こんにちは~、Tomyです。

 七夕賞に登録していた
アサマノイタズラ は残念ながら回避とのこと。
屈腱炎は………キツいですね…。現状成績は奮っていませんが
6歳のこの時期から9ヶ月以上の休養は現役を続けるうえで
かなり痛い……。お大事に。。

 さて、それでは有力馬考察をしていきましょう。


◆カレンルシェルブル
 ここまでの重賞成績は(0-0-1-8)。いつもソコソコの
穴人気になりますが、結果も掲示板に載るか載らないかが
とても多く『来そうで来ない』という状況が続きます。
脚質がネックになって展開がなかなか向かないことに加え
高速決着もあんまり合っていない
のが主な原因と見ます。
 前走は少し位置を取れたのは良かったと思うのですが、
大外を回したぶんもあって伸びきれずジリ脚に。
ただ、昨年は福島民報杯を勝利したほか、福島記念も3着。
コース自体は合っているし、ペースが流れて尚且つ時計が
掛かる馬場ならもうひと押しがあっても
良さそうです。
 田辺騎手は、戸崎騎手と並んで福島芝2000mを得意とする
ジョッキー。まあ田辺騎手の場合、2000mに限らずですが
さすがに"地元"。この乗り替わりはプラスに捉えていい。
先週のラジオNIKKEI賞でも鮮やかに追込を決めていますし
馬場はよく分かっているので、鞍上込みで今回はチャンス?
 あとは馬体重ですかね。前走が『508㌔』でしたけど、
これより増えては欲しくない
ところ。あまり大きすぎても
機動力の面で不利に働くレース傾向もありますからねぇ。


◆キングズパレス
 3勝クラスを突破するまでにだいぶ時間が掛かりましたが
昇級初戦だった前走は勝ち馬とハナ差の2着に好走。
3歳時以来、久しぶりの重賞で相手も強化されている中でも
相変わらずの安定した末脚は発揮。このクラスで通用する
力は十分あることを証明できたのが何よりの収穫。
 条件戦時代は、少し距離が長めの大箱コースを中心に
使われていますが、直近の2勝はどちらも中山芝2000m。
しかも前傾ラップで勝利しており、結局1番合っているのは
小回りの舞台なのかも
しれませんね。ここも適性は高い。
斤量57㌔も他馬との兼ね合い的に妥当なところでしょう。
 また、2020年以降の七夕賞は『キングマンボ系産駒』が
好走馬:12頭のうち10頭を占めておりトレンド
状態。
2019年以前は全く好走していなかったのですが、急激に
潮目が変わっています。人気馬の中では推せる材料が
最も多い印象
ですね。まあでも……1人気でしょうけど。
 1つ気になるのは『夏場に走ったことがない』点。
有力馬で唯一、7~8月のレース経験がない
んですよね。
幸いカンカン照りではなさそうな天気予報は出ていますが、
湿度が高いジメジメする暑さは確実。体調面がポイント。


◆フェーングロッテン
 デビュー当初から手を抜く癖があり、3歳春から🅑を装着
したところ効果抜群。距離が長すぎた菊花賞は別として
重賞で好走を連発。どこまでいくかなぁ……と思ったのですが
🅑の効果が切れてきたのか、徐々に行き脚がつかなくなり
昨年の七夕賞以降は自分の競馬ができていない状況です。
前向きさが完全に失われてしまいました。
 去勢して迎えた前走の小倉大賞典は5着。最近の中では
まともな着順ですが、かなり強引に前付けさせていたこと、
逃げた馬を捉えられず背後に居た馬にキチンと負けている
ことを踏まえると、良いときに戻った……とは言い難い

もちろん去勢明け2戦目なので、少し変わってくる可能性は
ある
のですが、引き続きトップハンデなのがどうかなと。
 勝利したラジオNIKKEI賞は前傾ラップ。七夕賞の適性は
十分に持っていると思いますし、あの時の走りが出来れば
勝ち負けは可能
と見ますが、他にも前付けしたい馬が
結構多い印象なので、諸々含めて強気には推しづらい。
元々積極的に自分から走ろうとするタイプではないですから
現状は2000mより1800mのほうが良いような気はします。
まあそうなってくると、毎日王冠だと上がりが速すぎるし
重賞ではホントに小倉大賞典くらいしか無いのですが……。
あ、今年だったら中京記念はアリかもしれませんね。


