こんにちは~、Tomyです。

 先週のマーメイドS、◎タガノパッションは15着大敗。
うーん……結果論ですがちょっと馬体が太かったですかね。
コスタボニータもそうですけど、追い切りの時点では
判断にしくい部分もあったかもしれません。
レースも中途半端に動いてしまったし、思った競馬とは
違ってしまいました……。
斤量50㌔のアリスヴェリテが大逃げしたわけですけども、
極端なハイペースではなかったですし、2番手以降が
放置プレイしすぎましたかね……ただあれを追いかけるか
どうかの判断は恐らく乗っている側も難しいでしょうから
責められるものでもありませんが。

さて、切り替えて宝塚記念
気持ちを向けていきましょう。

 今年は2006年以来、18年ぶりの京都開催ということで
いつもの阪神開催と同じとは言い難い条件設定。
頭数は少なめですが、面白いメンバーは揃いましたよね。
上期最後のG1を当てて締め括りたいところです❗


それでは過去10年の傾向を見ていきましょう~。

【枠順】に関しては2011年以降のDコース開催・古馬戦
から抽出しています。
また、【脚質・上がり】に関しては2012年以降に行われた
エリザベス女王杯の結果から抽出しています。
前有利になりがちな下級条件を見ても仕方ないのですが
古馬の上級条件だとエリザベス女王杯くらいしか参考に
出来るレースが無いですからねぇ。


【馬齢】
 4歳  (3-1-5-30) 連対率10.3% 複勝率23.1%
 5歳  (7-4-5-37) 連対率20.8% 複勝率30.2%
 6歳  (0-4-0-26) 連対率13.3% 複勝率13.3%
 7歳~ (0-1-0-25) 連対率3.8% 複勝率3.8%


 勝ち馬は5歳以下となっていて、6歳以上は複勝率も
良くないですから、基本的には若い馬を優先すべき。


【所属】
 美浦 (4-4-0-24)   連対率25.0% 複勝率25.0%
 栗東 (6-5-10-95) 連対率9.5% 複勝率18.1%

 関西馬中心のレースですが、関東馬の好走率は悪くなく
意外と気にする必要は無い…かもしれません。


【性別】
 牡・セ (6-8-5-102) 連対率11.6% 複勝率15.7%
 牝馬  (4-2-5-17)   連対率21.4% 複勝率39.3%

 牝馬の活躍は目立ちますが、阪神開催時は前傾ラップの
G1(主に秋華賞)で好走していた馬が狙い頃。
ただ、今年は後傾ラップになりやすい京都芝2200m。
ちょっと視点は変えたほうが良いでしょうね。
エリザベス女王杯は大いに参考になると思います。


【枠番】
※Dコースで行われた古馬戦(2012年~先週まで)
 1枠 (1-3-1-6)   連対率36.4% 複勝率45.4%
 2枠 (0-0-1-11) 連対率0.0% 複勝率8.3%
 3枠 (1-2-1-10) 連対率21.4% 複勝率28.6%
 4枠 (1-0-1-12) 連対率7.1% 複勝率14.3%
 5枠 (3-1-2-11) 連対率23.5% 複勝率35.3%
 6枠 (2-2-1-13) 連対率22.2% 複勝率27.8%
 7枠 (1-0-2-16) 連対率5.3% 複勝率15.8%
 8枠 (1-2-1-15) 連対率15.8% 複勝率21.1%

 そもそもDコース開催自体が少なく、特に今年の場合は
連続開催9週目ということで、恐らく上記で集計した期間
よりも馬場の傷みは出ているかなと思いますので、どこまで
参考になるかは分かりませんが、枠の有利不利はあまり
大きくはなさそう。
土曜日(外回り)のトラックバイアスは見たほうがいいと
思いますが、Dコース自体は極端な傾向は無いでしょう。


【脚質・上がり】
※京都開催のエリザベス女王杯(2011年以降の10回)
 逃げ (0-2-0-8)   連対率20.0% 複勝率20.0%
 先行 (1-6-3-26) 連対率19.4% 複勝率27.8%
 差し (9-2-6-59) 連対率14.5% 複勝率22.4%
 追込 (0-0-1-47) 連対率0.0% 複勝率2.1%
 捲り (0-0-0-1)   連対率0.0% 複勝率0.0%

