こんにちは~、Tomyです。
神戸新聞杯の有力馬考察をしていきます。
先日のセントライト記念よりも、本来はこっちのほうに
実績馬が集まりやすいんですが、今年は立ち位置が逆転。
春のクラシックで上位だった馬は居ません。
自己条件を勝ち上がってきた馬たちにとっては例年より
チャンスがあるような気はしますよね~🤔
ましてや舞台が阪神ではなく中京というところもポイント。
阪神だと極端なヨーイドンになるケースも見られますが、
このコースだとそうはならない。
メンバーレベル含めて本番に繋がるかは微妙な印象ですが
レース単体でいえば予想のしがいがありますね~。
当てるのは難しそうですけど……😅
◆ウエストナウ
体質が強くなく、デビューは3歳4月と遅くなりましたが
中団馬群で脚を溜めて直線で外に持ち出すと力強く加速。
既走馬を相手ながら2馬身差の完勝。強い内容でした。
続く京都新聞杯は1コーナーで大きく外に膨れてしまい
若さを垣間見せましたが、マイペース逃げに持ち込むと、
4コーナーで他馬が進出してきても怯むことなく最後まで
粘っての2着。あの時期に1戦1勝の身である馬が重賞で
好走するのは簡単ではないと思いますので、勝ち馬には
うまく内を掬われましたが、能力の高さを感じさせる走り。
体調面を考慮し、無理にダービーへ出走させることなく
しっかり休ませた今回は、更なるパフォーマンスアップに
期待したいところ。過去10年の神戸新聞杯における1勝馬の
成績は(0-1-1-19)と奮っていませんが、相手には。
前走は逃げましたけど、差しに回ってもいい馬ですし
鞍上は西村騎手に戻りますので、今回は奇抜な立ち回りを
することは無さそう。
前走のコーナリングを見ると、左回りのほうが良い可能性は
あるかなぁと思っています。
◆オールセインツ
こちらもデビューは3歳3月と遅め。初戦は緩い流れで
何とか追走でき、勝利しましたが、続く京都新聞杯では
スタートで後手を踏んで、コーナーでは追っ付けどおし。
ウエストナウよりもキャリア1戦の若さが出ましたね。
その後の2戦は、いずれも広いコースでスローペースから
決め手勝負を勝ちきっており、ロングスパートは利きそうな
タイプに見えますが、課題は追走力にあるでしょうね。
馬具を工夫したことで多少はマシになりましたが、それでも
まだ忙しそうにしており、重賞レベルで淀みなく流れた時に
脚が溜まるのかどうかが怪しいところ。
前走までは、かなりペースが遅くなったレースでしか
勝てていないですし、ソコソコの時計でも厳しいかも。
初戦は今回と同じ中京2200mでしたが、1000m通過は
1分3秒5と遅く、あまり参考には出来ないですかね。
少し間隔を空けたので、この間に劇的な成長をしていれば
いいですが、こなしているレース内容の割りに人気するなら
軽視したい寄りの評価。良くなるのはまだ先なのかなと。
◆ジューンテイク
デビュー当初はマイル路線を見ていたかもしれませんが
折り合いには不安がないということで今年は中距離路線へ。
京都新聞杯では好位のインを追走し、京都外回りにおける
内枠の利点を最大限活かした競馬で重賞初制覇。
前走のダービーは内を立ち回った割りには上位陣との差を
感じる内容でしたが、それらはここには出てきませんし、
このメンバー相手なら威張れる実績は持っていますよね。
2200m戦は(1-1-0-0)と悪くなく、距離は違いますが
中京コースは2戦2勝と好相性。こうやまき賞で負かした
相手のうち、2,4着馬は既に2勝クラスを突破したほか
3着馬はラジオNIKKEI賞を勝利。いま考えるとレベルの
高いレースでしたし、短めの距離でも追走経験は豊富で、
中京2200mという舞台は非常に合っているかなと思います。
京都新聞杯に関してはイン突きが嵌まったわけですが、
基本的にはそんなに器用なタイプでもない印象はあるので
内枠よりも、やや外目の枠のほうがいいかもしれません。
最近はスタートもまずまず悪くないですから、内枠だったら
少し出していく選択もありなのでしょうけども。
◆ショウナンラプンタ
新馬戦を快勝した後の東スポ杯2歳Sは4着でしたが、
縦長で前有利のペースになってしまったなか出遅れたのは
結果的に痛かったです。距離も恐らくこの馬に若干短い。
