こんにちは~、Tomyです。

 先週の神戸新聞杯、◎バッデレイトは7着。
道中の感じは悪くなくて、直線で進路を確保していましたし
あとは伸びるだけ、というところまではスムーズ。
ただ、直線半ばで止まってしまいましたねぇ……。
内側が傷んだ馬場でしたけど、2着のショウナンラプンタも
インコースを回っていましたので、コース取りは言い訳に
ならないし、今回のところは力負けでしょうか。
 終わってみれば『春のクラシックに出走していた』3頭で
決まったわけで、自己条件を勝ち上がってきた馬に関しては
まだまだ春の実績馬との差を埋めきれていないようです。
クラシック上位を張っていた馬は出ていないですからねぇ。
それでもここまでの差があるとは……難しかったです😅


 さて、今週は秋G1一発目の
スプリンターズSを取り上げていきます。
いや~、もうG1シーズンですか😅

 相変わらずスプリント路線は絶対的存在は居ませんが、
春とは違う新勢力としてはサトノレーヴが出走。
近走のパフォーマンスは優秀ですし何しろ安定感があって
なかなか崩れませんからね~。
昨年覇者ママコチャ、高松宮記念を勝利したマッドクール
勿論参戦。出るべき馬はだいたい出てきてますかね??


 それでは過去傾向ですが、新潟開催だった2014年除いて、
中山開催過去10回を参考にしていきましょう~。


【馬齢】
 3歳  (1-2-1-16) 連対率15.0% 複勝率20.0%
 4歳  (3-4-4-22) 連対率21.2% 複勝率33.6%
 5歳  (3-3-1-38) 連対率13.6% 複勝率15.6%
 6歳  (2-0-3-27) 連対率6.6% 複勝率15.6%
 7歳~ (1-1-1-26) 連対率6.9% 複勝率10.3%

 成績の数字的には4歳馬が頭ひとつ抜けている印象ですが
中距離G1に比べれば高齢馬でもチャンスがあるレース。


【所属】
 美浦 (4-2-3-25)   連対率17.6% 複勝率26.5%
 栗東 (6-8-7-101) 連対率11.5% 複勝率17.2%
 海外 (0-0-0-3)   連対率0.0% 複勝率0.0%

 関西馬の出走頭数が圧倒的に多いものの、成績的には
関東馬のほうがむしろ良い
傾向となっています。


【騎手所属】
 美浦 (1-1-4-45) 連対率3.9% 複勝率11.8%
 栗東 (9-9-6-81) 連対率17.1% 複勝率22.9%

 関東馬の成績は良いものの、関東騎手の成績は微妙。
騎手の観点からは「西高東低」となっていますね。


【枠番】
 1枠 (2-1-4-13) 連対率15.0% 複勝率35.0%
 2枠 (1-2-1-16) 連対率15.0% 複勝率20.0%
 3枠 (1-0-4-15) 連対率5.0% 複勝率25.0%
 4枠 (3-3-0-14) 連対率30.0% 複勝率30.0%
 5枠 (2-2-0-15) 連対率21.1% 複勝率21.1%
 6枠 (0-1-0-19) 連対率5.0% 複勝率5.0%
 7枠 (1-0-0-19) 連対率5.0% 複勝率5.0%
 8枠 (0-1-1-18) 連対率5.0% 複勝率10..0%


 6~8枠は複勝率が低く、やはり内枠のほうが優勢。
2017年以降の7回は、7枠8枠は連対していませんので
近年は特に内有利のトラックバイアスになりがちです。


【脚質・上がり】
 逃げ (0-3-1-6)   連対率30.0% 複勝率40.0%
 先行 (3-4-2-27) 連対率19.4% 複勝率25.0%
 差し (6-3-4-47) 連対率15.0% 複勝率21.7%
 追込 (1-0-3-49) 連対率1.9% 複勝率7.5%

 1位  (1-0-2-8)   連対率9.1% 複勝率27.3%
 2位  (3-0-2-10) 連対率20.0% 複勝率33.3%
 3位  (2-1-0-3)   連対率50.0% 複勝率50.0%
4~5位 (1-4-2-24) 連対率16.1% 複勝率22.6%
 6位~ (3-5-4-83) 連対率8.4% 複勝率12.6%

 差し馬が6勝を挙げていますが、上がり最速をマークした
馬の成績は微妙
で、前半のスピードのほうが重要。
逃げ馬は勝てていないものの粘り込むことも多いので
誰が逃げるのか、というのも注目ポイントでしょう。


