こんにちは~、Tomyです。

 今週は仕事が忙しく、帰宅も遅くなりがちなため
普段よりもやや更新が遅れ気味で申し訳ありませんが
出来る限りの範囲で頑張って書いてますので、そのあたりは
ご容赦いただければと思います。


それではアルゼンチン共和国杯の有力馬考察です。


◆クロミナンス(牡6・58㌔)
 昇級初戦だったAJCCは初の2200㍍、不良馬場という
コンディションで、ひとつ前のノベンバーSとは全く異なる
条件ながら3着。今年の関東圏で行われた非根幹G2には
G1レベルの実力馬が出てきていないとはいえ、今までとは
違う適性が求められるなかでの好走は評価できます。
その後は更に距離を延ばして日経賞、目黒記念と連続で
好走しており、結果的には長めの距離が合っていましたね。
 若い頃から度重なる故障もあり、7歳を迎えていますが
キャリアはまだ13戦。実質4~5歳馬並みしか使えておらず
衰えというよりは今が充実期、という感じ。
斤量は58㌔に増えますが、3戦連続でマイネルウィルトスに
先着しており、あちらが57.5㌔ならこれは妥当でしょう。
 休み明けもさほど気になりませんし、馬場が渋っても
こなせることは証明済。馬だけを見ても嫌う材料は少ない。
あるとすれば「頭数増」でしょうか。このところ少頭数で
連対しているケースが目立ち、多頭数での実績があんまり
無い
のがちょっと気になります。
鞍上の戸崎騎手はアルゼンチン共和国杯を得意としており、
通算成績は(1-3-2-2)。人気を下回る着順は1度も無く

期待できますね。ましてや今週はBCで有力騎手たちが
こぞって不在のため、各場ともに騎手不足という状況。
人馬ともにチャンスが大きいシチュエーションでしょう。


◆サヴォーナ(牡4・57.5㌔)
 前走のオールカマーは4着。やや外目を回ってきたぶんは
あったとはいえ、展開は向いており、リカンカブールや
アウスヴァールに先着された内容は若干物足りない印象。
2走前の函館記念はホウオウビスケッツに決定的な差を
つけられての4着でしたし、このところワンパンチ不足。
年明け初戦の日経新春杯は2着に好走したものの、その後が
パッとしない成績。斤量の恩恵が無くなったなりの成長は
今のところ感じないのが正直なところ

 距離は3000㍍では少し長いのかなぁと思うところはあり
2500㍍自体はちょうどよさそう
ですが、東京コースとなると
トップスピードの面で見劣りしてしまうのも確かです。
今週は☔予報が出ており、上がりが掛かることも想定される
わけですが、この馬自身は馬場が渋るのも良くなさそう。
57.5㌔は妥当ですが、近走は人気を裏切る形が続いており、
状況的にはちょっと狙いづらいかなと思っています。
 キズナ産駒ということで、ディープインパクト系の中でも
米国要素が強く、欧州指向の血統が強いこのレースには
あんまり合っていないかも。主戦の池添騎手に戻ることは
プラスに捉えたいですが、あまり買いたくない人気馬。


◆ショウナンバシット(牡4・58㌔)
 皐月賞の善戦は驚きましたが、その後がサッパリでした。
追い切りは比較的見映えのする馬で、素軽い走りをしますが
レースではトップスピードが足りておらず苦戦。
道悪によりチャンス到来かに思えたAJCCすらも凡走。
頭打ちか…と思いましたが、夏に北海道滞在をすると激変。
個人的に買いたかった函館記念は除外されてしまいましたが
札幌日経OP・タイランドCを連勝。勢いが戻りつつあり、
主場に戻ってさてどうか、というところですね。
 春のメトロポリタンSで先着された3頭は重賞レベルで
活躍しており、メンバーレベルは低くありません。
単純にスピード不足だったため4着止まりでしたけども、
この馬としてはやれることはやれていたし内容は悪くない。
馬場の助けがあれば、東京コースでも面白いと思います。
こちらはディープインパクト系のなかでもロベルト内包の
シルバーステート産駒。キズナよりは合うんじゃないかな。
 ただ、重賞で馬券に絡んだことが無い立場なのに斤量は
58㌔と重く、ちょっと背負わされた感は否めません
ので、
軸にはしづらいですね。あくまで相手候補の1頭。
鞍上の佐々木騎手とは手が合っている認識。ここでどれだけ
やれるかは楽しみもあります。


