こんにちは~、Tomyです。
NHKマイルCの
有力馬考察をしていきます。
今年で29回目を迎えるこのレースなんですが、
阪神JF・朝日杯FSの2歳G1を勝利した2頭が
揃ってエントリーするのは史上初、なんですよね~🤔
しかも2頭とも、今年に入って鳴かず飛ばずというわけでは
ないですからねぇ。
NZT勝ち馬エコロブルームが、右前肢跛行のために
回避となってしまったのは残念なんですが、これ以外にも
それぞれステップレースで結果を出した馬がキチンと出走
してきますので、メンバーレベルとしては過去最高か??
と個人的に思うくらい揃ったなぁと。そういう印象です。
それでは、有力馬5頭の考察です。
◆アスコリピチェーノ
前走桜花賞は少し前半の行きっぷりは悪かったですが
結果的には中団。阪神JFに比べると掛かるところもなく
収まりは良かったものの、終始馬群の外を回るかたち。
ワンテンポ仕掛け遅れたぶん、ステレンボッシュに先に
抜け出されてしまい追い付かず2着。モレイラ騎手が1枚
上手だった印象ですが、この馬の力は出せましたね。
東京のマイルは未経験ですが、1400mは新馬戦で勝利。
この時も特に気になる点は無かったし、左回りに関しても
新潟2歳Sで完勝しているわけですし問題ないと思います。
ダイワメジャー産駒とNHKマイルCは非常に相性が良く
過去10年で(2-2-1-6)となっており、血統面は文句ないし
2歳女王がそのまま桜花賞でも好走しているということは
フロックではなく実力。同世代牝馬トップクラスの性能。
普通に考えれば有力視するのが妥当だと思います。
不安点としては、やはりレース間隔が詰まる点でしょう。
2歳時も間隔を空けて阪神JFを制しているわけですから
直行のローテーションも頷けるところ。中2週の今回は
上積みというより、パフォーマンスをキープできるかが
カギになってくるのは確か。
◆ゴンバデカーブース
新馬戦は逃げて勝利。サウジアラビアRCは最後方から
追い込んで勝利。極端な競馬をして連勝できる馬というのは
そうそう居らず、能力の高さと同時に精神面の課題も
あるんじゃないかなと思います。
ホープフルSの登録は、クラシックに乗せるかどうかを
テストする意味合いだったのでしょうけど感冒のため回避。
ボンドガール・チェルヴィニアもそうですが、秋までの
競馬で良い走りをしていた馬が相次いで脱落したことで
世代の力関係は一気に分からなくなってしまった感はある。
多くの経験を積んだ古馬であれば長期休養明けだとしても
現代の競馬ではいきなりの好走も十分期待したくなりますが
先日の桜花賞で復帰したチェルヴィニアが見せ場なく敗退
していますし、若馬の長期休養明けの難しさはありますので
7ヶ月の実戦復帰がG1というのは能力が高かったとしても
ハードルは低くないんじゃないかなぁと思います。
脚質が定まっていないのも気になるところですよねぇ。
2戦とも極端な競馬しかしていませんので、揉まれたことも
無いわけですから、折り合えるかがポイントでしょう。
来年の短期免許取得には少なくともあと1回はG1を勝つ
必要があるモレイラ騎手。まだチャンスは残されていますが
躍起になっているでしょうし、その点では普段より怖い。
◆ジャンタルマンタル
時計が全てではないですが、朝日杯FSは阪神JFより
勝ち時計が1秒遅く、相性の良い東京マイル勝利実績馬も
非常に少なくてレースレベルが疑わしかったのですが、
共同通信杯、そして前走の皐月賞の内容を考えるとこの馬に
関しては決してフロックではなかったと言える結果です。
年明け以降、やや折り合いに難しいところが出てきて
いますので、現状はマイルへの短縮はプラスに働きそう。
超スローペース、ハイペースどちらでも対応できているのは
強みですし、折り合い面を考えればペースが流れやすい
NHKマイルCはレースがしやすそうに感じます。
ただ、皐月賞3着以内馬がNHKマイルCに出走するのは
20年ぶり3頭目ですが過去の2頭はいずれも3着止まり。
世代の頂点はクラシックですので、実績そのものは抜けて
いますし期待はしたいのですが、意外と簡単にこのレースを
勝てるわけではないんですよねぇ。
ダービーよりは確かにこっちのほうが向くでしょうけど。
アスコリピチェーノに比べると、これまでの使い方的に
間隔が詰まること自体はそんなに問題は無さそうに見える