続くホープフルSは折り合いを欠いてしまい7着に敗退も、
ゆきやなぎ賞を勝利。青葉賞では終始外を回る競馬には
なりましたが2着は確保。中長距離では良い脚を使います。
間隔の詰まったダービーでも外枠を引いて距離ロスの大きい
競馬になり、青葉賞よりも内前が残りやすい馬場と展開。
さすがに好走が難しかったと思いますし、今回出走してくる
ダービー組の中では1番酌量の余地はあった印象です。
2400m戦が3連発だったこともあり、ローテーションは
かなりキツかったでしょう。見直したいところです。
中間は早めに帰厩して入念に調整。メリハリのついた
この馬らしいラップを刻めているようですし、休み明けから
動ける態勢は整っているだろうと踏んでいます。
春の時点で530キロ前後と馬格は大きい部類に入りますし
中京の2200mとなると馬群が密集するイメージがあるので
身動きの取りにくい内枠はあんまり良くない気はします。
◆メイショウタバル
挫鉐やフレグモーネなどがあり、予定どおりの使い方は
できないながら、初勝利からは3連勝。特に毎日杯では
2着に6馬身差をつける圧勝ということもあり皐月賞も
人気になりましたが、暴走気味の逃げになってしまい
最後はガス欠。コンスタントに使われていましたし、
初めての関東輸送もあって精神的に煮詰まってしまった感。
巻き返しが期待されたダービーは残念ながら挫鉐のため
出走取消。展開のカギを握る脚質でしたし、もし出ていたら
また違うレースになったかもしれません。この馬としても
春は不完全燃焼に終わりました。
秋初戦となる今回ですが、まず逃げることは確実だろうと
思います。本質的には2000mくらいまでが良さそうな印象。
菊花賞本番の3000mは正直長いんじゃないかと思いますし
今回の2200mでもちょっと長そうな気はしています。
逃げ馬に有利なコースではないので、そのあたりも含めて
積極的に買いたくないですが、どこまで粘れるでしょうか。
皐月賞は追い切りの時点から折り合えていませんでしたが
今回の1週前はそれよりは抑えも利いている印象ですので
息を入れて運べそう。ただ、早めに各馬の仕掛けが始まる
コースなので、そうなった時に抵抗できるか。
◆メリオーレム
重賞は今回が初めてですが、ここまでは複勝率100%。
川田騎手以外では(0-1-2-0)、川田騎手では(3-1-0-0)と
非常に相性もよく、前走は早めスパートで2着に4馬身差を
つける圧勝。そして友道厩舎のシュヴァルグラン産駒。
現状では想定1人気。ただ若干やりすぎな気はしますけど。
その前走ですが、瞬発力ではなく完全な持続力勝負。
勝利している過去のレースは全て上がりが掛かるレースで
決め手が求められるとどうかと思いますので、神戸新聞杯が
阪神の2400mではなく中京の2200mというのは悪くない。
恐らくメイショウタバルが逃げると思いますが、想像するに
噛み合うような気はしますし、早め押し切りを狙いそう。
あとは差し脚鋭い後続を振り切れるかどうかの勝負。
レース間隔をしっかり取って、満を持しての権利獲り。
そんな印象を受けます。例年なら前走2600mという時点で
軽視したくなりますが、最近はダービー上位馬が出ない
ケースが増えて、通用することが多くなっています。
実績の割りに人気しすぎなので軸にはしない予定ですが
押さえておく必要はあるかなと見ています。
多頭数の外枠を経験していないので、内枠のほうが無難か。
★気になる穴馬
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馬格はそんなに大きくないし、前走は先行しているので
過去に好走した下級条件組の共通点からはズレています。
ただ、ダービー上位組が居らず、中京コースで行われると
なれば、こういう馬でも面白いかなと思いました。
少なくとも前走のラップは実に2200mらしさのある
持続力勝負で、中京2200mの傾向にもかなり近いもの。
負けたといっても首の上げ下げによるごくごく僅かな負け。
長くいい脚を使える点で、このレースは凄く合いそう。
本番にお釣りが残るかは若干心配ですが、今回は買いたい。
いつもお読み頂きありがとうございます(^^)
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神戸新聞杯の有力馬考察をしていきます。