◆セレシオン(牡5・57㌔)
 若い頃はキレる脚を使う差し馬では無かったのですが、
このところは末脚が目立つレースを繰り返しています。
前走の新潟記念は2着。古馬OP勝利実績が無かったため
斤量は少し恵まれましたが、得意の新潟で決め手を発揮。
 また、友道厩舎はアルゼンチン共和国杯が得意なイメージ
があります。5人気以内に限ると(2-1-4-2)で安定。
厩舎力には期待していいんじゃないかなと思います。
アルゼンチン共和国杯と相性の良いハーツクライ産駒ですし
東京コースは、3歳春にプリンシパルSで7着に敗れて以来
ですが、当時と今では馬のキャラも変わっていますから、
久々にどんな走りをしてくれるか注目はしているところ。
道悪は1度しか経験がないですが、その1度(魚沼S)は
内容は優秀で、尚且つ長欠明けであれだけ走れたのであれば
比較的緩い馬場は得意なほうと判断したいですね。
 明確な不安要素は出遅れ癖。近走より距離が延びますので
多少はカバーできそうですが、基本的にスタートは遅い

斤量的には重賞好走歴が無いショウナンバシットに比べて
少し恵まれていますが、追込は早々嵌まらないレースなので
近走よりも前目の位置を取れるかがカギになると思います。


◆マイネルウィルトス(牡8・57.5㌔)
 3年前のアルゼンチン共和国杯から始まり、このコースは
今回で5回目。過去4回はいずれも勝ちきれていませんが
上位には来ており
、舞台適性は折り紙つき。
 前走の目黒記念はペースが遅くなりすぎて極端に上がりが
速い展開。この馬にとっては合わなかったと思いますね。
あそこまでになってしまうと決め手が足りません。
今年はクロミナンスと3度対戦しており、3度とも先着を
許していますが、特にこのうち2回は展開的にこちらが
向かなかった結果であり、逆転できない差ではないですし
今回は斤量が僅かにこちらが軽いのは良いですね。
馬場が渋ってもこなせるのは過去のレースからも明らか。
 ただ、これで「キャリア44戦目」。いつ衰えが見えても
全然おかしくありません
。昨年の夏に戦線復帰して以降は
ずっとコンスタントに使われていましたが、休みを挟んで
悪い意味で馬が変わっていないことを望みたいですね。
追い切りを見る限りは大丈夫そうですが、こればっかりは
やってみないと分からないので何とも……。
同じ8歳馬ボッケリーニは「31戦」、先週のスワンSで
激走した1つ年上の9歳トゥラヴェスーラが「35戦」。
それらより更に多いですからねぇ。


◆ミクソロジー(牡5・58㌔)
 3歳秋から3連勝でOP入りし迎えたダイヤモンドSは
かなり優秀な勝ち方
。最後の直線でシルブロンと叩き合いに
なりましたが競り落としてからも脚色衰えることなく後続を
突き放す完勝。そしてコースレコード
でもありました。
少し前のテーオーロイヤルを彷彿とさせる勝ちっプリで
将来有望なステイヤーが出てきたなぁと思ったのですが……
残念ながら脚部不安で長期休養へ。
 1年7ヶ月ぶりの復帰戦となった前走のオールカマーは
明らかに様子見の一戦で、枠も大外。内・前が残る展開に
なりましたし、勝負になる材料はありませんでしたが、
それでも終いの脚は使っており、叩きとしては上等な内容。
1つ使った今回も引き続き、脚元を気にかけながらの
調整ですけども、万全に走れる状態なら2500㍍でも特に
問題なく対応は可能なんじゃないかなと思います。
個人的には、来年も含めて頑張ってほしい1頭ですね。
 ただ、次の目標はステイヤーズSと決まっていますし、
陣営としてはもう1度使って態勢を整えたいように感じる
ところはあり
ます。主戦の西村騎手も京都に居ますから
本気度としてはそこまで高くはないのかもしれません。

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 距離がどうかなぁ……と思う節はありますが、人気薄なら
この馬は気になっている1頭ですね。
昨年の夏以降は、色々とアクシデントが起きて思うような
使い方を出来ていませんが、ようやく復帰してきました。
前走は叩きですし展開も向かず。狙うならここでしょう。
 血統的には欧州型ですしロベルトのクロス持ちなので
距離をうまく誤魔化せれば面白いのかなと。
できれば良馬場希望ですが、ぐちゃぐちゃになりにくい
東京コースですから、ある程度は渋っても何とかいけると
踏んでいます。左回りはまったく問題ありません。


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