印象ですが、前走はかなり負荷の高いレースをしているので
キチンと回復できているかが最大のポイントですよね。
◆ノーブルロジャー
新馬戦のあとに使っているのはシンザン記念と毎日杯。
どちらかというと裏路線的な使われ方をしているあたり、
最初からクラシックではなく、ここを目標にしていた印象で
前走は馬場もありますが、距離が若干長かったかなと。
2走前の内容は良かったのですが、シンザン記念が苦手な
川田騎手であれだけ走れるということは相当な器ではないか
と勝手に思っているのですが、どうでしょうね。
前傾ラップになりやすいのがNHKマイルCですから、
シンザン記念の内容はここにも繋がるんじゃないかなと
思っていますし、2着のエコロブルームがNZTでも
勝利していることからも、レベルは低くないレースでした。
レース間隔的にはクラシックやトライアルを使った馬より
少し余裕があるのは有利に働きそうなイメージもあります。
ただ、揉まれた経験が無いのが気になるところです。
シンザン記念は内枠でしたが、早めに外に進路を取って
馬場の良いところを選んで走らせている印象でしたし、
再度の内枠で揉まれたらどうか、というのはあります。
今回コンビを組む松山騎手も個人的には内を捌くよりも
外目をスムーズに行ったほうが上手いジョッキーだと
思っているので、極端な内枠はちょっと嫌かなと思います。
◆ボンドガール
阪神JFは放馬による外傷で回避。ただ、当初の想定より
重傷だったらしく、一時は命に関わるレベルだったとか…。
前走のNZTは桜花賞と両睨みの状況で、調整が難しい
シチュエーションでしたが、好位を立ち回って2着に好走。
大きな成長は感じなかったものの、様々な状況を考慮すると
権利を取れただけでも十分だったかなと思います。
2歳時には早々と"伝説の新馬戦"と言われていましたが
チェルヴィニア・コラソンビートが桜花賞で惨敗したことで
「?」が付いてしまう状況。打破するにはここで自身が
好走するしかないでしょうねぇ。
前走と2走前ともに休み明けですが、どちらも前半で
折り合いを欠き気味でしたから、間隔が詰まるのは今回が
初めてですが、ガス抜きが出来た意味では良いかも。
ペースは恐らく流れるでしょうし、折り合いはたぶんですが
つけやすくなるんじゃないかなぁと思います。
アスコリピチェーノ同様、このレースと相性が良い
ダイワメジャー産駒ですし、阪神JFに出走していれば
人気になっていたハズ。力を証明する意味では試金石。
今週はルメール騎手が復帰。川田騎手やモレイラ騎手も
居るわけで、ジョッキーだけでいえば太刀打ち出来るのは
やっぱり「武豊」が筆頭。個人的には期待したい1頭。
★気になる穴馬
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ジョッキー・馬ともに、メンバーはかなり揃いましたので
荒れやすいNHKマイルCも今年は荒れない………?
ただ、乗るのが若馬ですから何があるかは分かりませんね。
大荒れは無いにしても、中穴だったらこの馬が面白い。
前走は1頭だけ違う末脚を披露しましたが、このレースで
上がり33秒台を記録したのは過去に1頭も居ません。
メンバーレベルは微妙かもしれませんが、実力的には
1頭だけ抜けていました。朝日杯FSはうまくいかなかった
折り合い面さえ何とかなれば、通用する力はあるハズ。
ペースが流れやすいのがNHKマイルCですし、持ち味の
爆発力を引き出せる可能性は十分ありそうに感じます。
恐らく後方からの競馬になるような気はしますけど、
追い込んでくるならこの馬が筆頭かなと思っています。
いつもお読み頂きありがとうございます(^^)
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有力馬考察をしていきます。
今年で29回目を迎えるこのレースなんですが、
阪神JF・朝日杯FSの2歳G1を勝利した2頭が
揃ってエントリーするのは史上初、なんですよね~🤔
しかも2頭とも、今年に入って鳴かず飛ばずというわけでは
ないですからねぇ。
NZT勝ち馬エコロブルームが、右前肢跛行のために
回避となってしまったのは残念なんですが、これ以外にも
それぞれステップレースで結果を出した馬がキチンと出走
してきますので、メンバーレベルとしては過去最高か??
