こんにちは~、Tomyです。
もう木曜日になってしまいましたが、
クイーンSの
有力馬考察をしていきます。
3歳馬が3頭出走を予定しているほか、古馬たちも絶妙に
面白いメンバーが揃ったんじゃないかなと思いますね~。
個人的には、今月で1番楽しみなレースかもしれない。
当てたいですね~。当てたいよ。
それでは上位人気想定6頭の考察です。
◆ウインピクシス(牝5・55㌔)
前走福島牝馬Sは3着。ジリジリと長く脚を使うタイプで
上がりの速い展開には向かないし、どうしても逃げたい馬は
居ませんでしたからスローを見越して先手を取ったのは正解
だったと思いますし、持ち味は出せていましたね。
牡馬相手の福島記念(4着)で2000mもこなせなくは
ないですが、1800mがベスト。昨年のクイーンSでも
好走しており、リピートに期待したいところ。
クイーンSは、札幌開幕2週目ということとコース形状も
影響して、ペース次第では意外と上がりが速くなります。
この馬には決め手がありませんので、理想は昨年のような
展開ですが、今回のメンバーは逃げそうな馬は居るものの
ガンガン飛ばすタイプは不在。ラリュエルあたりが行くなら
いいですが、そうでなければ再度逃げる競馬も有り。
横山和騎手であれば外連味の無い逃げを打てますからね。
スローペースになれば洋芝であってもキレ負けしますので
展開をモノにできるかが全て。受け身にならず積極的な
立ち回りをするかどうかで結果は変わるかなと思います。
あとは馬体重がポイント。OP昇級後450㌔台で出走した
レースは4回ありますが、うち3回はフタ桁着順に惨敗。
先週の段階で444㌔とのことですので、このまま440㌔台で
出られれば、といったところですかね。
◆ウンブライル(牝4・55㌔)
前走ヴィクトリアMは6着。デビュー以来、マイルを
中心に使われていますが、持ち時計が速くないだけに
『上位クラス+良馬場+東京』という条件への対応が
カギでしたが、ある程度先行してコンマ4秒差なら上々。
デビュー以来ズブいところがみられ、昨年のNZTからは
🅑を着用していましたが、本来は強い矯正馬具を使わないに
越したことはないし、若いうちから頼り続けてもいつかは
走らなくなります。阪神牝馬Sで騎乗した川田騎手の進言が
あったかもしれませんが、いずれにせよ🅑に頼らない形で
ソコソコ頑張れた点を評価しています。
今回は初めての1周競馬と1800m戦がポイントですが
全兄ステルヴィオは(若い頃)1800~2000mでも悪くない
競馬をしており、同舞台のコスモス賞(重馬場)を勝利。
牡馬と牝馬では違うかもしれませんが、この馬自身も
マイルの高速決着がベストではないうえ、折り合い自体は
そんなに難しくないので、意外とプラスに働くかも。
重賞未勝利のため斤量も55㌔で済みますし、今週から
復帰するルメール騎手が騎乗するとのこと。楽しみです。
まあ、休み明けのルメール騎手がどうなのか…という問題は
ありますけど、それなりの印を回すつもりです。
◆コガネノソラ(牝3・51㌔)
前走オークスは12着。中団やや後方寄りで折り合いを
つけて脚を溜め、最後の直線に入ると残り300mくらいで
脚色が鈍り伸び負け。3連勝中と勢いがあり、重賞初挑戦で
ありながら穴人気しましたが終わってみれば力負けの感。
ゴールドシップ産駒における芝1800m成績をコース別に
見ると東京が最も悪いのですが、この馬はその東京で2勝。
ただ、未勝利戦は少頭数でスロー逃げ。スイートピーSは
確かに見た目は強かったのですが、メンバーレベルは微妙。
では今回はどうかというと、ゴールドシップ産駒は札幌の
芝1800mがかなり好相性である点は買い材料ですけど
肝心の実力評価の面では劣ると思っています。
過去のクイーンSで好走した3歳馬はG1で掲示板に載った
ことがあるか、G2・G3を勝っている馬ばかり。
目立った実績のない馬は20年以上も通用した例が無い。
斤量は非常に軽くて有利に見えますが、そうでもしないと
3歳夏に古馬を相手にするのは厳しいということ。
この馬の場合は、世代上位の実績(現時点での実力)を
残しているわけではないので、2ヶ月の間に急激な成長を
していない限りはちょっと厳しい……んじゃないかなと。
◆ドゥアイズ(牝4・55㌔)
前走ヴィクトリアMは4着。外をスムーズに立ち回った
勝ち馬の瞬発力には屈していますが、この馬なりに最後まで
