こんにちは~、Tomyです。

ジャパンCの有力馬考察を
していきます。

 昨年圧勝したイクイノックスが引退したとはいえ、
今年もなかなか良いメンバーが集まったと思いますね~。
フルゲート割れというのが、ちょっと寂しいけれど……。
週末の天気は今のところ☀予報。
このまま……このまま~~~、と思っています🤣🤣

それでは上位人気に支持されそうな5頭の考察です。


◆オーギュストロダン🇮🇪
 ディープからの最後の贈り物 
 12頭しか居ないディープインパクトのラストクロップの
うちの1頭で、同産駒の牡馬としては最多のG1・6勝馬。
まさにディープインパクトからの『最後の贈り物🎁』。
 本場🇬🇧ダービーを勝った時のような末脚が持ち味ですが
BCターフのように好位を器用に立ち回り、短い直線でも
すっと反応できる瞬発力を持ち合わせており、いかにも
ディープインパクト産駒のキレ味を持つ少し小柄な馬格。
 兼ねてから陣営は『明らかに硬い馬場が合っている』と
公言
しており、父の祖国で父に並ぶG1・7勝目を手土産に
種牡馬入り。これが描いた青写真でしょう。
鞍上はもちろんムーア騎手。この秋の"1番の目当て"は
サリエラでもチャリンでもなくこの馬。今週はメイチだ。
 海外馬の好走は06年のウィジャボード(3着)が最後。
彼女は良馬場のG1で6勝を挙げていましたが、近年は
良馬場のG1を複数回勝利している馬の参戦は皆無
に等しく
ほとんどが1勝以下。日本馬がどんどん強くなっている
わけですから、道悪巧者を連れてきても無理筋
というもの。
ちなみに、国外遠征経験を持つBCターフ勝利実績馬と
ジャパンCの親和性は高く、通算成績は(1-1-0-2-0-0)。
最後の該当馬コンデュイット(09年)は、BCターフ含め
良馬場G1・3勝を挙げている馬でした。
そして内枠有利のなか8枠から4着に健闘
しています。
オーギュストロダンはBCターフ含め、良馬場G1では
5勝
を挙げています。久々に買いたくなる海外馬
です。
実際に対応できるかは未知ですが、その血統背景も含め、
ジャパンCの新たな歴史の扉を開く可能性を感じます。


◆ジャスティンパレス
 距離延長で国産ディープの意地を 
 前走の天皇賞秋は4着。その前の宝塚記念で惨敗しており
立て直しのタイミングで、CWでの追い切りをせず坂路のみ
というパターンでしたから、状態が本物か疑いましたが
捌き遅れたぶん圏内に届かなかった印象で、強さは見せた。
引き続き今回も坂路主体の追い切りとなっているようですが
いまのこの馬にはそれが合っているのかなと思うしかない。
 昨年も本当はジャパンCに出走したかったと思うのですが
いかんせん天皇賞秋があんなレコード決着になってしまい、
そこで頑張った反動を考慮して有馬記念だったのでしょう。
 この馬はコーナリングしながら加速するのは苦手であり、
直線の長いコースのほうが向く。距離的にも長いに越した
ことはない
ですし、前走から上積みに期待できそう
な今回は
更に着順を上げてきても驚けない実力は持っています。
血統的なことを考えても、ディープインパクト産駒の牡馬は
天皇賞秋よりもジャパンCのほうが
合っていますからね。
 明確な出遅れではなかったとしても、テンが速くないため
近走は特に後ろ寄りのポジションになっている
印象ですが、
それは日本人ジョッキーが乗っている時。ルメール騎手は
もう少し前に付けており
、アプローチが異なりますね。
今回は、約3年ぶりとなるCデムーロ騎手とのコンビを
予定されていますが、どういうポジションで運びますかね。
勝ちに行くなら前走よりも位置を取っていくべきだとは
思います
が、果たしてどうするでしょうか。


◆スターズオンアース
 幾多の苦難を乗り越えて 
 前走のドバイSCは8着。以前から見られた右にモタれる
ところがモロに出てしまった
一戦で、直線はひたすら右に。
乗り慣れたルメール騎手が直前のレースで負傷したことに
より、テン乗りのデットーリ騎手に替わってしまった点も
痛かった
かなと思います。
 昨年のジャパンC、そして有馬記念は不利といわれる
8枠から好走しているとおり、本来の力が出せるのであれば
現役屈指
の牝馬。気になるのは状態面のほうでしょう。
 今年、ドバイに遠征した芝馬の国内復帰戦は(0-0-0-9)。
錚々たる馬たちが凡走。遂にはリバティアイランドまで…

当然この点は不安要素ですが、この馬の場合、若い頃から
度重なるアクシデントがありました。オークス後の骨折、
秋華賞後の繋靭帯炎、昨年の天皇賞秋も蹄の外傷で回避。
しかし、その度に乗り越えてきた強い馬
であることは
違いなく、順調にいかないのは今に始まったわけではない。
1週前追い切りの動きは、そう悪いとは思いませんでしたが
キャリア最長となる8ヶ月ぶりの実戦という局面だけに
レースに行ってどうかは何とも言えないところです。
 鞍上は川田騎手。桜花賞で勝利しているコンビですし
この馬の癖は重々把握していますので、その点は心配なし。
臨戦過程だけでいうと、他の有力馬よりも力を出せるか
分からないぶん評価しづらいですが、不屈の闘志で復活の
好走なるか注目ですし、この馬の地力に期待したいですね。


