こんにちは~、Tomyです。
オークスの
有力馬考察をしていきます。
今年は、一時フルゲート割れするんじゃないかとすら
思われましたが、何とかギリギリ18頭の登録でしたね。
いわゆる1勝馬(収得賞金400万の馬)が4頭も居るので
ちょっと寂しいかなぁ……と思ったり。
来週のダービーもそうですが、例年より登録頭数が結構
少ない印象ですよね。意外と現実路線を選んでくる陣営・
オーナーが増えているんでしょうかね??
まあ、たまたまかもしれませんけども😅
さて、それでは想定上位人気7頭の考察です。
◆アドマイヤベル
『手が合う鞍上で出脚五分なら』
デビューからの3戦はいずれも牡馬混合戦に出走。
2戦目の百日草特別は中団から早めに追い出されましたが
エンジンがなかなか掛かりきらず、アーバンシックは
ともかくとして、逃げた馬を捉えきれずの3着。
あの競馬を見る限り、瞬発力はあんまり無い印象ですね。
そのぶん、長く脚を使えるのがこの馬の良いところですが。
前走のフローラSは抜け出すまでに時間が掛かって、
抜け出してからは若干ソラを使い気味でしたが押し切って
重賞初制覇。かなり武史騎手が追っていたように、
ゴリゴリ追ってもらったほうが良いし、鞍上とは手が合う。
フローラS組は(1-3-1-39)と桜花賞組に押され気味。
本来2400m戦だったら、マイルからの大幅な距離延長より
2000mからの2F延長が有利なハズですが、根本的に
世代のトップレベルが集うのは桜花賞。そういった背景も
あるかなと思いますし、力関係的には不利っちゃ不利。
ただ、フローラSで上がり2位以内をマークしていた馬は
(1-3-1-7)ですからまずまず通用しているわけですから
中距離で長く良い脚を使える点をうまく活かしたいですね。
好走するためには、まず出遅れは禁物だと思います。
瞬発力は無いので、あまりに後方からになってしまった場合
キレ負けしてしまうでしょう。
勝ちきれるイメージは全く無いですが、出来るだけ好位を
確保したいところ。
◆クイーンズウォーク
『本当にオークス向き……か?』
前走の桜花賞は8着。意外とスタートは決めていましたし
追走も思ったより忙しくなかった印象で、中団インコースを
ロス無く立ち回りましたが直線では伸びを欠きました。
当時はどちらかといえば外伸び馬場だったと思いますし
仕方ないのですが、今回巻き返せるかどうかですよねぇ。
川田騎手が「オークス向き」とコメントしていますが、
果たして本当にそうなのか?といえば正直微妙なところ。
オークスは大型馬に不利な傾向で、500㌔以上ともなると
過去30年ほど遡っても連対した馬が居ませんし、3着馬も
1頭しか居ません。そしてこの馬はグレナディアガーズの
妹であり、血統的にはむしろマイル向きなのでは……とも。
確かに現状マイルは溜めに徹しないと決め手を使えないと
思うのですが、実は未完成なだけの可能性もあるような気が
してしまうんですよね。
非常にスケール感のある馬体で将来は楽しみですけど、
どうもクイーンCの走りを見ると、ヴィクトリアマイルや
安田記念を勝ちそうな……。それこそソングラインのような
タイプに近い印象なので、距離適性は意外と懐疑的です。
馬格が小さめであれば高い評価をしていたかもしれませんが
ちょっと大きすぎますし、今のところ積極的に狙っていく
つもりはありません。人気次第では嫌いたい寄り。
◆スウィープフィート
『決め手発揮も惜しい4着だと逆に…』
阪神JFで我慢できずに上がっていってしまったことを
思えば、武豊騎手にスイッチした近2走は概ね好内容。
前走の桜花賞は後方で脚を溜めて、チューリップ賞同様に
直線一気を狙いましたが、いかんせん外にライトバックが
居たため、これが蓋になって右往左往してしまったぶんの
4着だった印象。結果論ですが、枠が逆だったらこっちが
3着に来ていたかもなぁとは思っています。
デビュー戦は1200mでしたから、はじめからオークスを
見据えていたわけではなかったと思いますが、引き続き
折り合いに専念して後方で溜めれば良いところがあっても。