脚は使えていて、内容は十分評価できるところです。
3歳春までは『マイルは忙しいんじゃないか』と思う節は
ありましたけど、結果的に掲示板を外したことが無い距離で
むしろ掲示板を外しているのはオークスと秋華賞ですから
本質的には1800m以下の馬なんだろうなと思います。
2歳時は札幌デビュー。ドゥーラ・モリアーナあたりに
完敗していますが、当時はまだまだ馬が動けていない時期。
もちろんここに出てくるモリアーナも成長していますけど
その度合いはこちらのほうが大きい印象はあるんですよね。
阪神牝馬Sのように上がりが速いとキレ負けしますが
34秒台で事足りるレースであれば十分勝ち目はありそう。
しかも重賞を勝ちきれていないがゆえ、ウンブライルと
同じく斤量55㌔で出られるのも強み。弱い馬ではないので
タイトルを奪取する大きなチャンスかもしれません。
ハンデ戦だと恐らく背負わされるであろうことを考えると、
これ以上の適条件は意外と多くないと思うんですよね。
クイーンSと府中牝馬Sくらいでしょう。
◆ボンドガール(牝3・51㌔)
前走NHKマイルCは17着。その要因は直線で致命的な
不利を受けたことが専らとされています。実際そうだと
思うのですが、そこまでの手応えなどを踏まえて見ると、
あって3着争いだったのかな、という印象です。
とはいえ、アクシデントで回避した阪神JF、賞金が足りず
桜花賞にも出走できなかった背景もあり不完全燃焼の春。
新馬戦では後のオークス馬チェルヴィニアを破っており
力が無いわけではないのは確かで、今回はあらためて実力を
示したいところでしょう。
斤量は51㌔と軽く、大チャンスにも見えるのですが
この馬にとっては『距離』は明確な不安要素と言えます。
"ダイワメジャー産駒はマイルまで"は一般常識レベルで、
中でも牝馬は芝1800m以上の重賞成績が(0-1-6-72)。
古馬重賞に限ると(0-1-1-36)で、シゲルピンクダイヤが
中日新聞杯で2度好走した以外は全て馬券圏外です。
『血の宿命』を覆すことができるかどうか………。
クイーンS自体、G1好走歴がない3歳馬はかなり分が悪い
傾向もあり、あんまり強気に買いたいとは思いません。
個人的には、マイル以下に短縮した時に真価を問いたい。
◆モリアーナ(牝4・57㌔)
前走ヴィクトリアMは7着。いつものように後方で脚を
溜めており、立ち回りとしては悪くなかったと思いますし
この馬なりに伸びてはいるのですが、マイルの高速決着には
向かなかった印象です。持ち時計的にも辛かった。
暫くのあいだ手綱を取った横山典騎手は『中距離適性』を
感じる一方、調教師は『マイルが1番合っている』と。
実際にどちらがいいかは微妙なところですが個人的には
"上を目指すなら中距離"のような気はするんですよね。
G1レベルで考えるとマイルは忙しいと思いますし。
さて今回ですが、コースや距離は特に問題ないでしょうし
むしろ前走より向くかもしれません。
ただ、昨年にG2の紫苑Sを勝っているため、斤量57㌔。
実力が抜けているわけではないなか、他の人気馬たちより
2㌔重いのは気になるし、鞍上はJRAの重賞成績が
(0-1-6-68)の武藤騎手。ハンデ戦以外の古馬重賞では
(0-0-0-24)と馬券的には正直言って買いづらいです。
誰でも始めは重賞未勝利からスタートするわけですので
いつか覚醒する時が来るといいな、とは思っていますが
現状はこの乗り替わりをプラスに捉えるのは難しい。
★気になる穴馬
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実績的には劣りますが、個人的に買いたいのはコレ。
マイルの新馬戦を勝利していますが、過去に負けたレースも
しっかり負けている距離でもあり、コーナー4つの1800m
のほうが合う印象。
前走は道中は中団で進め、ペースに乗じて捲り上げて
いくと、そのまま上がり最速で捩じ伏せる強い内容で勝利。
手応えが1頭だけ違いましたし、馬体重は2走前に減った
ぶんを差し引いても成長していたのでしょう。
札幌コースは初めてですが、昨年は函館で2戦2連対。
洋芝適性は証明していてますし、母がクイーンS勝ち馬と
くれば期待したくなります。面白いと思いますね。
いつもお読み頂きありがとうございます(^^)