 1位  (5-0-4-6)   連対率33.3% 複勝率60.0%
 2位  (1-1-0-7)   連対率22.2% 複勝率22.2%
 3位  (0-2-1-7)   連対率20.0% 複勝率30.0%
4~5位 (3-2-1-18) 連対率20.8% 複勝率25.0%
 6位~ (1-5-4-103) 連対率5.3% 複勝率8.8%

 阪神開催の宝塚記念は4角4番手以内の馬が7勝
挙げていますが、京都開催のエリザベス女王杯の場合は
4角4番手以内の馬は1勝
のみ。
『内回りの阪神2200mは先行有利、外回りの京都2200mは
差し有利』
ということで、脚質傾向は異なります。


【ラップ比較】
※良馬場時の直近5回平均値
◆阪神開催の宝塚記念(15、19、21~23年)
 テン3F  34.9 (12.4-11.0-11.5)
 中盤5F  61.1 (12.6-12.3-12.3-12.2-11.7)
 上がり3F 35.3 (11.5-11.7-12.1)
 3着内馬平均上がり3F 『35.1』

◆京都開催のエリザベス女王杯(16~19、23年)
 テン3F  36.7 (12.5-11.3-12.9)
 中盤5F  62.1 (12.7-12.4-12.5-12.6-11.9)

 上がり3F 34.6 (11.6-11.3-11.7)
 3着内馬平均上がり3F 『34.0』

 阪神芝2200mは、最初の直線は500m以上と長い。
スタート直後が下り坂で勢いがつきやすく、1コーナーに
入るあたりまで流れが落ち着かないことが多い。
 対して京都芝2200mは 最初の直線は400m弱ですが
スタート地点からほぼ平坦で、1コーナーに入る頃までには
流れが落ち着きやすい
というが特徴の1つ。
 中盤以降、ゴール手前まで上り成分が無い阪神内回りとは
違い、京都外回りは向こう正面の途中から上り坂。
3コーナーにかけて上った後は一気に下ってあとは平坦。
序盤から中盤、そして終盤に差し掛かる手前までペースが
落ち着いたまま進むことが多く、阪神内回りと比べると
ゆったりとした流れからの上がり勝負になりやすいので
より速い脚が求められる
傾向となっています。


【前走レース】
 天皇賞春  (3-3-2-33) 連対率14.3% 複勝率21.4%
 大阪杯   (2-2-1-16) 連対率19.0% 複勝率23.8%
 ドバイSC (2-1-1-6)   連対率30.0% 複勝率40.0%
 鳴尾記念  (1-2-0-15) 連対率16.7% 複勝率16.7%
 目黒記念  (1-0-1-13) 連対率6.7% 複勝率13.3%
 QE2   (1-0-0-6)   連対率14.3% 複勝率14.3%
 ヴィクトリ (0-0-4-4)   連対率0.0% 複勝率50.0%

 メインとなるのは、やはり海外含めて前走G1組ですが
G2・G3組からでも時々好走馬が出ていますので、
多少注意したほうが良いでしょう。


【前走人気】
◆前走国内G1組
 1人気  (0-0-1-4)   連対率0.0% 複勝率20.0%
 2人気  (2-1-2-5)   連対率30.0% 複勝率50.0%
 3人気  (1-1-0-8)   連対率20.0% 複勝率20.0%
 4人気  (1-0-1-6)   連対率12.5% 複勝率25.0%
 5人気  (0-2-2-2)   連対率33.3% 複勝率66.7%
6~9人気 (1-1-1-14) 連対率11.8% 複勝率17.6%
10人気~ (0-0-1-19) 連対率0.0% 複勝率5.0%
◆前走国内G2・G3組
 1人気  (1-0-0-5)   連対率16.7% 複勝率16.7%
 2人気  (1-2-0-4)   連対率42.9% 複勝率42.9%
 3人気  (0-0-0-5)   連対率0.0% 複勝率0.0%
 4人気~ (0-1-1-24) 連対率3.8% 複勝率7.7%