ただ、今年に入って4戦目で尚且つ初めての関東輸送。
追い切りまでは良くても、その後がどうかが気掛かり。
こうなると、エルフィンSで勝ちきれなかったのが痛い。
キャリア7戦以上の馬は(0-1-0-39)と奮っていませんし、
桜花賞で上がり3位以内だったけど馬券圏外に留まった馬は
(0-0-0-13)。どちらかといえば決め手を使えていなかった
ほうが巻き返しやすい傾向があるのは確かです。
馬格はちょうど良いですし距離はこなせないことはないと
思いますが、マイナスデータが幾つか出てきますので、
素直には推せないか。個人的には前走"来ると思って"
買っているので、3着に来ていた体で考える手もあるけど。
◆ステレンボッシュ
『重箱の隅をつつくしかない桜花賞馬』
阪神JFはアスコリピチェーノをマークするかたちも
進路を切り替えるロスもあって2着に敗れましたけど、
前走の桜花賞は逆に先に仕掛けて早め先頭押し切り。
まさに"仕返し"と言える内容だったかなと思います。
2歳時から距離は延びたほうが良いイメージでありながら
マイルでもしっかり結果を出しているということ自体が
能力の証明。非常にバランスが良く、全てにおいて平均点を
上回るレースセンスの持ち主。馬格もオークスにちょうど
合いますし、前走の立ち回り方もここに繋がるものでした。
鞍上はテン乗りの戸崎騎手ですが、オークス5人気以内で
(0-3-0-2)と悪くなく、過去にテン乗りでの2着もあるし
この馬自身も乗りやすいタイプ。特に問題ないでしょう。
三冠牝馬を2頭輩出している国枝厩舎も非常に強力です。
不安点はほぼ無いに等しいですが、強いて挙げるなら
「マークが厳しくなる」可能性が高いことでしょうかね。
阪神JF・桜花賞ともに連対しているわけですから実績面は
1枚抜けているし、各陣営・ジョッキーはこの馬の動きを
警戒してくるのは間違いないと思います。
ただ、来週のダービーでも1人気の馬に騎乗することが
確定的なだけに、戸崎騎手としても弾みを付けたい場面。
取りこぼしはあっても崩れることは考えにくく、普通に軸。
◆タガノエルピーダ
『小柄だからこそチャンス』
新馬戦は超スローの展開ではありますが、直線の短い
京都内回りでラスト2F「22秒0」の末脚は見事なもの。
阪神JFを除外されたため、朝日杯FSで牡馬に挑戦。
新馬戦とは真逆の先行馬には厳しい流れのなか3着粘走。
牡馬相手に力のあるところを示してくれましたね。
桜花賞の権利獲りが懸かったチューリップ賞でしたが、
大外枠から終始距離ロスの大きい競馬だったぶんもあり
最後は伸びきれず残念ながら桜花賞へは出走叶わず。
ただ、前作の忘れな草賞でキッチリとオークスの権利を
獲得できましたので、桜花賞に出られなかった鬱憤を
ここで爆発させることが出来るか注目したいところです。
マイルでも先行できるスピードは持っている馬ですが
本質的にはもうちょっと追走に余裕のある中距離のほうが
良さそうに見えますし、馬格も桜花賞よりオークス向き。
鞍上のデムーロ騎手については、再三ブログで書いている
とおり、東京の芝G1だったら絶対に5~8枠が良いです。
内枠だとちょっと嫌だなぁと思っています。
あとは今回が初めての関東遠征となりますので、輸送を
クリアできるかどうか。こればっかりはやってみないと
分かりませんが、パドックではあまりテンションが高くも
ない印象ですので、うまくいってほしいなと思います。
◆チェルヴィニア
『馬体写真だけ見ると……』
桜花賞はルメール騎手の落馬負傷で、ムルザバエフ騎手と
コンビを組みましたが、見せ場なくあっさりと大敗。
道中の立ち回りは悪くなかったのですが、直線で全く伸びず
最後は他馬に挟まれてしまって完全終了。残念でした。
キャリアが浅い若馬の長期休養明けは、古馬に比べると
大きなハンディになりがちというのを再認識しました。
いつぞやのイクイノックスが超例外的な天才だっただけで、
"半年ぶりでクラシックは甘くない"ということですね。
所謂"伝説の新馬戦組"……のはずですが、不運にも
