こんにちは~、Tomyです。

日本ダービーの本予想を
していきます。

 少し前まで日本競馬の枢軸を担っていたのはご存知
『ディープインパクト』、そしてその子供たち。
日本ダービーには初年度から産駒が出走しはじめましたが
とうとう昨年、産駒出走がゼロに……。
2012~22年の11年間でダービー馬を『7頭』を数え、
種牡馬としての才能はズバ抜けていました。
そんなディープインパクト産駒が1頭も居なくなった
昨年、ダービー馬の産駒、またはダービー馬を輩出した
ことがある馬の産駒は『3頭』
の出走に終わりましたが、
結果を見てのとおり、おおよそ今までのダービーとは
打って変わるメンバー構成だったかなと思います。
 ただ、今年はダービー馬の産駒が『8頭』出走予定。
キングカメハメハ → レイデオロ →その産駒が1頭
キングカメハメハ → ドゥラメンテ→その産駒が2頭
ディープインパクト→ キズナ   →その産駒が5頭


【ダービー馬はダービー馬から】という競馬の格言が
ありますが、今がまさに時代の変わり目。
今年からは、子の世代から孫の世代へ………。

素晴らしいレース、そして全人馬が無事に完走することを
祈りたいと思います。


それでは予想に移ります。

【土曜日の馬場傾向】
※左から順に
クラス、頭数&距離、時計、馬場、ペース、上位馬枠&脚質

3歳未勝利 ⑨二四 2:28.0 良 S 8先→1追→7逃
3歳未勝利 ⑱千四 1:22.6 良 S 8追→7先→4差
3歳未勝利 ⑪二千 2:02.1 良 S 7差→3先→7差
3歳1勝  ⑮千四 1:21.0 良 S 6先→4先→7先
4歳上2勝 ⑭千六 1:32.4 良 M 6差→4追→4追

 ワンターンのレースがほとんどを占めますので、
ツーターンとは若干変わってくるかもしれませんけど、
基本的に今週土曜日の印象としては、
 ・コース替わり初週の割には内伸びでもない
 ・ペースが速くない割に差しもソコソコ決まる

といったところで、極端に前残りといえる馬場では
ありませんね。
時計的には恐らく明日はもうちょっと高速化してくるような
気もしますが、驚くほどの馬場ではなさそうです。
やや風が強くなる予報が出るので、若干そのあたりで
変化は出てくる………かもしれませんが。


【隊列】
 逃げ  ⑪
 先行  ⑤⑨⑫⑬
 中団1 ③⑦⑩⑮
 中団2 ②⑥⑧⑭
 後方  ①④⑯⑰


 是が非でも逃げたい馬は不在。そんなメンバー構成ですが
先日書いた【誰が逃げるか問題】で挙げたうちの1頭、
⑪シュガークンが先手を取るのがオーソドックスかなと。
ただ、もし誰か他に行くなら武豊騎手は引く可能性もあり
その場合は違ってくるとは思いますが。
 逃げ候補に挙げていた①サンライズアースに関しては、
陣営としては内でどうこうしたくも無さそうなコメント。
一旦下げて、途中で外から捲る競馬はしてくるかも。
 有力馬ではまず②レガレイラ。スタートは基本的に遅いし
あまりポジションは取れないように思います。
揉まれやすいこの枠。ルメール騎手も位置を取りに行こうと
考えないんじゃないですかねぇ。中団後方から捌く競馬?
 ⑨ダノンエアズロックは普段のように好位につけやすい
ちょうど真ん中枠、⑫シックスペンスがどうするかを
予想するのが難しいですけど、瞬発力は素晴らしい馬。
ただ、出来るだけゴールに近いところまで温存しないと
距離もコースも経験が無いので、長く足を使えるかは未知。
川田騎手だと、あまり待たずに仕掛けそうな気はするし
そうなると、無理に下げようとは考えずに前付けしそう。
折り合いはつきそうな馬ですしねぇ。
 1人気の⑮ジャスティンミラノはこれまでと同じ7枠。
内で揉まれ込む競馬をしてきていないのと、他の有力馬が
少し離れた枠であることで、プレッシャーをかけられる
心配は減ったかなと。1コーナーのところで上手く収まる
ポジションにつけられるかがカギになりますね。
 そのジャスティンミラノより、少し前に行きたいのは
⑬シンエンペラー。これは予想というより願望も少し
入りますが、ジャスティンミラノの後ろから差そうと
しても差せる馬ではないと思うので……。
 先週のオークスに続いて、良い枠に入ったなぁと思うのは
横山武騎手(⑧アーバンシック)。結果論でいえば先週は
馬の力は足りませんでしたが、今週は皐月賞上位馬が相棒。
序盤の折り合いのつけやすさ、勝負どころでの動きやすさは
有力馬の中では1番なんじゃないかなと思います。
 ⑥コスモキュランダは皐月賞のスタートがうまくいった
感じはありますが、今回も後方になりすぎないような位置を
取りたいところでしょう。

 『キタサンブラックの弟』『武豊』という点から連想を
すると、スローペースだろうなぁと思われるでしょうが、
たぶんスローペースだと思います。たぶん。
しかし、あまりに遅くても他馬が動いてきてリズムを乱す
羽目ことになったり、むしろキレ負けしてしまう可能性が
高くなるので、中盤以降は少しずつ踏んでいくでしょう。
『直線ヨーイドン!』というよりは『ロンスパ寄り』の
流れになってくる
んじゃないかなぁと予想します。