【前走レース】
 セントウル (5-4-2-43) 連対率16.7% 複勝率20.4%
 キーンラン (0-1-4-38) 連対率2.3% 複勝率11.6%
 北九州記念 (2-1-1-19) 連対率13.0% 複勝率17.4%
 CBC賞  (1-1-0-2)   連対率50.0% 複勝率50.0%
 安田記念  (2-1-1-6)   連対率30.0% 複勝率40.0%
 ヴィクトリ (0-1-0-1)   連対率50.0% 複勝率50.0%
 高松宮記念 (0-1-0-1)   連対率50.0% 複勝率50.0%

 前哨戦の中では格が1枚上であるセントウルS組が
中心となっていて、キーンランドC組は頭数の割に劣勢
 また、G1からの休み明けは意外と成績が良いので
ぶっつけ本番の馬にも注意したほうが良さそう。


【前走人気】
 1人気  (4-3-4-18) 連対率24.1% 複勝率37.9%
 2人気  (1-5-0-18) 連対率25.0% 複勝率25.0%
 3人気  (4-1-0-17) 連対率22.7% 複勝率22.7%

 4人気  (0-0-1-13) 連対率0.0% 複勝率7.1%
 5人気  (0-0-0-9)   連対率0.0% 複勝率0.0%
 6人気~ (1-1-5-49) 連対率3.6% 複勝率12.5%

 前走上位人気馬が順当に強いレースとなっています。
ちなみに、前走人気薄の馬には以下のような注目ポイントが
ありますので、該当する場合は検討したいところ。

◆前走6人気以下の馬における当日枠番別成績
 1~3枠 (1-1-4-18) 連対率8.3% 複勝率25.0%
 4~8枠 (0-0-1-31) 連対率0.0% 複勝率3.1%


 一般的に「前走で人気薄 ≒ 今回も人気薄」となりますが
言い換えれば"実力が微妙"と見られている馬に関しては
内枠の助けがかなり重要
ですし、実際に穴を空けるのは
内枠からというケースが非常に多いです。


【前走着順】
 1着  (4-3-4-21) 連対率21.9% 複勝率34.4%
 2着  (3-3-0-19) 連対率24.0% 複勝率24.0%

 3着  (1-0-1-12) 連対率7.1% 複勝率14.3%
 4着  (1-1-1-7)   連対率20.0% 複勝率30.0%
 5着  (0-0-2-7)   連対率0.0% 複勝率22.2%
 6着~ (1-3-2-63) 連対率5.8% 複勝率8.7%

 前走着順に関してもやはり上位だった馬が中心ですが、
人気と同様の傾向として、前走で6着以下に凡走した馬が
巻き返してくるのは以下のパターンが非常に多いです。

◆前走6着以下の馬における当日枠番別成績
 1~3枠 (1-2-2-25) 連対率10.0% 複勝率16.7%
 4~8枠 (0-1-0-38) 連対率2.6% 複勝率2.6%


 繰り返しになりますが"実力が微妙"と見られている馬は
枠の助けがあれば巻き返す余地はある
ので要注意。


【継続騎乗 or 乗り替り】
 継続騎乗 (8-8-5-72) 連対率17.2% 複勝率22.6%
 乗り替り (2-2-5-57) 連対率6.1% 複勝率13.6%

 乗り替わりの馬はなかなか勝ちきれておらず、複勝率は
低い傾向です。ただし、3着が6回あるのですがこれ全て
人気薄となっていますので、穴は空けることも多い。
 継続騎乗のほうが軸向きなのは間違いないのですが、
穴馬であれば乗り替わりでも押さえておくのはアリ


【当日馬体重】
 ~459㌔   (0-1-2-19) 連対率4.5% 複勝率13.6%
 460~479㌔  (4-2-5-35) 連対率13.0% 複勝率23.9%
 480~499㌔  (2-4-1-33) 連対率15.0% 複勝率17.5%
 500㌔~   (4-3-2-42) 連対率13.7% 複勝率17.6%

 高松宮記念は大きい馬に有利な傾向が強いのですが、
スプリンターズSは平均的な馬格(460~479㌔)があれば
十分
という感じ。


スプリンターズSの注目馬
 ⇒
トウシンマカオ

 高松宮記念とスプリンターズSどちらに向いているかと
いえば、個人的にはこっちなんじゃないかと思っています。
あまり成績がよくない左回りの前走も良いレースでしたが、
どちらかといえば右回りのほうが得意だとは思いますし
馬格としてもそんなに大きくないので、高松宮記念よりも
スプリンターズSのほうが合うでしょう。
 過去の阪神・中山でのレースぶりから、急坂でグイグイと
登れる
のも良い。脚質も極端でないので楽しみな1頭。
3年越しの出走ですが、ビッグタイトル獲得のチャンスは
十分あるだろうと見ています。鞍上含めて期待。


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