◆チェルヴィニア
 新進気鋭の3歳牝馬 
 前走の秋華賞は中団から。コーナーは少し不器用な面を
感じましたが、直線に向くまで慌てず騒がずの立ち回り。
一気に突き抜けて、オークスとの二冠を達成しました。
前走を以て、この世代の牝馬では1枚上だったことを証明
 明らかに広いコース、特に東京に合う馬ではありますし
斤量がかなり軽い3歳牝馬。有利であるのは確かですが、
過去10年では三冠牝馬が(1-1-1-0)なのに対して、
他は(0-1-0-6)とそこまで良いわけでない
のもまた確か。
オークスとの二冠馬という意味では、ミッキークイーンが
8着に敗れていますが、このミッキークイーンは秋華賞で
『1:56.9』という速い時計で勝っており、チェルヴィニアも
『1:57.1』という速い時計で勝っています。フィジカル的な
上積みはありそうですが、メンタルとのバランスはカギ。
 ミッキークイーンが凡走したジャパンCはごちゃつきに
巻き込まれる不利があったので、この馬は違う!という
見方は出来ますが、ジャパンC自体、結構な肉弾戦になる
ところがあります。外国人ジョッキーが多く騎乗しますので
ラフ…とは言いませんが、ガチンコレースが展開
されがち。
経験が浅い3歳牝馬にとっては精神力が求められます
 ルメール騎手なので、そのあたりはうまく乗りそうですが
相手も強くなりますし当然マークも厳しくなるでしょう。
これまではマークをされても力量差で退けられましたが
今回はさすがに全体のメンバーレベルは上がりますからね。
前走と違ってペースは流れそうにないだけに、折り合いは
重要かなと思います。


◆ドウデュース
 🇯🇵の総大将!唯一無二の末脚 
 宝塚記念における自身の騎乗に対して悔いていた武豊騎手
ですが、前走の天皇賞秋はこの馬の1番いい形をシンプルに
考えたうえで、展開を気にせず後方で脚を溜めて頃合いを
見計らって外に出す競馬。その結果、物凄い末脚を引き出し
全馬をゴボウ抜き。天皇賞(秋)はそもそも追い込みがまず
決まらないレース
、しかも例年より遅いペースで前が残る
展開
であったにも関わらず、それを無視する豪脚
を披露。
左回りで上がり最速をマークしたのはこれが初めてで、
新たな……というか本来のドウデュースを見せつけました。
リバティアイランドが不発に終わったとはいえ、あの競馬は
尋常ではないし、あれが出来てしまうとなると…他の馬は
マークのしようが無い
。唯一無二の武器と言えますね。
自分の競馬に徹するだけですから………。
 前走天皇賞秋の勝ち馬におけるジャパンCの成績は過去
10年で(2-0-3-0)。複勝率100%という信頼度の高さ。
そして、単勝4倍未満に支持された馬も(5-4-4-1)
ですから
基本的に凡走を期待するのはやめておくべきでしょう。
 ラストランとなる有馬記念こそお釣り無しの仕上げになる
と思いますが、少なくとも使い減りする馬ではないですし
複勝圏内は堅いと思います。
 何より今年はディープインパクト産駒のラストクロップ、
オーギュストロダンが参戦。父の元主戦ジョッキーとしては
負けられない一戦と考えているでしょうし、立場的にも
🇯🇵の総大将。それに相応しい走りを期待したいですね。
 ただし、特殊な脚質であり、前走のようにうまく嵌まると
限らない
かなとは思います。取りこぼす可能性はあり。

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気になる穴馬
 ⇒
ドゥレッツァ

 近年のジャパンCは上位人気馬がとにかく強いレース。
今年もかなり好メンバーが集まりましたので、穴馬の出番が
あるのかどうか微妙な気はしていますけど………。
過去10年の好走馬30頭のうち、ジョッキーの内訳を
見ていくと、以下のとおりです。(敬称略)

 短期免許 8
 ルメール 5
 川田   5
 福永   4
 武豊   2
 ミルコ  2
 他日本人 4(池添・北村宏・松山・津村 →各1)

 複数好走した日本人ジョッキーは『トップオブトップ』。
そして、短期免許の外国人ジョッキーの手腕が光ります。
今年はリーディング上位の若手・中堅どころが居ますし
彼らにも頑張ってほしいところですが、やはり短期免許の
外国人ジョッキーは驚異、という点も含めて
挙げたいのは
この馬でしょうかねぇ。
 前走は5着に敗れていますが、骨折からの休み明けで
初めての遠征競馬というなかでしたから酌量の余地あり。
2走前は折り合いが悪かったとしても大敗しすぎですが、
これは恐らく骨折の影響もあったことでしょう。
3走前はプログノーシスにひと捻りされましたけど、
格好はつく内容。距離は2000㍍では短すぎたのかなと。
 距離適性がマッチして尚且つアクシデントもない条件で
最近走っていません
から、この相手には通用しないだろうと
判断するにはまだ早いのではないか、と思います。
今回、他の実績馬たちとの力関係を計るにはもってこいの
舞台
ですしジョッキーも強力。押さえてもいいかなと。


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