こんにちは~、Tomyです。

東京新聞杯の有力馬考察を
していきます。

 このレース自体の格は『G3』ですが、メンバー的には
G2でもいいくらい揃うことが結構多いですよねぇ🤔
過去1年以内にG2を勝っている場合は2㌔加算される
別定戦ですが、もしこの東京新聞杯をG2に昇格させると
同様の馬における加算重量は1㌔になりますからね。
まあ、これはジュンブロッサムのことなんですけども🤣
レース格が低いことは意外なところで影響が出ます😅


それでは、上位人気想定6頭の考察です。

◆ウォーターリヒト
 昨春は皐月賞のあとNHKマイルCに出走しましたが、
2Fの距離短縮と初の左回りで対応しきれずに8着止まり。
デビューは2歳の10月。そこから毎月出走していましたし
実力を出せる状態に無かった面もあると思います。
 休みを挟み同舞台の3勝クラスに出走。後方から一気の
末脚で勝利すると、OP昇級初戦のキャピタルSも連勝。
3勝クラスは少頭数だったこともあり8人気と疑われて
いましたが、これを覆してマイル適性を証明。
 年明けの京都金杯は内の立ち回りが有利でしたから、
その中での2着は評価
できますし、上がり3Fキッチリと
脚を使えますので、直線が長い東京コースに戻ること自体は
プラスかなとは思います。
 ただ、時期的なものもあって脚質面ではマイナスかも。
これはブレイディヴェーグにも関わってくることですが、
過去10年の東京新聞杯における上がり3位以内馬の成績は
(1-6-5-21)で、全然勝ちきれていない
んですよねぇ。
複勝率も36.4%と、一般的な重賞より低い水準となっており
上がりに特化したレースをする馬の信頼度は高くないので
"アタマで"というイメージは湧かないかなというところ。


◆オフトレイル
 4コーナーで好位に取りついていた馬が残るかたちだった
ラジオNIKKEI賞を後方一気の末脚で勝ちきるところを見て
能力の高さを感じた馬ですが、期待した毎日王冠は12着。
案外な結果となった要因はペースが遅すぎたことでしょう。
毎日王冠としてはかなり中盤で緩みのある流れでしたし、
完全に直線ヨーイドンの展開で明らかに前残りのレース。
この馬自身も直線に懸けるタイプですが、前の馬に余力が
残るようなペースが良くなかった。さすがに力のある古馬を
相手にすると、展開無視とはいきませんでしたね。
 ただ、近2走は1400mに距離を詰めたことで連続好走。
特に前走の阪神Cは、現役トップクラスのスプリンターや
マイラーが上位であり、そこに食い込んだ
ということは
やはり能力そのものはあるんだなと再確認しました。
 マイルの適性は無いとは思いませんが、今回はちょっと
ペースが上がりそうにないメンバー構成なのは気掛かり
同じく上がり特化型のウォーターリヒトよりも更に後ろの
ポジションでは恐らく届かないだろうと。
近走よりも位置を取る競馬を果たして出来るのかどうか。
田辺騎手がウォーターリヒトではなくこちらに騎乗するのは
『選んだ』という見方も可能ですが、どちらかというと
先約のような気がします。向こうはフェブラリーSに行く
話が京都金杯の直後に出ていたので。真実は不明ですが…。


◆サクラトゥジュール
 3歳時に1勝クラスの東京マイルで『1:31.7』の好時計で
勝っているように、若い頃からスピード能力の高さを示す
走りを見せていましたが、口向きが悪くて折り合いも難しく
古馬になってからは特にムラのある成績になっています。
馬体重の増減が激しいのは、精神面の繊細さも影響しての
ことかなと思います。
 昨年の東京新聞杯は極端に内有利のトラックバイアスを
フルに活かせる内枠を利して重賞初制覇。前に壁を作って
折り合えたことも勝因
で、前走の京都金杯も手綱をとった
キング騎手が『昨年の東京新聞杯をイメージした』との
言葉どおり、(少しラフな競馬になりましたが)内を捌いて
重賞2勝目。休んでいる間に去勢を敢行しているものの
相変わらず口向きが悪いし折り合い面の課題も解消しては
いませんが、逆にいうと年齢を重ねても気持ちが若いと。
その意味では衰えを感じさせない馬ではありますね。
 引き続き、この馬を手の内に入れているキング騎手が
継続騎乗するのはプラスで、馬群を捌けるこの馬にとって
東京新聞杯は合う舞台ですが、外枠を引くようだと危険。
少頭数ならまだしも多頭数では前に壁を作れずに力んで
無駄な消耗をしそう。2年前の東京新聞杯がまさにそれ