先日のセントライト記念よりも、本来はこっちのほうに
実績馬が集まりやすいんですが、今年は立ち位置が逆転。
春のクラシックで上位だった馬は居ません。
自己条件を勝ち上がってきた馬たちにとっては例年より
チャンスがあるような気はしますよね~🤔
ましてや舞台が阪神ではなく中京というところもポイント。
阪神だと極端なヨーイドンになるケースも見られますが、
このコースだとそうはならない。
メンバーレベル含めて本番に繋がるかは微妙な印象ですが
レース単体でいえば予想のしがいがありますね~。
当てるのは難しそうですけど……😅
◆ウエストナウ
体質が強くなく、デビューは3歳4月と遅くなりましたが
中団馬群で脚を溜めて直線で外に持ち出すと力強く加速。
既走馬を相手ながら2馬身差の完勝。強い内容でした。
続く京都新聞杯は1コーナーで大きく外に膨れてしまい
若さを垣間見せましたが、マイペース逃げに持ち込むと、
4コーナーで他馬が進出してきても怯むことなく最後まで
粘っての2着。あの時期に1戦1勝の身である馬が重賞で
好走するのは簡単ではないと思いますので、勝ち馬には
うまく内を掬われましたが、能力の高さを感じさせる走り。
体調面を考慮し、無理にダービーへ出走させることなく
しっかり休ませた今回は、更なるパフォーマンスアップに
期待したいところ。過去10年の神戸新聞杯における1勝馬の
成績は(0-1-1-19)と奮っていませんが、相手には。
前走は逃げましたけど、差しに回ってもいい馬ですし
鞍上は西村騎手に戻りますので、今回は奇抜な立ち回りを
することは無さそう。
前走のコーナリングを見ると、左回りのほうが良い可能性は
あるかなぁと思っています。
◆オールセインツ
こちらもデビューは3歳3月と遅め。初戦は緩い流れで
何とか追走でき、勝利しましたが、続く京都新聞杯では
スタートで後手を踏んで、コーナーでは追っ付けどおし。
ウエストナウよりもキャリア1戦の若さが出ましたね。
その後の2戦は、いずれも広いコースでスローペースから
決め手勝負を勝ちきっており、ロングスパートは利きそうな
タイプに見えますが、課題は追走力にあるでしょうね。
馬具を工夫したことで多少はマシになりましたが、それでも
まだ忙しそうにしており、重賞レベルで淀みなく流れた時に
脚が溜まるのかどうかが怪しいところ。
前走までは、かなりペースが遅くなったレースでしか
勝てていないですし、ソコソコの時計でも厳しいかも。
初戦は今回と同じ中京2200mでしたが、1000m通過は
1分3秒5と遅く、あまり参考には出来ないですかね。
少し間隔を空けたので、この間に劇的な成長をしていれば
いいですが、こなしているレース内容の割りに人気するなら
軽視したい寄りの評価。良くなるのはまだ先なのかなと。
◆ジューンテイク
デビュー当初はマイル路線を見ていたかもしれませんが
折り合いには不安がないということで今年は中距離路線へ。
京都新聞杯では好位のインを追走し、京都外回りにおける
内枠の利点を最大限活かした競馬で重賞初制覇。
前走のダービーは内を立ち回った割りには上位陣との差を
感じる内容でしたが、それらはここには出てきませんし、
このメンバー相手なら威張れる実績は持っていますよね。
2200m戦は(1-1-0-0)と悪くなく、距離は違いますが
中京コースは2戦2勝と好相性。こうやまき賞で負かした
相手のうち、2,4着馬は既に2勝クラスを突破したほか
3着馬はラジオNIKKEI賞を勝利。いま考えるとレベルの
高いレースでしたし、短めの距離でも追走経験は豊富で、
中京2200mという舞台は非常に合っているかなと思います。
京都新聞杯に関してはイン突きが嵌まったわけですが、
基本的にはそんなに器用なタイプでもない印象はあるので
内枠よりも、やや外目の枠のほうがいいかもしれません。
最近はスタートもまずまず悪くないですから、内枠だったら
少し出していく選択もありなのでしょうけども。
◆ショウナンラプンタ
新馬戦を快勝した後の東スポ杯2歳Sは4着でしたが、
縦長で前有利のペースになってしまったなか出遅れたのは
結果的に痛かったです。距離も恐らくこの馬に若干短い。
続くホープフルSは折り合いを欠いてしまい7着に敗退も、
