で、ここまでのレースを観ると
外に馬を置かずに動きやすい位置を確保しています。
内目の枠を引いた時は積極的に逃げ、そうでないときは
外目の番手から。揉まれたくないんでしょうね。
近2走は後続を突き放しての完勝。重賞レベルの力はある
とは思いますし、距離に関しては何も問題は無いでしょう。
ただ、「関東輸送」の経験を持っていないのは気になるし
「ダートスタートが初めて」というのも引っ掛かります。
出足が速いわけではないだけに、内目の枠に入った場合は
今までのように揉まれない位置を確保できない可能性も
あるんじゃないかなと思います。
また、直線が長い東京で決め手を使えるのかは未知。
根岸Sは上がり「35秒台」が必須で、先行して粘るには
スピードの持続力が相当無いと好走は難しい傾向です。
「前走初角3番手以内の馬は(1-1-0-33)」と微妙な成績。
好走したレモンポップ、ヘリオスはこのコースで先行して
上がり35秒台を記録した実績を持っていましたが、
この馬にはその経験が無く、同じ競馬を出来るエビデンスが
ありません。持ち時計を詰める必要もあります。
人気馬の中では不安要素が多く、積極的には買いづらいか。
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◆サンライズフレイム
藤岡康騎手に乗り替わった1勝クラスからOP特別まで
4連勝中の勢いがある4歳馬。「ダートスタートは初めて」
「持ち時計を詰める必要がある」のはエンペラーワケアと
同じですが、彼と違うのは東京への輸送経験と脚質か。
好位から競馬をしたこともありますが、前走に関しては
後方から上がり最速となる35秒6の決め手で勝利。
上がり2位の馬が36秒3、である点からも末脚には魅力。
タイプ的には直線の長い東京コースも向きそうですし
今年は実績十分で近走も充実した年長馬が居ませんから
まだOP特別を勝っただけの立場ですが通用してもいい。
例年だったら過剰人気なんでしょうけどねぇ。
折り合い面に多少不安があり、1400㍍に短縮して結果が
ついてきた経緯を考えると、再度の距離延長となる本番に
向けてどういう内容で走れるか注目しておきたいですね。
鞍上の藤岡康騎手における東京ダ1400㍍の成績は通算で
(1-4-0-33)と微妙。1勝しか出来ていませんが、その1勝が
12年前の根岸Sでした(シルクフォーチュン)。OP入り後、
頭打ちだった当時のシルクフォーチュンですが、コンビを
組んでから活躍させた経験があり、相性の良い馬であれば
さほど問題はないのかなと思っているところです。
◆タガノビューティー
直線が短いゆえ前残りになりやすい右回りは展開向かず。
直線が長い東京向きですから、フェブラリーSに出たい
タイプですが、長きに渡り賞金加算をすることが出来ず
3年連続で除外。5歳までは非情なまでのもどかしさ。
昨年から🅑を装着し始めるとそこからようやく反撃開始。
コーラルSで右回り初勝利を挙げると、かしわ記念では
メイショウハリオと僅差の2着。前走の武蔵野Sでも
ドライスタウト・レッドルゼルの間に食い込む2着に好走。
苦手な直線が短いコース、そして2年連続で掲示板外に
敗れていた武蔵野Sで賞金加算に成功したのは大きい。
昨年のフェブラリーS上位馬と好勝負を演じていますし
G1常連組はサウジC遠征、故障中、あるいは引退。
本番も含めて「目の上のたんこぶ」が居ない状況なだけに
そろそろ順番が回ってきても良いタイミングでしょう。
持ち時計や舞台適性最上位なのは言うまでもないですし、
進路さえ確保してあげれば常に自分の力を出せる馬。
あとは、未対戦組がこの馬を上回るかどうかですよねぇ。
このコース自体が未経験の新興勢力との力関係次第か。
また阻まれるのか……それとも苦労が報われるのか……。
レモンポップは強すぎるとして、ギルデッドミラーや
ドライスタウト並みの馬が居るかといえば……?
