こんにちは~、Tomyです。

 非常に強力で尚且つ超スローペースの台風10号🌀。
日本列島全体をなぞるように進んでいくそうなので、
今後の天気が心配ですねぇ。いまのところ新潟競馬場近辺の
日曜日は☀️マーク………ホントか?😅
何とか無事に開催できますように……(*vд人)オネガイシマス

それでは新潟記念の有力馬考察を
していきます。


◆アリスヴェリテ(牝4・53㌔)
 斤量よりもコースが鬼門? 
 陣営としては馬の後ろで折り合って息を入れるかたちを
覚えさせるのが理想だと思うのですが、なかなか自己条件で
勝ちきれず。最近はハイペース逃げで結果を出しています。
 前走は柴田裕騎手のケガと50㌔という軽斤量もあって
永島騎手に乗り替わりましたが、注文どおりの大逃げ。
高速馬場を活かしてそのまま押し切って重賞初制覇。
50㌔の馬があのペースで行かれてしまっては後続もなす術は
ありませんし、まさにしてやったりの競馬でしたね。
 今回は斤量が53㌔になりますが、重賞を勝った馬としては
むしろ恵まれたほう
。柴田裕騎手に戻るのも悪くない。
ただし、この馬は中盤にペースを緩めるのを良しとしない
タイプですので、ワンターンでは息を入れにくい。
現にこれまでもツーターンではほぼ連を外していませんが、
ワンターンでは1度も連に絡むことが出来ていません

近走と同じくガンガン逃げた場合、直線が長い新潟外回りで
それをやると、恐らく捕まってしまうのではと思いますし
ペースを落とせたとしても、現状の強みを活かすこととは
違いますので、どのみち今回は手が出しづらい印象です。


◆エーデルブルーメ(牝5・54㌔)
 牡馬相手にどこまで 
 転厩2戦目の前走は昇級初戦でありながら斤量54㌔。
やや見込まれましたが2着に好走。軽ハンデの勝ち馬による
大逃げと高速馬場も相まって、勝てなかったのは仕方ない。
ミッキーゴージャス、コスタボニータといった実力どころが
もっと重い斤量を背負って全くレースにならなかったので、
結果的には54㌔もそんなに重くはなかったとも言えますが
今回の54㌔は相手関係を考えると微妙かもしれません。
 そもそも近年の新潟記念は牝馬の成績が奮っていませんが
斤量53㌔以上だと過去20年まで遡っても(0-0-1-25)

あらためて条件戦を勝った時の相手を見ると微妙な印象で、
現状、OPで活躍している牡馬たちにはキッチリ負けており
牝馬限定重賞では通用しても、牡馬の好メンバー相手となる
今回だとどうか。前走よりもメンバーレベルは高いです。
 『逃げ・先行・差し』いずれの脚質でも勝利したことが
あって、出遅れて後方からになったレースでも2着に好走
していたりと、色んなパターンの競馬が出来るのは強み
川田騎手のことですから、前走と同様、勝ちに行くレースを
すると思いますが、それでどこまでやれるかは若干疑問。
 そして近走で3着内を外している2回はどちらも道悪。
良馬場でないとパフォーマンスは落とす傾向がありますし
台風の影響次第では、より厳しい戦いになるでしょう。


◆キングズパレス(牡5・57㌔)
 新潟大賞典の好走馬は… 
 キャリア通算4勝に対して、2着は10回。勝ちきれない
ところがウィークポイントですが、ずっと崩れず相手なりに
好走を続けており、僅差で負けた相手も現在重賞レベルで
活躍している馬が多く、決して実力がないわけではない。
直近の2勝が前傾ラップだったことから、ペースが流れた
前走七夕賞はお誂え向きの展開かと思いましたが2着。
内容は悪くありませんし、真夏のレースを走るのは初めて
でしたから、暑い中でも力を出せたのは収穫だと思いますし
斤量は据え置きとなりますので、レッドラディエンスとの
差を埋められるか、或いは逆転できるか注目したいところ。
古馬になってからは500㌔前後をキープしていましたので、
前走の496㌔は僅かに軽い。これ以上減るのはマイナス。
 勝ちきれるかどうかのポイントはペースかもしれません。
先述のとおり直近の2勝は前傾ラップですが、新潟外回りの
2000mで前傾ラップになることは少なく、流れが落ち着き
やすいので、そのあたりがどうでしょうかね。
過去10年の新潟記念における同年の新潟大賞典3着内馬は
成績が良いかと思いきや(0-0-0-7)
。意外と微妙です。
当時は牡馬勢の中では斤量が軽いほうでしたが、今回は
上から2番目。実は恵まれたように見えてそうでもない?