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もう木曜日になってしまいましたが、
クイーンSの
有力馬考察をしていきます。
3歳馬が3頭出走を予定しているほか、古馬たちも絶妙に
面白いメンバーが揃ったんじゃないかなと思いますね~。
個人的には、今月で1番楽しみなレースかもしれない。
当てたいですね~。当てたいよ。
それでは上位人気想定6頭の考察です。
◆ウインピクシス(牝5・55㌔)
前走福島牝馬Sは3着。ジリジリと長く脚を使うタイプで
上がりの速い展開には向かないし、どうしても逃げたい馬は
居ませんでしたからスローを見越して先手を取ったのは正解
だったと思いますし、持ち味は出せていましたね。
牡馬相手の福島記念(4着)で2000mもこなせなくは
ないですが、1800mがベスト。昨年のクイーンSでも
好走しており、リピートに期待したいところ。
クイーンSは、札幌開幕2週目ということとコース形状も
影響して、ペース次第では意外と上がりが速くなります。
この馬には決め手がありませんので、理想は昨年のような
展開ですが、今回のメンバーは逃げそうな馬は居るものの
ガンガン飛ばすタイプは不在。ラリュエルあたりが行くなら
いいですが、そうでなければ再度逃げる競馬も有り。
横山和騎手であれば外連味の無い逃げを打てますからね。
スローペースになれば洋芝であってもキレ負けしますので
展開をモノにできるかが全て。受け身にならず積極的な
立ち回りをするかどうかで結果は変わるかなと思います。
あとは馬体重がポイント。OP昇級後450㌔台で出走した
レースは4回ありますが、うち3回はフタ桁着順に惨敗。
先週の段階で444㌔とのことですので、このまま440㌔台で
出られれば、といったところですかね。
◆ウンブライル(牝4・55㌔)
前走ヴィクトリアMは6着。デビュー以来、マイルを
中心に使われていますが、持ち時計が速くないだけに
『上位クラス+良馬場+東京』という条件への対応が
カギでしたが、ある程度先行してコンマ4秒差なら上々。
デビュー以来ズブいところがみられ、昨年のNZTからは
🅑を着用していましたが、本来は強い矯正馬具を使わないに
越したことはないし、若いうちから頼り続けてもいつかは
走らなくなります。阪神牝馬Sで騎乗した川田騎手の進言が
あったかもしれませんが、いずれにせよ🅑に頼らない形で
ソコソコ頑張れた点を評価しています。
今回は初めての1周競馬と1800m戦がポイントですが
全兄ステルヴィオは(若い頃)1800~2000mでも悪くない
競馬をしており、同舞台のコスモス賞(重馬場)を勝利。
牡馬と牝馬では違うかもしれませんが、この馬自身も
マイルの高速決着がベストではないうえ、折り合い自体は
そんなに難しくないので、意外とプラスに働くかも。
重賞未勝利のため斤量も55㌔で済みますし、今週から
復帰するルメール騎手が騎乗するとのこと。楽しみです。
まあ、休み明けのルメール騎手がどうなのか…という問題は
ありますけど、それなりの印を回すつもりです。
◆コガネノソラ(牝3・51㌔)
前走オークスは12着。中団やや後方寄りで折り合いを
つけて脚を溜め、最後の直線に入ると残り300mくらいで
脚色が鈍り伸び負け。3連勝中と勢いがあり、重賞初挑戦で
ありながら穴人気しましたが終わってみれば力負けの感。
ゴールドシップ産駒における芝1800m成績をコース別に
見ると東京が最も悪いのですが、この馬はその東京で2勝。
ただ、未勝利戦は少頭数でスロー逃げ。スイートピーSは
確かに見た目は強かったのですが、メンバーレベルは微妙。
では今回はどうかというと、ゴールドシップ産駒は札幌の
芝1800mがかなり好相性である点は買い材料ですけど
肝心の実力評価の面では劣ると思っています。
過去のクイーンSで好走した3歳馬はG1で掲示板に載った
ことがあるか、G2・G3を勝っている馬ばかり。
目立った実績のない馬は20年以上も通用した例が無い。
斤量は非常に軽くて有利に見えますが、そうでもしないと
3歳夏に古馬を相手にするのは厳しいということ。
この馬の場合は、世代上位の実績(現時点での実力)を
残しているわけではないので、2ヶ月の間に急激な成長を
していない限りはちょっと厳しい……んじゃないかなと。
◆ドゥアイズ(牝4・55㌔)
前走ヴィクトリアMは4着。外をスムーズに立ち回った