と個人的に思うくらい揃ったなぁと。そういう印象です。
それでは、有力馬5頭の考察です。
◆アスコリピチェーノ
前走桜花賞は少し前半の行きっぷりは悪かったですが
結果的には中団。阪神JFに比べると掛かるところもなく
収まりは良かったものの、終始馬群の外を回るかたち。
ワンテンポ仕掛け遅れたぶん、ステレンボッシュに先に
抜け出されてしまい追い付かず2着。モレイラ騎手が1枚
上手だった印象ですが、この馬の力は出せましたね。
東京のマイルは未経験ですが、1400mは新馬戦で勝利。
この時も特に気になる点は無かったし、左回りに関しても
新潟2歳Sで完勝しているわけですし問題ないと思います。
ダイワメジャー産駒とNHKマイルCは非常に相性が良く
過去10年で(2-2-1-6)となっており、血統面は文句ないし
2歳女王がそのまま桜花賞でも好走しているということは
フロックではなく実力。同世代牝馬トップクラスの性能。
普通に考えれば有力視するのが妥当だと思います。
不安点としては、やはりレース間隔が詰まる点でしょう。
2歳時も間隔を空けて阪神JFを制しているわけですから
直行のローテーションも頷けるところ。中2週の今回は
上積みというより、パフォーマンスをキープできるかが
カギになってくるのは確か。
◆ゴンバデカーブース
新馬戦は逃げて勝利。サウジアラビアRCは最後方から
追い込んで勝利。極端な競馬をして連勝できる馬というのは
そうそう居らず、能力の高さと同時に精神面の課題も
あるんじゃないかなと思います。
ホープフルSの登録は、クラシックに乗せるかどうかを
テストする意味合いだったのでしょうけど感冒のため回避。
ボンドガール・チェルヴィニアもそうですが、秋までの
競馬で良い走りをしていた馬が相次いで脱落したことで
世代の力関係は一気に分からなくなってしまった感はある。
多くの経験を積んだ古馬であれば長期休養明けだとしても
現代の競馬ではいきなりの好走も十分期待したくなりますが
先日の桜花賞で復帰したチェルヴィニアが見せ場なく敗退
していますし、若馬の長期休養明けの難しさはありますので
7ヶ月の実戦復帰がG1というのは能力が高かったとしても
ハードルは低くないんじゃないかなぁと思います。
脚質が定まっていないのも気になるところですよねぇ。
2戦とも極端な競馬しかしていませんので、揉まれたことも
無いわけですから、折り合えるかがポイントでしょう。
来年の短期免許取得には少なくともあと1回はG1を勝つ
必要があるモレイラ騎手。まだチャンスは残されていますが
躍起になっているでしょうし、その点では普段より怖い。
◆ジャンタルマンタル
時計が全てではないですが、朝日杯FSは阪神JFより
勝ち時計が1秒遅く、相性の良い東京マイル勝利実績馬も
非常に少なくてレースレベルが疑わしかったのですが、
共同通信杯、そして前走の皐月賞の内容を考えるとこの馬に
関しては決してフロックではなかったと言える結果です。
年明け以降、やや折り合いに難しいところが出てきて
いますので、現状はマイルへの短縮はプラスに働きそう。
超スローペース、ハイペースどちらでも対応できているのは
強みですし、折り合い面を考えればペースが流れやすい
NHKマイルCはレースがしやすそうに感じます。
ただ、皐月賞3着以内馬がNHKマイルCに出走するのは
20年ぶり3頭目ですが過去の2頭はいずれも3着止まり。
世代の頂点はクラシックですので、実績そのものは抜けて
いますし期待はしたいのですが、意外と簡単にこのレースを
勝てるわけではないんですよねぇ。
ダービーよりは確かにこっちのほうが向くでしょうけど。
アスコリピチェーノに比べると、これまでの使い方的に
間隔が詰まること自体はそんなに問題は無さそうに見える