NHKマイルCでボンドガールが力を出せず終わってしまい
コラソンビートも桜花賞では崩れてしまいました。
新馬戦から手綱をとっていたルメール騎手に戻りますが、
悪い流れを断ち切って、叩き2戦目で巻き返したいところ。
オークス2着の実績を持っている母チェッキーノとは違い
好位から長く脚を使うのが持ち味。ハービンジャー産駒は
(0-1-1-8)という成績ですが、掲示板率は50%と悪くなく
血統面は比較的向いているかなぁとは思います。
阪神JFに出られなかったことが、マイルの速い流れに
対応できなかった要因のひとつかと思いますし、一変しても
おかしくない1頭。
ただ一方で、成長しているのか成長していないのかも
判断が付かない状況ですので、ここが試金石になりそう。
フォトパドックを見ましたが、トモの張りなどは物足りず
まだまだ身体が出来上がっていない印象を受けます。
完成するのはもう少し先のような気はするんですよね。
◆ライトバック
『決め手抜群も危うさアリ』
新馬戦ではそうでもありませんでしたが、そのあとは
折り合いに苦労していた印象で、前走も馬具を工夫した
とはいえ、悩んだ末に無印にした桜花賞は3着に好走。
後方で折り合いを付けてしっかり脚が溜まった結果で、
坂井騎手が腹を括って良いレースが出来ていましたね。
ペースが流れてくれたこともプラスになったのでしょうが
脚を溜めればあれくらいキレることが分かったのは収穫。
桜花賞で初角10番手以下から3着内に好走した馬の
オークスの成績は(5-1-1-2)と非常に良いので、今回は
無視を出来ない1頭かなと思います。
課題は明白で「折り合い」ですね。特に東京へ輸送した
アルテミスSはかなり道中で折り合いを欠いていました。
その結果、脚を無くして伸びきれなかった印象ですので
距離延長で前走ほどは流れない局面、そして再度の輸送を
克服できるかが全てでしょうね。
新馬戦を1800mで下ろしていますし体力的には中距離も
問題ないと思いますが、とにもかくにも折り合い次第。
幸いにもオークスは後方一気が決まることも間々あるので
じっくり溜めて末脚に懸けるかたちでどこまでやれるか。
買うべき馬ですが、正直危なっかしさは感じますよね。
1週前追い切りに関しては、前走の最終追い切りよりは
まだ我慢が利いていたほうだとは思うので、徐々に
レースを覚えてきている感触はあるんですけども。
★気になる穴馬
⇒人気ブログランキング[穴]へ
オークストライアルは『桜花賞・フローラS・忘れな草賞
・スイートピーS』ですが、このうち好走データに多く
該当するのは4頭くらいかなと思っているんですけども
別路線組の好走傾向に当てはまるのはこの馬。
前走は中団のインコースを上手に立ち回っての勝利。
新馬戦は大きくヨレたり、2戦目は不利を受けるなど
うまくいかなかったですが、3戦目にしてスムーズな競馬。
乗りやすそうな印象で、折り合いも心配無いでしょうし
力関係的にはどうかなと思いますが、この人気ならば。
東京コースは初めてですが、トビも大きいタイプですし
悪くないんじゃないでしょうかね。向きそうに感じます。
個人的にオークスは「馬体重」を重要視していますので
470㌔台というのもプラス評価。
鞍上が先週あんなことになったばかりなので………
逆に買いづらい感が出ていますが、波に乗っていると
捉えたいところですね。また今週も気楽な立場です。
実はG1で初めて馬券になったのはオークスですしね(笑)
いつもお読み頂きありがとうございます(^^)
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今年は、一時フルゲート割れするんじゃないかとすら
思われましたが、何とかギリギリ18頭の登録でしたね。
いわゆる1勝馬(収得賞金400万の馬)が4頭も居るので
ちょっと寂しいかなぁ……と思ったり。
来週のダービーもそうですが、例年より登録頭数が結構
少ない印象ですよね。意外と現実路線を選んでくる陣営・
オーナーが増えているんでしょうかね??