ゆきやなぎ賞を勝利。青葉賞では終始外を回る競馬には
なりましたが2着は確保。中長距離では良い脚を使います。
間隔の詰まったダービーでも外枠を引いて距離ロスの大きい
競馬になり、青葉賞よりも内前が残りやすい馬場と展開。
さすがに好走が難しかったと思いますし、今回出走してくる
ダービー組の中では1番酌量の余地はあった印象です。
2400m戦が3連発だったこともあり、ローテーションは
かなりキツかったでしょう。見直したいところです。
中間は早めに帰厩して入念に調整。メリハリのついた
この馬らしいラップを刻めているようですし、休み明けから
動ける態勢は整っているだろうと踏んでいます。
春の時点で530キロ前後と馬格は大きい部類に入りますし
中京の2200mとなると馬群が密集するイメージがあるので
身動きの取りにくい内枠はあんまり良くない気はします。
◆メイショウタバル
挫鉐やフレグモーネなどがあり、予定どおりの使い方は
できないながら、初勝利からは3連勝。特に毎日杯では
2着に6馬身差をつける圧勝ということもあり皐月賞も
人気になりましたが、暴走気味の逃げになってしまい
最後はガス欠。コンスタントに使われていましたし、
初めての関東輸送もあって精神的に煮詰まってしまった感。
巻き返しが期待されたダービーは残念ながら挫鉐のため
出走取消。展開のカギを握る脚質でしたし、もし出ていたら
また違うレースになったかもしれません。この馬としても
春は不完全燃焼に終わりました。
秋初戦となる今回ですが、まず逃げることは確実だろうと
思います。本質的には2000mくらいまでが良さそうな印象。
菊花賞本番の3000mは正直長いんじゃないかと思いますし
今回の2200mでもちょっと長そうな気はしています。
逃げ馬に有利なコースではないので、そのあたりも含めて
積極的に買いたくないですが、どこまで粘れるでしょうか。
皐月賞は追い切りの時点から折り合えていませんでしたが
今回の1週前はそれよりは抑えも利いている印象ですので
息を入れて運べそう。ただ、早めに各馬の仕掛けが始まる
コースなので、そうなった時に抵抗できるか。
◆メリオーレム
重賞は今回が初めてですが、ここまでは複勝率100%。
川田騎手以外では(0-1-2-0)、川田騎手では(3-1-0-0)と
非常に相性もよく、前走は早めスパートで2着に4馬身差を
つける圧勝。そして友道厩舎のシュヴァルグラン産駒。
現状では想定1人気。ただ若干やりすぎな気はしますけど。
その前走ですが、瞬発力ではなく完全な持続力勝負。
勝利している過去のレースは全て上がりが掛かるレースで
決め手が求められるとどうかと思いますので、神戸新聞杯が
阪神の2400mではなく中京の2200mというのは悪くない。
恐らくメイショウタバルが逃げると思いますが、想像するに
噛み合うような気はしますし、早め押し切りを狙いそう。
あとは差し脚鋭い後続を振り切れるかどうかの勝負。
レース間隔をしっかり取って、満を持しての権利獲り。
そんな印象を受けます。例年なら前走2600mという時点で
軽視したくなりますが、最近はダービー上位馬が出ない
ケースが増えて、通用することが多くなっています。
実績の割りに人気しすぎなので軸にはしない予定ですが
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多頭数の外枠を経験していないので、内枠のほうが無難か。
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馬格はそんなに大きくないし、前走は先行しているので
過去に好走した下級条件組の共通点からはズレています。
ただ、ダービー上位組が居らず、中京コースで行われると
なれば、こういう馬でも面白いかなと思いました。
少なくとも前走のラップは実に2200mらしさのある
持続力勝負で、中京2200mの傾向にもかなり近いもの。
負けたといっても首の上げ下げによるごくごく僅かな負け。
長くいい脚を使える点で、このレースは凄く合いそう。
本番にお釣りが残るかは若干心配ですが、今回は買いたい。
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