◆パライバトルマリン
デビューから3戦目までは東京コース。出遅れてしまい
先手を取れなかった2戦目こそ4着に敗れましたけど
3戦目は先日の東海Sで4着に健闘したブライアンセンス、
そしてここに出てくるサンライズフレイムに勝利するなど
牝馬ながら同世代の牡馬たちと対等に渡り合いました。
関東オークスこそ勝っていますが、年長馬を相手にした
近2走は内容的には完敗。2番手からでも競馬は出来ますが
速い脚が無いため、前を捕まえられなかった印象ですから
現状は逃げる競馬がベストなんじゃないかなと思います。
問題は今回逃げられるかどうか。明確な逃げ馬は不在と
いえるメンバー構成ですが、この馬が逃げてきたレースと
根岸Sとでは根本的なテンのスピードが違ってきますので
少なくとも楽に先手を取れる条件ではなさそうです。
内目の枠を引いた場合は被されて終わってしまうような
気がするんですよねぇ。重賞で好走しているとはいっても
求められる能力の質が全く異なりますので、1400㍍の
スピードに対応できるかどうかがポイントでしょう。
ただ、仮に好ダッシュを決めてハナを取れたとしても
果たしてこの馬に35秒台の脚が使えるのかは疑問ですし
現時点は買いたくなる要素が少ないのが正直なところ。
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◆フルム
元々スタートがあまり良くないタイプですが、昨年は
特に後方からの競馬が多く、直線が短い中山・阪神などは
展開に向かず負けてしまうため成績にムラが出ています。
デビュー当初から1200㍍が主戦場でしたが、今では恐らく
忙しいのでしょうね。1400㍍のほうが良さそうです。
同舞台の東京の1400㍍で走った4回とも掲示板内を確保。
3勝クラスを突破した際の勝ち時計は「1:22.6」ですから
稍重とはいえ優秀な部類ですし、2走前の霜月Sでは
差し馬が上位台頭するなか前目で踏ん張っての5着。
極端に渋った馬場は不得意ですが、現時点での天気予報を
見ると恐らく当日は良馬場が濃厚。コース相性としては
今年のメンバーであれば上位かなぁと思いますので
持ち時計的にも押さえておいて損は無さそうな1頭です。
根岸Sは、差し・追込馬が決まりやすい傾向があります。
仮に出遅れたとしても、プロキオンSほどは負けないと
思います。長い直線を活かした末脚勝負になった場合は
それはそれで悪くないでしょう。
水口騎手のお手馬で真っ先に思い出すのは個人的には
セカンドテーブルという馬なのですが、オーナーの山上氏は
京都ホースレーシングの代表でもあります。なるほど……
この馬の主戦を任される理由はそこの繋がりでしょうね。
◆ヘリオス
2年前の根岸Sで2着に好走。昨年もそれなりの人気に
推されていましたが15着の惨敗。レモンポップに潰された
というより転厩初戦で調整がただでさえ難しかったことに
加えて、この週の栗東トレセンは積雪のためCWが閉鎖。
1日待ってもまだ閉鎖。結局坂路での調整を余儀なくされて
いましたが、転厩前からCWで仕上げるタイプでしたから
こうした予定外の出来事も痛かった印象です。
その後も微妙な成績が続いていましたが、2走前の
ペルセウスSはマイペース逃げに持ち込んで久々の勝利。
直近の3勝も逃げてのものですし、適性より少し距離が長い
南部杯で2着に健闘した際も逃げ。控えてもダメでは
ありませんが、自分のペースに持ち込むのが理想かも。
今年のメンバーを見ると、速そうな逃げ馬が居ませんし
もう1度ハナを主張していったら面白いかなと思います。
ペルセウスSのパフォーマンス自体はあまり高いとも
言えませんが、ハンデ戦のため「58.5㌔」の重い斤量。
今回は別定戦ですので斤量差も気になりませんから
立ち回り方次第で上位台頭があってもよさそうな1頭。
メンバートップとなる、このコース4勝を挙げていますので
ベストな舞台での巻き返しには要注意。
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「人気にならない馬の未知」は魅力と考えたくなりますね。
そういう意味では、ワンチャンあってもいいだけの実力を
備えているこの馬に少し注目しておきたいと思います。
OP昇級後は、ほぼ地方交流重賞ばかりを使っており、
東京コースは未知ですが、以前チャンピオンCを走った際は
初めての距離だったにも拘わらず結構いいレースを展開。
地力に関してはここでも間違いなく通用するでしょう。
近況が良いとは言えませんし、状態が心配ではありますが
鞍上が主戦に戻るのを機に、再び輝きを取り戻して欲しい。
ここで結果が出れば次も楽しめそう。
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3戦目は先日の東海Sで4着に健闘したブライアンセンス、
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問題は今回逃げられるかどうか。明確な逃げ馬は不在と
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