まあ、たまたまかもしれませんけども😅
さて、それでは想定上位人気7頭の考察です。
◆アドマイヤベル
『手が合う鞍上で出脚五分なら』
デビューからの3戦はいずれも牡馬混合戦に出走。
2戦目の百日草特別は中団から早めに追い出されましたが
エンジンがなかなか掛かりきらず、アーバンシックは
ともかくとして、逃げた馬を捉えきれずの3着。
あの競馬を見る限り、瞬発力はあんまり無い印象ですね。
そのぶん、長く脚を使えるのがこの馬の良いところですが。
前走のフローラSは抜け出すまでに時間が掛かって、
抜け出してからは若干ソラを使い気味でしたが押し切って
重賞初制覇。かなり武史騎手が追っていたように、
ゴリゴリ追ってもらったほうが良いし、鞍上とは手が合う。
フローラS組は(1-3-1-39)と桜花賞組に押され気味。
本来2400m戦だったら、マイルからの大幅な距離延長より
2000mからの2F延長が有利なハズですが、根本的に
世代のトップレベルが集うのは桜花賞。そういった背景も
あるかなと思いますし、力関係的には不利っちゃ不利。
ただ、フローラSで上がり2位以内をマークしていた馬は
(1-3-1-7)ですからまずまず通用しているわけですから
中距離で長く良い脚を使える点をうまく活かしたいですね。
好走するためには、まず出遅れは禁物だと思います。
瞬発力は無いので、あまりに後方からになってしまった場合
キレ負けしてしまうでしょう。
勝ちきれるイメージは全く無いですが、出来るだけ好位を
確保したいところ。
◆クイーンズウォーク
『本当にオークス向き……か?』
前走の桜花賞は8着。意外とスタートは決めていましたし
追走も思ったより忙しくなかった印象で、中団インコースを
ロス無く立ち回りましたが直線では伸びを欠きました。
当時はどちらかといえば外伸び馬場だったと思いますし
仕方ないのですが、今回巻き返せるかどうかですよねぇ。
川田騎手が「オークス向き」とコメントしていますが、
果たして本当にそうなのか?といえば正直微妙なところ。
オークスは大型馬に不利な傾向で、500㌔以上ともなると
過去30年ほど遡っても連対した馬が居ませんし、3着馬も
1頭しか居ません。そしてこの馬はグレナディアガーズの
妹であり、血統的にはむしろマイル向きなのでは……とも。
確かに現状マイルは溜めに徹しないと決め手を使えないと
思うのですが、実は未完成なだけの可能性もあるような気が
してしまうんですよね。
非常にスケール感のある馬体で将来は楽しみですけど、
どうもクイーンCの走りを見ると、ヴィクトリアマイルや
安田記念を勝ちそうな……。それこそソングラインのような
タイプに近い印象なので、距離適性は意外と懐疑的です。
馬格が小さめであれば高い評価をしていたかもしれませんが
ちょっと大きすぎますし、今のところ積極的に狙っていく
つもりはありません。人気次第では嫌いたい寄り。
◆スウィープフィート
『決め手発揮も惜しい4着だと逆に…』
阪神JFで我慢できずに上がっていってしまったことを
思えば、武豊騎手にスイッチした近2走は概ね好内容。
前走の桜花賞は後方で脚を溜めて、チューリップ賞同様に
直線一気を狙いましたが、いかんせん外にライトバックが
居たため、これが蓋になって右往左往してしまったぶんの
4着だった印象。結果論ですが、枠が逆だったらこっちが
3着に来ていたかもなぁとは思っています。
デビュー戦は1200mでしたから、はじめからオークスを
見据えていたわけではなかったと思いますが、引き続き
折り合いに専念して後方で溜めれば良いところがあっても。
ただ、今年に入って4戦目で尚且つ初めての関東輸送。
追い切りまでは良くても、その後がどうかが気掛かり。
こうなると、エルフィンSで勝ちきれなかったのが痛い。
