こんにちは~、Tomyです。

暑熱対策として"昼休み"を取り入れたここ2週の新潟。
今週からは元に戻りますが………もうちょっとやっても
いいよね……と思うのは私だけでしょうか😅
(あくまで試験的運用なのは承知していますけどね)
どのみちメインレースの時間は変えずにやっているし
賛否両論は有りますよね。まあでも、これは単なる一歩目に
すぎないし、今後様々な検証や課題の洗い出しが行われて
より良い夏競馬になっていく……であろうと願います!😂

 さて、それでは関屋記念
有力馬考察をしていきます。

オッズはどうなるか分かりませんが、実績的に抜けた馬は
今年は出てきていないので、結構な混線模様ですよねぇ🤔



◆ジュンブロッサム
 前走は行きたい馬を行かせて中団待機。直線に向いて
追い出されると一気に加速し、後続に3馬身差をつけ圧勝。
2勝クラスを突破したときもそうですが、高速馬場への
適性は非常に高く、3歳秋以降凡走したのは周回コースか
馬場が渋ったとき。上がりが速い良馬場のワンターンが
1番合っています
よね。
夏場の新潟外回りでも(1-2-0-0)と好走しているとおり
瞬発力も優れていますが、それと同時に持続力もありますし
今回の舞台設定としては非常に良いのではないでしょうか。
 鞍上の戸崎騎手はこのコースを得意としている印象で、
関屋記念は昨年も含めて通算3勝。この馬にはテン乗りと
なりますが、タイプ的には手が合うような気はします。
友道厩舎とのタッグも最近のトレンド。信頼関係はガッチリ
しており、近走手綱をとった川田騎手からの乗り替わりも
マイナスではないでしょう。
 昇級初戦ながら現状1人気に支持されそうな雰囲気ですが
抜けた馬は居らず、新潟外回りコースの実績が豊富な馬も
不在ですから、必要以上に売れてしまうのも仕方ないか。
出遅れて勝ちきれないパターンも考えないといけません
基本的には上位の印を回そうかな、と思っています。


◆ディオ
 初勝利まで4戦を要し、1勝クラスを突破するまで4戦、
2勝クラスも突破するまで6戦を要するなど、勝ち味に遅い
ところはありつつ相手なりに走る
タイプでしたが、
2勝クラスからリステッドまで3連勝と一気に覚醒?
勢いそのままに出走したダービー卿CTは大敗しましたが
これは斤量というよりレース間隔かなと思っています。
中2週の後の中2週。余力が残っていなかったのでしょう。
 立て直した前走は2着。悪くはないですが直線はジリ脚。
レース上がりが『33秒台』では条件戦時代も勝てておらず
若干時計が掛かり気味のほうが良い印象はありますので
新潟外回りの良馬場だと、勝ちきるまではどうでしょうか。
上がりが速すぎる競馬は良くない、という点に関しては
半兄ソウルラッシュと共通事項。
ただ、今回のメンバーを見渡すとキレ味が鋭い馬はあまり
多くないので、2,3着ならあっても良さそうです。
 個人的に気になっているのは夏場のレースをほとんど
経験していないということですかね。デビュー時も秋で、
3歳時、4歳時も夏は完全に休養に充てていたことを
考えると、あんまり得意じゃないような気はしますね。
どちらかといえば秋・冬のほうが良いタイプだと思うので
前走から上積みを作れるかどうかでしょう。


◆ディスペランツァ
 個人的にはホープフルSで本命に推していましたから
中距離がダメとは思いませんが、現状はコーナー4つで
器用さが求められるのは向いていないということでしょう。
年明けからはマイルに距離を縮め、1勝クラスと重賞を
連勝して迎えた前走のNHKマイルCは7着。
ジャンタルマンタル・アスコリピチェーノといった強力な
2頭がある程度のポジションから実力どおりの競馬をした
時点で、後方からどうにかなるレースではなかったですし
それまでの連勝がスローからのヨーイドン。時計も平凡な
ものでしたから、いきなひ対応するのは難しかったか。
 左回り自体は前走しか経験していませんが、その点は
問題ないとしても、単純に地力が通用するかどうか。
関屋記念において3歳牡馬が連対したのは1996年が最後で
それ以降は(0-0-1-12)
と奮っていない状況です。
NHKマイルCで掲示板前後に居た馬たちもほとんど
通用しておらず、この時期に古馬を相手に勝ち負けするのは
よほど実力がないと厳しいかもしれません。
 鞍上のデムーロ騎手がこのコースを得意としているので
何とかカバーが利けば……というところですが、馬券的には
積極的に狙いづらいタイミングだと思っています。