◆セレシオン(牡5・56㌔)
 新潟は好成績…だけど? 
 出遅れ率の高さがウィークポイントですが、新潟コースは
(2-1-1-0)。内回りも外回りも好走しており得意ですし
馬柱を見た時のファーストインプレッションは『おっ』と
思わせるものがあります。春・秋だけでなく夏場も好走歴が
あるとおり、暑さも大丈夫そう。買いたくなりますね。
レッドラディエンスと同じく、新潟記念を得意としている
友道厩舎というのも推せる材料です。
 ただ、今年の有力馬は前走重賞で好走してきていますので
重賞実績が無いこの馬にとっては、力関係的にどうかなと
いうのと、血統的にも若干不安があります。
 過去、ハーツクライ産駒は6人気以内6頭を含む13頭が
新潟記念に出走していますが、その成績は(0-0-1-12)

10頭がフタ桁着順に破れるなど苦戦しています。
そもそも新潟外回り全体の成績も『1800m>>2000m』。
1800mだった前走の関越Sは高速決着に対応できましたが
2000mの魚沼Sで好走した時は馬場が渋っており、コースの
適性より道悪適性が上回った感がありますので、2000mで
時計が速くなった時にどうか。今回はどちらかといえば
馬場が渋ってくれたほうが良い
ような気はしています。


◆ライトバック(牝3・52㌔)
 秋に向けての勉強会? 
 新馬戦ではそうでもありませんでしたが、そのあとは
折り合いに苦労しており、馬具を工夫しながら試行錯誤。
桜花賞・オークスともに追い込んで3着に好走。
後方で折り合いを付けてしっかり脚が溜まった結果で、
坂井騎手が腹を括って良いレースが出来ていましたね。
 牝馬にとって有利ではない新潟記念ですが、3歳牝馬が
出走するのは28年ぶり4頭目だそう。つまり馬場改修後は
これが初めてで、ノーデータと言ってもいいでしょう。
少なくとも過去に出走した3頭とは春までの実績が段違い。
52㌔であればこの相手でも通用しそう

 オークスの2400mをこなした以上、距離自体の不安は
ないですし、中距離での活躍を期待したいと思いますが、
現状はまだ折り合いの不安は解消されたわけではないので
ペースが落ち着きやすいワンターンの新潟外回りコースは
先々に向けて、良い勉強になるのではないでしょうか。
 秋華賞へのステップですから、むやみに出していって
折り合いを欠くリスクは犯したくないと思うので恐らくは
今回も後方寄りになりそうですが、新潟記念は中距離重賞と
しては追込脚質が大きく不利にならない珍しいレース。
先週日曜の新潟外回りは前残り傾向が強かったわけではない
ですし、折り合いさえ無難につけば、といったところ。


◆レッドラディエンス(牡5・58.5㌔)
 自在な立ち回りでシリーズ王者へ 
 デビュー戦こそ6着に負けましたが、それ以降はすべて
馬券圏内をキープ。誰が乗っても成績に大きな差は無く、
いかにも乗りやすそうな好位・差し脚質の馬ですね。
2,3走前は少頭数で、前走は重賞初挑戦の身でしたから
勝ってもおかしくない一方、惨敗してもおかしくないとは
思いましたが、結果的には2馬身差をつける完勝でした。
 今回の新潟記念ですが、アリスヴェリテは飛ばして逃げる
可能性は十分あるもののそれに付いていく先行馬は少ない。
つまり2番手以降はスローになる可能性は十分ありますし
この馬自身、ペースは厭わないタイプで番手を取ることも
有り得るでしょう。戸崎騎手は"離れた番手"という
シチュエーションでの立ち回りがとても上手い
印象ですので
逃げ馬に惑わされずにレースをすることが出来そうです。
新潟記念と相性の良い友道厩舎という点も含めて期待。
 気になる点はやはり58.5㌔。前走は強い内容でしたし
キングズパレスより1.5㌔重いのは妥当だと思いますが、
トップハンデということは懸念しておくべき材料か。
あと極端な道悪は未知
なので、台風10号さんには出来るなら
消えて頂いたほうが予想する側としても嬉しいですね……。


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 昨年の新潟記念は外枠の割にスムーズな競馬が出来ず
特に直線の捌きが思うようにいっていませんでした。
ようやく進路を確保できたのは残り200mを切ってから。
一瞬のキレ味で勝負するタイプではないと思いますので
あれでは厳しかったですが、それでも最後は伸びており
直線の長い新潟外回り自体は合っている印象です。
 前走は連闘で馬体も減っていたし距離も若干長いかなと
思いますが、それでもタイム差でいえばそこまで負けては
いませんので、馬柱を見るとOPの壁に当たっているとも
感じますが、条件や立ち回りが噛み合っていないところも
結構みられる
ので、もうちょっとうまくすればハンデ戦の
G3なら何とか食い込める余地もあるかなぁというところ。
鞍上は新潟の重賞で何度も穴を空けたことがありますので
そういった点も含めて、ちょっと押さえておきたい。


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