勝ち馬の瞬発力には屈していますが、この馬なりに最後まで
脚は使えていて、内容は十分評価できるところです。
3歳春までは『マイルは忙しいんじゃないか』と思う節は
ありましたけど、結果的に掲示板を外したことが無い距離で
むしろ掲示板を外しているのはオークスと秋華賞ですから
本質的には1800m以下の馬なんだろうなと思います。
2歳時は札幌デビュー。ドゥーラ・モリアーナあたりに
完敗していますが、当時はまだまだ馬が動けていない時期。
もちろんここに出てくるモリアーナも成長していますけど
その度合いはこちらのほうが大きい印象はあるんですよね。
阪神牝馬Sのように上がりが速いとキレ負けしますが
34秒台で事足りるレースであれば十分勝ち目はありそう。
しかも重賞を勝ちきれていないがゆえ、ウンブライルと
同じく斤量55㌔で出られるのも強み。弱い馬ではないので
タイトルを奪取する大きなチャンスかもしれません。
ハンデ戦だと恐らく背負わされるであろうことを考えると、
これ以上の適条件は意外と多くないと思うんですよね。
クイーンSと府中牝馬Sくらいでしょう。
◆ボンドガール(牝3・51㌔)
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不利を受けたことが専らとされています。実際そうだと
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とはいえ、アクシデントで回避した阪神JF、賞金が足りず
桜花賞にも出走できなかった背景もあり不完全燃焼の春。
新馬戦では後のオークス馬チェルヴィニアを破っており
力が無いわけではないのは確かで、今回はあらためて実力を
示したいところでしょう。
斤量は51㌔と軽く、大チャンスにも見えるのですが
この馬にとっては『距離』は明確な不安要素と言えます。
"ダイワメジャー産駒はマイルまで"は一般常識レベルで、
中でも牝馬は芝1800m以上の重賞成績が(0-1-6-72)。
古馬重賞に限ると(0-1-1-36)で、シゲルピンクダイヤが
中日新聞杯で2度好走した以外は全て馬券圏外です。
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傾向もあり、あんまり強気に買いたいとは思いません。
個人的には、マイル以下に短縮した時に真価を問いたい。
◆モリアーナ(牝4・57㌔)
前走ヴィクトリアMは7着。いつものように後方で脚を
溜めており、立ち回りとしては悪くなかったと思いますし
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感じる一方、調教師は『マイルが1番合っている』と。
実際にどちらがいいかは微妙なところですが個人的には
"上を目指すなら中距離"のような気はするんですよね。
G1レベルで考えるとマイルは忙しいと思いますし。
さて今回ですが、コースや距離は特に問題ないでしょうし
むしろ前走より向くかもしれません。
ただ、昨年にG2の紫苑Sを勝っているため、斤量57㌔。
実力が抜けているわけではないなか、他の人気馬たちより
2㌔重いのは気になるし、鞍上はJRAの重賞成績が
(0-1-6-68)の武藤騎手。ハンデ戦以外の古馬重賞では
(0-0-0-24)と馬券的には正直言って買いづらいです。
誰でも始めは重賞未勝利からスタートするわけですので
いつか覚醒する時が来るといいな、とは思っていますが
現状はこの乗り替わりをプラスに捉えるのは難しい。
★気になる穴馬
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マイルの新馬戦を勝利していますが、過去に負けたレースも
しっかり負けている距離でもあり、コーナー4つの1800m
のほうが合う印象。
前走は道中は中団で進め、ペースに乗じて捲り上げて
いくと、そのまま上がり最速で捩じ伏せる強い内容で勝利。
手応えが1頭だけ違いましたし、馬体重は2走前に減った
ぶんを差し引いても成長していたのでしょう。
札幌コースは初めてですが、昨年は函館で2戦2連対。
洋芝適性は証明していてますし、母がクイーンS勝ち馬と
くれば期待したくなります。面白いと思いますね。
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