逃げ馬が変わると流れも違ってしまうので、その辺が
予想しきれないところですが、まあでもそこはどうしようも
ないので、割り切って考えていきます。

それでは印ですが…………



◎ジャスティンミラノ
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▲ダノンエアズロック
☆シンエンペラー
△シュガークン
注ダノンデサイル


【買い目・配分想定】
 馬連  ◎ー◯ ×18
     ◎ー▲ ×13
     ◎ー☆ ×10
 三連複 ◎ー◯ー▲ ×6
     ◎ー◯ー☆ ×4
     ◎ー◯ー注 ×2
     ◎ー▲ー☆ ×3
     ◎ー△ー◯▲☆ ×2
     ◎ー注ー▲☆△ ×1
 ※レース当日15分前まで変更の可能性あり


◎ジャスティンミラノ
 共同通信杯で本命を打った時点で『今年のクラシックは
この馬を推していこう』と私の中では決めていました。
それは厩舎力もありますし、ダービー馬の産駒であることも
重要な決め手となっています。
そして何より、最も活躍してきたディープインパクトの
直系
としてのポイントも高いです。
 そして共同通信杯は期待どおりの競馬で完勝
皐月賞は想像以上のペース対応力を見せてくれました。
関西馬でありながら、常に遠征競馬で難なく連勝するのは
並大抵の馬では出来ません
が、それを出来る馬である以上は
クラシック二冠を期待するほかありません。
 何せ東京でのパフォーマンスが高かったですからねぇ。
キズナ産駒の牡馬は、これまで速い脚を使える馬がほぼ
居なかったため、東京の重賞、そしてG1も勝てずに
いましたが、この馬はどちらもクリアしています。
 現状、キズナの正統後継者はこの馬と言えるでしょうし
それは即ち、ディープインパクトの系譜を継ぐという
ことにもなりますが、恐らく数年後には優秀な繁殖牝馬から
産まれるコントレイル産駒が世間を賑わすでしょう。
彼らがやってくる前に、種牡馬キズナの地位を確立しておく
機会としては大きなチャンスだと思います。
当然、戸崎騎手にとっても過去最大のチャンスでしょうし
これをモノにして欲しいところ。
日本ダービー父子3代制覇を大いに期待していますよ❗


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 10年以上の間、ダービーで連対した関東馬はすべて
2歳秋以降に東京コースで勝利しています。
今年のダービーは、どうやら2~6人気が関東馬と
なりそうですが、この馬とダノンエアズロック以外の4頭は
東京コースで勝っていない、もしくは使ってもいない

遠征して来て勝利できている有力な関西馬が複数居るなかで
これは不利だと思います。
なので、ジャスティンミラノに次ぐ評価を与えるのは
東京での(3走前)のパフォーマンスが高くて、尚且つ
皐月賞も上位に来ていたこの馬にしたい。
展開的な不利があった時に跳ね返せる可能性があるのは
レガレイラよりこっちなんじゃないかなと思います。
それだけあのレースの内容は優秀でした。
 追い切りの動きも非常に良かったですし、前走同様か
それ以上の状態にあるハズなので、コースが替わることで
更なるパフォーマンスアップに期待。


▲ダノンエアズロック
 レベルの高い皐月賞を経験していないぶん評価は1つ
下げましたが、東京コース3戦3勝というのは見逃せない。
姉プリモシーンがそうであったように、この馬も東京で
輝くタイプなのかなと思いますし、アイビーSの内容は
秀逸なもので、距離に関しても前走のモレイラ騎手は
『延びたほうが良さそう』と。であれば買うほか無い。
現役の美浦調教師のうち、最もダービー好走馬を多く
輩出している堀師(2-1-1-5)。厩舎力もあって3番手。
 スタートが比較的安定しているのは良いし、スムーズな
レース運びをしてもらえれば十分食い込みの余地あり。
直線の決め手だけで追い込みが利かない展開になるなら
勝ち負けに持ち込めていい東京巧者。


☆シンエンペラー
 この中間は大きいチークを着用しているとおり、
集中力に課題がある馬ですので、レースをやってみないと
分からないですが、好位から早めに仕掛けていけるなら
粘り込みがあっても良いんじゃないかなと思います。
 当初は内枠のほうがよさそうだと思っていたのですが
メイショウタバルの出走取消、枠列び、そして今日の馬場を
見た感じでは、少々外を回すくらいなら悪くないだろうと
思うので、4コーナーでジャスティンミラノより前に
居て欲しいかなと。そのためには1コーナーまでが重要。


△シュガークン
 前走は好位のインで立ち回って、ギリギリのタイミングで
うまく仕掛けて後続を封じているとおり、鞍上との息が
ぴったり。さすがにキタサンブラックの弟だけのことはある
操縦性の良さ。ここは相手が一気に強くなりますので
どこまで抵抗出来るかは正直未知な部分はあるのですが
何が何でも権利を取るための競馬をした前走とは違って
もう少し思い切り行ける部分は強みかもしれません。
本当に良くなるのは秋以降な気がしますが、ローテ的には
兄よりも楽。鞍上がどう導くか見ものですね。


注ダノンデサイル
 皐月賞は無念の除外。ただ、大事には至らずに済み
中間の追い切りは手控えることなく十二分にこなせており
先週も非常に良い動きをしていました。
京成杯はアーバンシックには展開が向かなかったとはいえ
この馬自身も決して中山に向くタイプではないでしょう。
フットワークも大きいですし、コースは東京のほうが
良さそうだなと。前走も買うつもりはありましたので
東京に戻ったうえでこの追い切り過程なら今回も買いたい。


今週の競馬🐴も
『全人馬無事にゴールWIN☀️』




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