こんにちは~、Tomyです。

マーメイドS
有力馬考察をしていきます。

 コスタボニータ
 ミッキーゴージャス
 エーデルブルーメ

 たぶんこの3頭は人気になるんでしょうけど、
それ以降は、果たしてどうなるかちょっとわからない😅
かなりオッズは割れそうな気はしますよねぇ。
毎年のことではあるんですがw

ひとまず、個人的に注目しておくべきだと思う6頭を
考察したいと思います。

それではいきましょう~。


◆アリスヴェリテ
 50㌔は魅力!しかし……… 
 2歳時から重賞に顔を出しており、それなりの素質は
見せていたのですか、自己条件でなかなか勝ち上がれず。
ようやく準OPまで昇級。今回は格上の身で斤量は50㌔。
 今年に入って勝利を挙げた2戦はともに大逃げでしたが
馬場状態はそれぞれ真逆。戦績的に2000mがベストなのは
確かですし、馬場を厭わない
点はこの馬の良いところ。
ただ、『平場で減量騎手を乗せて勝利』していますので
時計ほど強い競馬をしていたかといえば疑問ですけども。
今回の出走メンバーでは、ベリーヴィーナスも逃げるに
越したことはないタイプ。恐らく斤量差を活かしてハナを
奪えるかなぁと思いますが、内枠が欲しいでしょう。
 マーメイドSは格上挑戦の軽斤量馬の好走が目立ちますし
面白い………と言いたいところですが、あまり人気になると
逆に狙いづらくなります。
斤量52㌔以下の馬が6人気以内に支持された場合の成績は
(0-1-0-19)。"バレてる"とだいたい来ない
んですよ。
脚質的に逃げ残りが期待されますが、前走下級条件で
逃げた馬の成績も(0-0-0-9)。全く良くありません。
距離成績だけ見たら買いたくなりますが、穴人気するようで
あればむしろ嫌いたい。戦法はモロバレで幅がない。


◆エーデルブルーメ
 武器は自在性。心配事は? 
 転厩初戦の前走は中団から外を回し、4コーナーから
エンジンを掛けると直線で抜け出してそのまま押し切り。
馬場が良いところをセレクトしたのもありますが、他馬を
寄せ付けない内容の完勝。今回は昇級初戦でありながら
斤量54㌔を背負いますので、やや見込まれているのですが
前走を見れば納得かなと思います。
 川田騎手はマーメイドSを勝利したこともありますが、
5人気以内馬騎乗時は(0-0-1-5)
。意外と微妙な成績で
そんなに強調材料にはならないかもしれませんけれど、
福永厩舎の重賞初制覇をアシストになるか注目の一戦。
 『逃げ・先行・差し』いずれの脚質でも勝利したことが
あって、出遅れて後方からになったレースでも2着
に好走
していたりと、色んなパターンの競馬が出来るのは強み。
前走の内容は、昇級初戦で好走してくる馬の傾向とは少し
ズレていますので、本命にするつもりはありませんが
これだけ自在性を持っている馬は軽視しにくいか。
 ただ、近走で3着内を外している2回はどちらも道悪。
良馬場でないとパフォーマンスは落とす
印象がありますし
当時の厩舎コメントでも敗因として挙げられています。
ちょっと今週末は雨予報も出ているので天気は心配。


◆コスタボニータ
 内枠で安定感光る小回り巧者 
 東京コースで勝ったこともありますが、あんまり上がりが
速い競馬になると決め手不足。基本は小回り向きのタイプ。
前走の福島牝馬Sは直線でブレーキをかける場面があり、
万事休すと思われたところから、最後の100mでエンジンを
掛け直して差し切り
。見た目以上に強い勝ち方でした。
 唯一2000mを走っている愛知杯ですが、内有利の馬場で
内を立ち回っていましたので、外から捲って進出してきた
ミッキーゴージャスには完敗だったようにも見えますが
展開的にはハイペース。軽斤量だったアレグロモデラートは
4着に粘りましたが、この馬と同じトップハンデ55㌔の
ウインピクシスは大敗しており、決して楽ではなかったと
思いますし、距離をこなす目処は立っているでしょう。
 その一方、外を回らされた2走前の中山牝馬Sは直線で
ジリ脚になっての5着。あまり外枠は良くないかも。
これまで重賞には6回出走していますが、うち5回は内枠。
いつも立ち回りの巧さを活かせる枠だからこそ安定した
成績を残している
とも言えますので、トラックバイアスが
どうなるか次第なところもありますが、基本的には今回も
内枠が良い
でしょうね。外枠だと扱いが悩ましくなりそう。