印象ですが、前走はかなり負荷の高いレースをしているので
キチンと回復できているかが最大のポイントですよね。
◆ノーブルロジャー
新馬戦のあとに使っているのはシンザン記念と毎日杯。
どちらかというと裏路線的な使われ方をしているあたり、
最初からクラシックではなく、ここを目標にしていた印象で
前走は馬場もありますが、距離が若干長かったかなと。
2走前の内容は良かったのですが、シンザン記念が苦手な
川田騎手であれだけ走れるということは相当な器ではないか
と勝手に思っているのですが、どうでしょうね。
前傾ラップになりやすいのがNHKマイルCですから、
シンザン記念の内容はここにも繋がるんじゃないかなと
思っていますし、2着のエコロブルームがNZTでも
勝利していることからも、レベルは低くないレースでした。
レース間隔的にはクラシックやトライアルを使った馬より
少し余裕があるのは有利に働きそうなイメージもあります。
ただ、揉まれた経験が無いのが気になるところです。
シンザン記念は内枠でしたが、早めに外に進路を取って
馬場の良いところを選んで走らせている印象でしたし、
再度の内枠で揉まれたらどうか、というのはあります。
今回コンビを組む松山騎手も個人的には内を捌くよりも
外目をスムーズに行ったほうが上手いジョッキーだと
思っているので、極端な内枠はちょっと嫌かなと思います。
◆ボンドガール
阪神JFは放馬による外傷で回避。ただ、当初の想定より
重傷だったらしく、一時は命に関わるレベルだったとか…。
前走のNZTは桜花賞と両睨みの状況で、調整が難しい
シチュエーションでしたが、好位を立ち回って2着に好走。
大きな成長は感じなかったものの、様々な状況を考慮すると
権利を取れただけでも十分だったかなと思います。
2歳時には早々と"伝説の新馬戦"と言われていましたが
チェルヴィニア・コラソンビートが桜花賞で惨敗したことで
「?」が付いてしまう状況。打破するにはここで自身が
好走するしかないでしょうねぇ。
前走と2走前ともに休み明けですが、どちらも前半で
折り合いを欠き気味でしたから、間隔が詰まるのは今回が
初めてですが、ガス抜きが出来た意味では良いかも。
ペースは恐らく流れるでしょうし、折り合いはたぶんですが
つけやすくなるんじゃないかなぁと思います。
アスコリピチェーノ同様、このレースと相性が良い
ダイワメジャー産駒ですし、阪神JFに出走していれば
人気になっていたハズ。力を証明する意味では試金石。
今週はルメール騎手が復帰。川田騎手やモレイラ騎手も
居るわけで、ジョッキーだけでいえば太刀打ち出来るのは
やっぱり「武豊」が筆頭。個人的には期待したい1頭。
★気になる穴馬
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ジョッキー・馬ともに、メンバーはかなり揃いましたので
荒れやすいNHKマイルCも今年は荒れない………?
ただ、乗るのが若馬ですから何があるかは分かりませんね。
大荒れは無いにしても、中穴だったらこの馬が面白い。
前走は1頭だけ違う末脚を披露しましたが、このレースで
上がり33秒台を記録したのは過去に1頭も居ません。
メンバーレベルは微妙かもしれませんが、実力的には
1頭だけ抜けていました。朝日杯FSはうまくいかなかった
折り合い面さえ何とかなれば、通用する力はあるハズ。
ペースが流れやすいのがNHKマイルCですし、持ち味の
爆発力を引き出せる可能性は十分ありそうに感じます。
恐らく後方からの競馬になるような気はしますけど、
追い込んでくるならこの馬が筆頭かなと思っています。
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