◆ボーンディスウェイ
 東京コースでも勝利したことはありますが、決め手が
そんなに無いので、本質的には小回り向きですね。
前走の福島民報杯は好位に取り付くと、持ち前の粘り強さで
2着に好走
。勝ち馬の決め手には屈しましたが、この馬の
良さは出たレースだったんじゃないかなと思います。
 1800m(1-2-1-4)、2000m(3-2-2-3)ということで
距離はこのくらいがベストですし、いかにも合いそうな
シチュエーション
ですが、過去に好走しているレースは
スローペースばかり
というのが引っ掛かるところ。
七夕賞は、基本的に前傾ラップになりやすいレースで
良馬場時の前後半ラップは『58.8ー60.0』。テンも速い。
昨年のようなスローペースで収まればノーチャンスではない
でしょうけど、ペースが流れた3歳時のラジオNIKKEI賞や
今年の中山記念では、距離がベストではないにしても
負けすぎなことを考えると、傾向どおりの流れなら意外と
微妙なんじゃないかなと思うんですよねぇ。
 今年の中山金杯は、ペース・距離・枠順・馬場を含めて
ベストな条件が揃っていた印象。あれで4着となると今回は
若干パンチに欠けてしまう感はありますが、逆にいえば
他の有力馬より斤量が1㌔軽いのは妥当とも。


◆リフレーミング
 一時期成績が伸びなくなりましたが、先行する競馬を
させてから復調。ちょうど1年前からはパフォーマンスが
安定しており、昇級初戦となった2走前の福島民報杯では
出遅れを補って余りある直線一気の脚を使い快勝。
1頭だけ明らかに抜けた瞬発力
でしたし、通算5勝の内訳は
中山・福島、そして左回りの中では直線が短めの中京

この辺からも、一瞬のキレ味が活きるコースがベター。
 前走の新潟大賞典は直線半ばまでは伸びていましたが
残り1ハロンでジリっぽくなり、最後は少し離されて5着。
本質的に向いているとはいえないなか、重賞初挑戦でも
ある程度の結果を残しており、斤量据え置きも妥当か。
福島では2戦2勝、ともに今回と同じ2000mという設定
でしたから、コース適性に関しては疑いの余地は無いし
小回りであれほど鮮やかにキレるタイプはこのクラスでは
少ない印象。よほどスローにならなければ勝ち負けを十分に
期待できる
んじゃないかなと思います。
 やや不安なのは馬場が渋った時。重馬場で1度大敗して
いますが、これは距離も長かった印象ですから、一概には
言えないとはいえ良馬場のほうがいいでしょうねぇ。
現状の福島は高速馬場なので、稍重までに留まるようなら
大丈夫そうですが、それ以上に悪くなるのはマイナス
か。


◆レッドランディエス
 デビュー戦こそ6着に負けましたが、それ以降はすべて
馬券圏内をキープ
。誰が乗っても成績に大きな差は無く、
いかにも乗りやすそうな好位・差し脚質の馬ですね。
前走と2走前は、ともに広い東京コースでの上がり勝負。
これだけ見るとラップ傾向的に合わないかもしれませんが
過去には福島芝2000m、新潟(内)芝2200mなどでも
そこそこ流れたレースも好走
しており、ある程度の対応は
可能かなと思いますし、カレンルシェルブルのところにも
書いたとおり、戸崎騎手はこのコースを得意としていて
鞍上にも期待
できそう。初めての重賞でも侮れなさそう。
 気になる部分としては、まず『道悪適性が未知』な点。
1度稍重は経験していますが、適性云々が出るほどの
馬場ではなかったので、あまり参考にはならない印象です。
 あとは『多頭数の経験』が無い点がどうか。直近の2走は
9頭立て→8頭立てと少頭数
ですし、過去に走った中でも
13頭立てが最高。多頭数+初重賞で揉まれる競馬になって
甘さが出てしまう可能性はあるんじゃないかなと思います。
ほぼ崩れたレースが無いので、軽視はしづらい1頭ですが
故障もあったぶんキャリアが浅く、年齢の割りに経験値は
不足している
だけに、とりあえず相手候補までかなと。
頭まであるでしょうけど、逆に惨敗しても不思議ではない。


気になる穴馬
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 過去10年、斤量57㌔(牝馬55㌔)以上だった馬のうち
当日5人気以内は(7-3-1-8)という好成績であるものの
6人気以下になると(0-0-0-23)
。全く奮っていません。
原則として斤量が重くない馬から穴を探すべきレースです。
例えば、ダンディズム・バビットあたりもコース適性は
ありそうですが、斤量は上位人気馬と変わらない57㌔。
したがって、もうちょっと軽めに設定された馬を挙げます。

 3連勝で一気にOP入りした直後だった昨年の中山金杯は
明らかに内枠有利な状況。外枠は厳しかったと思いますが
まずまず善戦したと言っていいでしょう。
その後はG3を中心に出走し、馬券圏内はありませんが
昨年の七夕賞は、ペースがもう少し流れていればワンチャン
あったんじゃないかと思える良い内容。その前後のレースは
広いコースで全く結果が出ていませんし、直線の短い
小回りでこそのタイプ
という印象です。
 休み明けだった前走は馬体も太く、コースも合わず惨敗。
ひとつ叩いて七夕賞へ参戦することは早くから予定されて
いた
ようで、狙いはココであるのも明白ですね。
昨年も休み明けを叩いた後に絞れてきた七夕賞で良い内容
でしたので、上積みに期待したいところ。
馬場があんまり渋ってしまうとダメな馬だと思うので、
天気は心配ですけどねぇ………買いたい1頭です。


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