キャリア7戦以上の馬は(0-1-0-39)と奮っていませんし、
桜花賞で上がり3位以内だったけど馬券圏外に留まった馬は
(0-0-0-13)。どちらかといえば決め手を使えていなかった
ほうが巻き返しやすい傾向があるのは確かです。
馬格はちょうど良いですし距離はこなせないことはないと
思いますが、マイナスデータが幾つか出てきますので、
素直には推せないか。個人的には前走"来ると思って"
買っているので、3着に来ていた体で考える手もあるけど。
◆ステレンボッシュ
『重箱の隅をつつくしかない桜花賞馬』
阪神JFはアスコリピチェーノをマークするかたちも
進路を切り替えるロスもあって2着に敗れましたけど、
前走の桜花賞は逆に先に仕掛けて早め先頭押し切り。
まさに"仕返し"と言える内容だったかなと思います。
2歳時から距離は延びたほうが良いイメージでありながら
マイルでもしっかり結果を出しているということ自体が
能力の証明。非常にバランスが良く、全てにおいて平均点を
上回るレースセンスの持ち主。馬格もオークスにちょうど
合いますし、前走の立ち回り方もここに繋がるものでした。
鞍上はテン乗りの戸崎騎手ですが、オークス5人気以内で
(0-3-0-2)と悪くなく、過去にテン乗りでの2着もあるし
この馬自身も乗りやすいタイプ。特に問題ないでしょう。
三冠牝馬を2頭輩出している国枝厩舎も非常に強力です。
不安点はほぼ無いに等しいですが、強いて挙げるなら
「マークが厳しくなる」可能性が高いことでしょうかね。
阪神JF・桜花賞ともに連対しているわけですから実績面は
1枚抜けているし、各陣営・ジョッキーはこの馬の動きを
警戒してくるのは間違いないと思います。
ただ、来週のダービーでも1人気の馬に騎乗することが
確定的なだけに、戸崎騎手としても弾みを付けたい場面。
取りこぼしはあっても崩れることは考えにくく、普通に軸。
◆タガノエルピーダ
『小柄だからこそチャンス』
新馬戦は超スローの展開ではありますが、直線の短い
京都内回りでラスト2F「22秒0」の末脚は見事なもの。
阪神JFを除外されたため、朝日杯FSで牡馬に挑戦。
新馬戦とは真逆の先行馬には厳しい流れのなか3着粘走。
牡馬相手に力のあるところを示してくれましたね。
桜花賞の権利獲りが懸かったチューリップ賞でしたが、
大外枠から終始距離ロスの大きい競馬だったぶんもあり
最後は伸びきれず残念ながら桜花賞へは出走叶わず。
ただ、前作の忘れな草賞でキッチリとオークスの権利を
獲得できましたので、桜花賞に出られなかった鬱憤を
ここで爆発させることが出来るか注目したいところです。
マイルでも先行できるスピードは持っている馬ですが
本質的にはもうちょっと追走に余裕のある中距離のほうが
良さそうに見えますし、馬格も桜花賞よりオークス向き。
鞍上のデムーロ騎手については、再三ブログで書いている
とおり、東京の芝G1だったら絶対に5~8枠が良いです。
内枠だとちょっと嫌だなぁと思っています。
あとは今回が初めての関東遠征となりますので、輸送を
クリアできるかどうか。こればっかりはやってみないと
分かりませんが、パドックではあまりテンションが高くも
ない印象ですので、うまくいってほしいなと思います。
◆チェルヴィニア
『馬体写真だけ見ると……』
桜花賞はルメール騎手の落馬負傷で、ムルザバエフ騎手と
コンビを組みましたが、見せ場なくあっさりと大敗。
道中の立ち回りは悪くなかったのですが、直線で全く伸びず
最後は他馬に挟まれてしまって完全終了。残念でした。
キャリアが浅い若馬の長期休養明けは、古馬に比べると
大きなハンディになりがちというのを再認識しました。
いつぞやのイクイノックスが超例外的な天才だっただけで、
"半年ぶりでクラシックは甘くない"ということですね。