◆パラレルヴィジョン
 前走の安田記念は13着。仕上がりが良さそうだったので
印は一応回しましたが、さすがに相手が強すぎましたね。
東京で33秒前半の上がりを使って勝ったこともありますが
一般的なキズナ産駒の牡馬のイメージとして、G1レベルの
キレ味やスピードを求めるのはちょっと無理がありました。
 3勝クラス在籍時は、どう乗ってもワンパンチ足りないと
陣営が嘆くほどで、一時はダートに転向しかけた馬です。
しかもそれで勝つわけですから、本来は直線の長いコースで
キレ味を活かすというよりは立ち回りの巧さで何とかなる
中山のようなコースのほうが向いている
のでしょう。
なので、本質的に新潟外回りがベストとは思いませんし、
前走のように差しに回ったら恐らく勝ち負けは厳しい。
 ただし、これまでのように先行する競馬であれば話は別。
過去のレースではスローの先行競馬でキレ負けを連発して
いますが、結局崩れてもいないし高速馬場も対応は可能。
誰かに差されると思いますが、このメンバーであれば
シレッと残ることも十分有り得る
ので、相手には入れたい。


◆プレサージュリフト
 デビュー当初は末脚勝負のタイプ……にも見えましたが
出遅れがちだったから後方に控えることが多いだけであって
実際にはめちゃくちゃキレるという馬ではない印象です。
 前走はスタートを決めると先行。前残りの馬場を活かす
立ち回り。着差は僅かでしたが、2歳時以来久々の勝利。
前述のとおり差す競馬が出来ないわけではありませんが、
そこまでキレる馬でもなく、結果がイマイチ着いてこないし
現状は、前目に付けてしぶとく脚を伸ばすほうが良い。
 若い頃は小柄寄りでしたが、古馬になって480㌔台に
乗せてきており、馬体がしっかりしてスタートも出るように
なって
いますので、近走と同じ競馬が出来ればある程度
結果は付いてくるんじゃないかなと思います。
 2走前の京都牝馬Sは距離が忙しかったのもありますが
桜花賞・秋華賞もオークスと比べてパフォーマンスが低く、
総じて左回りのほうが良いんでしょうし、新潟は初めてと
なりますが、マイナスに働くことも無さそうです。
ペース次第ですが、恐らく1分32秒ソコソコの決着だと
思うので、この馬の持ち時計分走れば普通に通用する。
昨年の関屋記念も出走予定でしたが熱発の影響などで回避。
他にこれまで夏場のレースを使う機会が無かったので、
暑さに対する耐性は未知ですが、今のところ買わない理由は
特に無いかなと。


◆ロジリオン
 2走前のNHKマイルCは3着。この結果だけ見ると
上々ですが、内側でごちゃついていたところ、この馬は
やや外目に居たため不利を受けずに済んだのも大きかったし
戸崎騎手らしいソツのない立ち回り。
一方、ゴール前は脚が少し鈍り、故障明けで万全ではない
ゴンバデカーブースに差を詰め寄られていました。
それまでのレースを見てもそうですが、マイルはギリギリ
 賞金加算を目指した前走パラダイスSは1人気に支持を
受けるも、スローペースで前の馬も止まらない展開で4着。
制御が利かないシュトラウスに3コーナーで進路をカット
される不利はありましたが、着順に大きく影響したようには
個人的には見えませんでしたし、普通に展開負け。
もうちょっとやれる実力はあると思いますし、ゆくゆくは
重賞でも活躍できる素質は持っている
印象なのですが、
今すぐ通用するかは微妙なところ。
デビューは夏の新潟でしたし、それ以降の使われ方を見ても
直線の長い左回り自体は合っているとはいえ、現時点では
1枚足りないんじゃないかなと思うんですけどねぇ。
ヤングマンパワーが3歳で好走した時のように、頭数が
少なめだったらワンチャンありそうな気もするのですが。


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 出遅れ率が非常に高く、基本的には展開に左右されがち
ですが、直線の長い新潟外回りコースで行われる重賞は
関屋記念も含め、逃げ馬と追込馬が共存可能
な条件です。
なので、ノーチャンスではありません。
 前走は展開が不向きな中でも自分の脚は使えていますし
昨年の関屋記念も内容自体はそんなに悪くないですから
実力そのものは通用していいと思います。
 冬場に太って夏場に絞れるタイプですが、そう考えると
前走でも少し絞り足りないくらいなので、もうちょっと
絞れてくれれば
更なるパフォーマンスアップに期待可能。
人気はどうせ無いし、やることは決まっている馬ですから
鞍上には思い切って乗ってほしいですね。


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