 前走国内G1組といっても、フタ桁人気では実力的に
心許ないですし、G2・G3組に関しては上位人気でないと
ここでは買いづらいかなというところ。


【前走着順】
◆前走国内G1組
 1着  (1-0-4-6)   連対率9.1% 複勝率45.5%
 2着  (1-1-0-8)   連対率20.0% 複勝率20.0%
 3着  (0-0-0-5)   連対率0.0% 複勝率0.0%
 4着  (1-1-0-5)   連対率28.6% 複勝率28.6%
 5着  (0-0-0-5)   連対率0.0% 複勝率0.0%
6~9着 (2-2-4-20) 連対率14.3% 複勝率28.6%
10着~ (0-1-0-8)   連対率11.1% 複勝率11.1%
◆前走国内G2・G3組
 1着  (1-2-0-7)   連対率30.0% 複勝率30.0%
 2着  (1-0-1-2)   連対率25.0% 複勝率50.0%

 3着  (0-0-0-4)   連対率0.0% 複勝率0.0%
 4着  (0-1-0-3)   連対率25.0% 複勝率25.0%
 5着~ (0-0-0-19) 連対率0.0% 複勝率0.0%
◆前走海外G1組
 1着  (1-0-0-3)   連対率25.0% 複勝率25.0%
 2着  (1-1-0-1)   連対率66.7% 複勝率66.7%
 3着  (1-0-1-2)   連対率25.0% 複勝率50.0%
 4着~ (0-0-0-13) 連対率0.0% 複勝率0.0%

 大阪杯が行われる阪神2000m、天皇賞(春)が行われる
京都3200mとはレースの質が全く異なるのが例年の宝塚。
なので、基本的に前走G1で好走していてもここでは
逆に凡走するケースが目立つのてすが、今年は京都外回り。
大阪杯・天皇賞(春)との相関性は恐らく普段よりは高いと
思っています。ただ、上がりの速い競馬への対応力は
考えておかないといけないですよねぇ。
特に今年は逃げ馬不在。コースの特徴からいっても
スローペースは濃厚。良馬場であれば『33~34秒前半』の
決め手が求められるハズなので、上がり性能は注視。
 一方、ちょっと気になるのは海外G1で馬券に絡めず
凡走していた馬の成績が悪い
こと。
ドウデュース・ジャスティンパレスは大丈夫なのか?


宝塚記念の注目馬
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 まず鞍上に注目したいのですが、古馬芝重賞においては
父ディープインパクト系では(0-1-0-8)と低調ですが、
父ディープインパクト系以外だと(12-4-4-4)
。明らかに
ディープインパクト産駒を苦手としており、それ以外は
かなりの高確率で馬券に絡んでいます。
古馬G1に限ると前者は(0-0-0-4)、後者は(4-4-3-1)
これだけでも相当な追い風。買える材料として申し分ない。
 では馬がどうか、ですが、前走の内容がとても秀逸です。
重いハンデを背負い、尚且つスローからの3F勝負で
圧倒的先行有利のなか1頭だけ追い込んでの勝利

ゆったりした流れでじっくり溜めて末脚を伸ばすという点で
京都外回り2200mの宝塚記念と相関性のある内容
でしたし
右回りも2走前に経験済み。あとは輸送がどうかだけ。
 『某ダービー馬が参戦を取り止めたことで用意された』
という背景が噂されていますが、もしそうだったとしても、
鞍上の魅力だけでなく、馬の適性も見込める印象ですから
軽視するには勿体ないかなと思います。
前走後は在厩のまま調整されていますし、時系列的には
ここを使うことが完全な想定外でもなかったでしょう。
 ドウデュース・ジャスティンパレスが強力であることは
確かですが、ともに海外帰り初戦というシチュエーション。
他の有力どころをみると、古豪ディープボンドはともかく
G1好走経験が多数……というほどではない馬が多いです。
割り込む可能性は十分ありますし狙いたい。


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