所謂"伝説の新馬戦組"……のはずですが、不運にも
NHKマイルCでボンドガールが力を出せず終わってしまい
コラソンビートも桜花賞では崩れてしまいました。
新馬戦から手綱をとっていたルメール騎手に戻りますが、
悪い流れを断ち切って、叩き2戦目で巻き返したいところ。
オークス2着の実績を持っている母チェッキーノとは違い
好位から長く脚を使うのが持ち味。ハービンジャー産駒は
(0-1-1-8)という成績ですが、掲示板率は50%と悪くなく
血統面は比較的向いているかなぁとは思います。
阪神JFに出られなかったことが、マイルの速い流れに
対応できなかった要因のひとつかと思いますし、一変しても
おかしくない1頭。
ただ一方で、成長しているのか成長していないのかも
判断が付かない状況ですので、ここが試金石になりそう。
フォトパドックを見ましたが、トモの張りなどは物足りず
まだまだ身体が出来上がっていない印象を受けます。
完成するのはもう少し先のような気はするんですよね。
◆ライトバック
『決め手抜群も危うさアリ』
新馬戦ではそうでもありませんでしたが、そのあとは
折り合いに苦労していた印象で、前走も馬具を工夫した
とはいえ、悩んだ末に無印にした桜花賞は3着に好走。
後方で折り合いを付けてしっかり脚が溜まった結果で、
坂井騎手が腹を括って良いレースが出来ていましたね。
ペースが流れてくれたこともプラスになったのでしょうが
脚を溜めればあれくらいキレることが分かったのは収穫。
桜花賞で初角10番手以下から3着内に好走した馬の
オークスの成績は(5-1-1-2)と非常に良いので、今回は
無視を出来ない1頭かなと思います。
課題は明白で「折り合い」ですね。特に東京へ輸送した
アルテミスSはかなり道中で折り合いを欠いていました。
その結果、脚を無くして伸びきれなかった印象ですので
距離延長で前走ほどは流れない局面、そして再度の輸送を
克服できるかが全てでしょうね。
新馬戦を1800mで下ろしていますし体力的には中距離も
問題ないと思いますが、とにもかくにも折り合い次第。
幸いにもオークスは後方一気が決まることも間々あるので
じっくり溜めて末脚に懸けるかたちでどこまでやれるか。
買うべき馬ですが、正直危なっかしさは感じますよね。
1週前追い切りに関しては、前走の最終追い切りよりは
まだ我慢が利いていたほうだとは思うので、徐々に
レースを覚えてきている感触はあるんですけども。
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オークストライアルは『桜花賞・フローラS・忘れな草賞
・スイートピーS』ですが、このうち好走データに多く
該当するのは4頭くらいかなと思っているんですけども
別路線組の好走傾向に当てはまるのはこの馬。
前走は中団のインコースを上手に立ち回っての勝利。
新馬戦は大きくヨレたり、2戦目は不利を受けるなど
うまくいかなかったですが、3戦目にしてスムーズな競馬。
乗りやすそうな印象で、折り合いも心配無いでしょうし
力関係的にはどうかなと思いますが、この人気ならば。
東京コースは初めてですが、トビも大きいタイプですし
悪くないんじゃないでしょうかね。向きそうに感じます。
個人的にオークスは「馬体重」を重要視していますので
470㌔台というのもプラス評価。
鞍上が先週あんなことになったばかりなので………
逆に買いづらい感が出ていますが、波に乗っていると
捉えたいところですね。また今週も気楽な立場です。
実はG1で初めて馬券になったのはオークスですしね(笑)
いつもお読み頂きありがとうございます(^^)
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