こんにちは~、Tomyです。

 今週は少しマシですが、相変わらず暑い日が続いていて
ちょっと夏バテ気味……というか何に対しても意欲的に
動けないダメ人間と化しております(苦笑)
 それはさておき今夜イギリス🇬🇧ヨーク競馬場で行われる
インターナショナルSに、ドゥレッツァが挑戦。
馬券……はともかくとして結果が出ることを祈って応援
したいと思います🌠
ちなみに、今日のヨークは最高気温『20℃』ほど。
いや~涼しくて羨ましいですね(笑)

 さて、それではキーンランドC
有力馬考察をしていきます。


◆エトヴプレ
 デビューから1200mを使われましたが、桜花賞に向けて
臨んだフィリーズRは自ら逃げて流れを作り快勝。
2着以下は差し・追込勢がほとんどで、先行有利な展開では
なかったと思いますし、これは人気を覆す実力を証明。
やや距離が長いと思われた桜花賞も先行馬では最先着となる
5着に粘っており、同世代の牝馬におけるマイル以下では
上位の能力
を示したと言えるかなと思います。
 そう考えると前走葵Sの4着は物足りない気もしますが
逃げ切り勝ちのピューロマジックは北九州記念を勝利した
一方、2,3番手に付けそのまま好走した2頭の次走成績は
奮っていないことから、実力をカバー出来るくらい前有利な
馬場状態で、中団に構えたこの馬に関しては力負けでは
ないでしょう。
 過去10年のキーンランドCにおける3歳馬の成績は
(2-3-0-18)ですが、芝1200mの重賞勝利実績がない馬に
限ると(0-1-0-15)
と微妙。前走は仕方ないにしても
特にパフォーマンスが高かったのは1400m、1600m。
現状、1200m戦では時計の裏付けがないので、初めての
古馬相手というシチュエーションなら時計が掛かる洋芝は
悪くないと思いつつ、力関係が正直ピンと来ていないので
上位の印はちょっと回しづらい印象です。


◆サトノレーヴ
 脚部不安などもあり、5歳ながら僅かキャリア8戦しか
こなしていない遅咲きのスプリンター。
前走の函館SSは好位で折り合って、直線は馬群を捌いて
瞬発力を発揮。ゴールまで脚色は鈍っていませんでしたし
まだまだ余力がありそうな雰囲気すら感じる強い内容
3走前の阪急杯は長欠明けに加えて出走決定賞金順の懸念で
オーシャンSから前倒しの出走。ちょっと太かったですし
距離も若干長かったかなと思いますので度外視。
実質、底を見せていない強力な先行馬と言える存在ですね。
 過去10年のキーンランドCにおいて、前走重賞を勝った
古馬の成績は(0-0-1-6)
。近年は連続で勝ち負けするのが
数字上は難しくなっていますけど、馬場状態が極端に違う
パターンが多いので、仕方ない面もありますし、ここまで
活きの良いかたちで迎える馬は他に居ませんでしたし。
 今回の鞍上はWASJ参戦に伴い来日するレーン騎手。
初めての札幌ですが、この人の場合はコース未経験だとか
そういうことは全く気にすべきではありません。
人気必至ですが、軽視するほどの材料はそこまで無いので
買わざるを得ないし、順調にいけば出走することになる
であろうスプリンターズSを見据えて、どういうレースを
見せてくれるか楽しみにしておきたいですね。


◆ナムラクレア
 芝1200mの成績は通算(5-2-2-1)。ほぼ重賞ですが、
馬券外に敗れたのは3歳秋のスプリンターズSのみ
であり
古馬になって以降、1度も凡走していません。
G1のタイトルこそ手が届いていないものの、実績的にも
安定感もこのメンバーでは抜けていて、ゴール前に急坂が
あるコース(特に中山)をやや苦手としている以外は
馬場状態も問いませんから、基本的には軽視すべきではない
存在なのは確か。地味にG3しか勝っていないぶん、斤量が
加算されませんし、ルールはこの馬に味方しています。
 ただし、2歳時から活躍を続けていることを考えれば、
衰え(フィジカルよりメンタル)が見えても不思議ない頃

前走高松宮記念は結果的に好走しましたが、追い切りの
動きはイマイチでした。これが予兆でなければ良いなとは

思います。まあ馬場が悪くても走り切ることが出来る馬は
個人的には鋼のメンタルであるケースが多いと思っているし
いきなりガタっと来る想像は付きづらいんですけども。
 1週前追い切りはまだ少し太め残りに感じるところは
ありましたが、レースから逆算すれば十分仕上がるだろうと
思える範疇でしたので、最終追い切りがよほど悪くなければ
上位の印を回すことになるかなと思っています。