◆ミッキーゴージャス
 馬場は不問!枠に注文。 
 昇級初戦となった愛知杯は出たなりで後方からの競馬。
向こう正面から捲っていき、そのまま押し切るかたちで
重賞初勝利。ペースが流れていたので捲りが利きやすい
展開でしたが、内の立ち回りが有利なトラックバイアスも
ありましたから、それを思えば十分評価できる内容。
 前走はG1初挑戦。序盤は中団につけたものの身動きが
取れない多頭数の内枠ということもありましたが、どうやら
気の悪さが出て集中力を欠いていたようで、3コーナーから
ついていけなくなり、そのまま大敗に終わりました。
転厩初戦の難しさも出てしまったのかなと思います。
 母ミッキークイーンの主戦だった浜中騎手を迎える今回は
仕切り直しの一戦。コスタボニータよりも0.5㌔重い絶妙な
斤量設定は若干見込まれた感はありますが、小回りコースは
こちらも得意ですし、2000mという距離も恐らくこちらの
ほうが適性的には合っている
と思うので妥当ではあるか。
 道悪になっても苦にならないので、カギは枠順でしょう。
揉まれにくい少頭数なら内枠でも良いですが、フルゲートと
なりますと、6~8枠あたりが理想的
だろうと思います。
コスタボニータはトラックバイアス次第ですが、こちらは
それに関係なく内枠では競馬はしづらそう。


◆ホールネス
 底を見せていない成長株 
 体質が弱かったためデビューは3歳4月と遅かったですが
初戦から揉まれる競馬で既走馬相手に善戦。センスの良さを
感じさせる内容。次戦で順当に勝ち上がり。
 2走前は中団のインコースを立ち回り、直線で徐々に
外へ持ち出されると鋭い決め手を発揮して連勝。
前走は減量特典がない特別戦で重馬場のコンディション。
ここでも馬混みでしっかりと折り合ってきっちりと勝利。
馬体重の数字だけ見ても、デビューから毎回増えており
レース内容も使う事に良くなっている
状況。まだまだ底を
見せておらず、むしろ伸び代がたくさんある印象です。
鞍上の西塚騎手と一緒に段々成長している、という感じ。
こういうコンビは応援したくなりますね~。
 3連勝はいずれも左回りですが、デビュー戦を見る限り
右回りに問題は感じませんし、距離も恐らく大丈夫そう。
道悪も苦にせず、大型馬の割に立ち回りがうまいのは強み。
馬混みでタイトな競馬になっても対応できそう
なので、
内回りコースも合っているんじゃないでしょうかね。
むしろ上がりの速い競馬になりやすい東京コースのほうが
どうなのかな、と思うくらい。
 穴人気すると飛びがちな軽斤量というのが嫌ですけど
同じ格上挑戦の馬なら、アリスヴェリテよりもこっちを
買いたいかなと思っています。


◆タガノパッション
 斤量がだいぶ恵まれている? 
 オークスで4着に入ったことで秋は期待されましたが
ローズSで惨敗。結局そのあとは3勝クラスでもなかなか
結果が出ず、良くなってきたのは4歳の夏あたりから。
それ以降、勝ち馬からコンマ5秒以上離されて負けている
レースは時計が速いことが多かった
ので、それを思えば
愛知杯の2着は収穫。勝ったミッキーゴージャスと、
3着のコスタボニータは当時より斤量が重くなる今回、
この馬は据え置き
のまま。これは恵まれている印象です。
 前走の福島牝馬Sは捲るタイミングが良くなかったとは
思いますが、そもそも展開が落ち着いてしまいましたので
出遅れた時点でああするしかなかったかなという印象です。
1800mは多数経験していますが(1-1-7-6)。連対率は
低いですから、であれば2000m(1-1-1-2)に延びることは
プラスだと思うので、再度53㌔で出られることも含めて
巻き返しに期待したいところ。
 3勝クラス時代に重馬場の豊橋Sで大敗していますが
マイルの距離自体が適性的に短いことと、中京コースも
それまでの戦績や内容から合っていない印象でしたし、
荒れた馬場や渋った馬場は問題ないと思います。
あとは前走のように出遅れないことが重要でしょう。
デムーロ騎手は捲るのは巧いですけど、時々"出ぬ~ロ"に
なりますからねぇ。ちょっとそこは心配。


気になる穴馬
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 抽選対象馬にも気になる馬は居ますが、出られるかどうか
わからないので、確実に出られる馬の中から1頭挙げます。
 好走しているのは小倉と京都。つまりは平坦巧者。
前走は適性外、2走前は出遅れとテンションが高くなって
しまったことが敗因。3走前は単に力不足ということと
距離が長すぎた印象。ベストは1800mだとは思いますが
昨年のマーメイドSは苦手な阪神開催ながらまずまず健闘。
個人的には無印にしていましたが、あれだけやれたなら
得意の京都、そしてこのクラスの2000mでも十分やれる
見込みがあるんじゃないでしょうかね。
人気はどうあれ、今年は買ってみたいと思います。


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