◆ビッグシーザー
 デビューから一貫して1200mに拘って使われていますが
血統も血統だし馬格も馬格なので当然といえば当然の流れ。
3歳秋には、1人気に推されながらフタ桁着順に敗れるなど
頭打ちか…と思われましたが、その後は徐々に復調気配。
 坂井騎手と初めてコンビを組んだ京阪杯で5着に入ると
年明け初戦の淀短距離S、オーシャンSと続けて好走。
7着に敗れた高松宮記念のレース上がりは『34秒0』と
道悪にしては決め手が求められましたが、この馬の場合は
上がりの速い競馬はあんまり向いていません
 レース上がり『34秒台後半以上』掛かった際の成績は
(3-2-2-0)
と上々で、キーンランドCのレースラップも
合う可能性は高く、洋芝適性に関しては2走前の函館SSで
枠も厳しいなかで3着。枠列びと馬場傾向が噛み合えば
更なる上昇も見込めるんじゃないかなと思います。
前走はペースが遅いぶん上がりが速くなってしまう苦手な
展開だったのと、斤量が重かったことが大きな敗因。
間隔も詰まっていましたし、無理に使わなくても………と
思わなくないですが、ひと息入れた今回で巻き返しを期待。


◆プルパレイ
 3歳時のNHKマイルCで惨敗して以降、しばらくは
フタ桁着順が続く大不振。自分からレースを辞める癖が
ついてしまったようで、距離を変えたり去勢をしたりと
試行錯誤しながら、ようやく今年に入り復調してきました。
 さすがに1400mはもう集中力が続かないと思いますけど
2年前に重賞で惨敗続きだった頃とはまったくの別馬です。
ちょっと不振が長かったこともあり、コースの向き不向きは
よく分からないですが、口向きが悪く、コーナリングは
あんまり上手くない印象なので、4コーナーから平坦かつ
小回り感の薄い京都・札幌は比較的良い気はしますね。
 しらかばSは少頭数でペースも緩く、あんまり高く評価
できませんが、前走のUHB賞は内容的にも優秀でした。
この日の武豊騎手が好調だったとはいえ、以前とは違い、
最後まで集中できていましたし、陣営の工夫が実を結んで
きた感が強く、ここも勢いに乗れるか注目したいところ。
 ただ、中2週で使った後の中1週という強行ローテなので
果たしてお釣りが残っているのかどうかが問題
ですね。
一時期はレースを投げ出してしまっていた馬ですから
そう簡単にいくかは少々疑問。
タイトなローテーションは割り引いて考えたいです。


◆モリノドリーム
 芝1600mやダートでは成績が上向きませんでしたが、
芝1200m、そして洋芝で一気に変わり身を見せています。
ここまで洋芝では5戦5勝、他は全敗という極端な成績。
勝ち時計が『1分7秒台』に突入すると全敗している一方、
『1分8秒以上』掛かるレースは全勝しているとおり
高速決着ではパンチ不足。個人的には時計が速い良馬場の
函館SSだとどうなのか気になりますが………。
 舞台適性は疑いようもなく、脚質も融通が利く馬ですので
あとは単純な力関係がどうか、というところですけども
昨年のTVh杯で負かしたドロップオブライトが、先週の
CBC賞を勝っているなど、弱い相手ばかりだったわけでは
ありませんから、この条件なら重賞でもやれていいと
思っています。主場だとひと雨ないと厳しいでしょうが。
 鞍上は横山武騎手のままで良いんじゃない?と思わなくも
ありませんが、ルメール騎手とあっては不満もありません。
最近は鹿戸厩舎とのタッグも増えてきていますが、直近の
1年間で(7-6-0-4)と普通に好相性。貶しようもない。
(週中のイギリス遠征なので時差ボケは若干心配ですが)
1人気はナムラクレア、2人気はサトノレーヴでしょうけど
それ以外の人気馬では1番買いたい1頭。
あとは内枠を引かないでくれ……と願うのみです。


気になる穴馬
 ⇒
エイシンスポッター

 この馬自身、初勝利を挙げてからは主戦が完全に固定
されていましたので、こういう形での乗り替わりというのは
どう表現すれば良いのか……難しいところではありますが
端的に新味を期待するという観点で注目したいと思います。
 基本的に戦法は決まっていますが、これを鞍上に任せて
そして鞍上が変えてくるのかも含めて興味はありますし、
もし戦法を変えないとしても嵌まるかどうかだけ。
意外にも洋芝は初めてですが、いくら鞍上が強力だからと
いっても恐らくそんなに人気にはならないと思うので
未知の魅力に少しベットするのもアリでしょう。
実力的には通用するハズですし57㌔で出られるのも良い。


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