有力馬のなかではもっとも枠順が結果を左右しそうな1頭。
出来る限り内枠が欲しいし、6~8枠だとかなり割引。


◆ジュンブロッサム
 3歳時までは、1800m以上を使うこともありましたし
そこで勝利したこともありますが、4歳夏以降はマイルに
専念すると、馬場が渋ったレースはともかくとして成績は
徐々に安定してきました。
 開幕週などの綺麗な馬場でこそ良さが出るタイプで、
前走のように内側が荒れ始めた馬場で尚且つ内寄りの枠は
パフォーマンスダウン
。相手も強いしこれは仕方ない。
2走前の富士Sはソウルラッシュを差し切っているとはいえ
あちらは斤量が1㌔重かったし、あくまで前哨戦仕上げ。
この馬自身は重賞タイトルが欲しい場面ではありましたし
色々な面で有利な立場だったと思いますしね。
 スタートがあまり上手ではないこともあり、好位のインを
捌くような馬ではないので、今の東京コースが合うのかは
ちょっと疑問。そして斤量は59㌔と他馬より重いだけに
持ち味をフルに出せるかが怪しい
。もう少し好位で運べる
タイプだったらまだ重くても踏ん張れるかなと思いますが、
基本的には末脚に懸ける馬だと、良さが削がれるのではと。
 富士Sは外差しも全然決まる傾向ですが、東京新聞杯は
好位で運んで馬群を捌いた馬が勝ちやすい傾向です。
AコースとDコースの違い、時季の違いはありますね。
ちなみに戸崎騎手も富士Sは(3-2-0-7)と悪くないですが
東京新聞杯は(0-0-0-8)。この点も含めてどうかなと。


◆ブレイディヴェーグ
 年明け5歳になりましたが、デビュー当初から骨折などの
故障もあり順調に使えず。まだキャリア7戦と浅い馬ですが
出走すれば常に高いパフォーマンスを見せています。
脚部不安明けで100%の状態とは言い難い状況で出走した
昨年の府中牝馬Sでしたが、斤量57㌔を背負いながらも
持ち味の瞬発力を発揮して快勝。かなり強い内容でした。
 本質的には中距離向きだと思いますが、ルメール騎手が
乗れるところとして前走はマイルCSに出走し4着。
結果的に初めての馬券圏外となりましたが、1~7着までは
この馬を除けば外枠であり、内枠は不利という状況のなか
初のマイル戦で追走に苦労せずに上位に食い込んだ
あたり
実力の高さは証明。
 東京コースでは3戦3勝。どれも強い勝ちかたをしており
恐らくベストコース。1度マイルを経験したぶん慣れも
見込めそうです。ただ、過去の東京新聞杯における勝ち馬の
傾向を考えると、すんなり勝ちきれるかは若干怪しい。
3年前には大外に出して追い込んだイルーシヴパンサーが
勝利しているものの、基本的には内または馬群を捌いて
差し切るイメージのレース。それが出来るか
どうかですね。
軽視もしづらいですが、本命にもしづらい。


◆ボンドガール
 後に牝馬二冠となる・チェルヴィニアを負かした新馬戦。
あのパフォーマンスは非常に高かったものの、サウジRCで
折り合いに苦労して勝てず。阪神JFは外傷により回避し、
復帰が遅れて賞金が足らずに桜花賞へも進めませんでした。
NHKマイルCには出走したものの、直線で大きな不利を
受けてしまい不完全燃焼。昨春までは順風満帆と言えず。
 秋華賞を目指して、夏のクイーンSから始動しましたが、
折り合いの難しさ、そしてダイワメジャー産駒という点で
マイルを越える距離は長いのですが、そのなかで武豊騎手は
後方待機から末脚を活かす思い切った戦法で3戦連続好走。
本来の適性より長い距離でありながら、善戦しているあたり
この馬自身の能力の高さを改めて証明
した格好。
そして、武豊騎手でなければ近3走すべてで好走することは
恐らく出来ていないんじゃないかなと感じますね。
 休み明けで迎える今回は距離短縮。これがマイナスには
ならないハズ。マイルに戻ることで、鞍上の意識としては
折り合いに気を使うウエイトは小さくなるでしょうし、
ある程度出していこうと考えているんじゃないかな。
ダイワメジャー産駒で、尚且つ気性が前向きでもあるので
追走に苦労しないと思いますが、近走は後ろからの競馬に
慣れていますから、馬が戸惑う可能性は有り得る
話。

ーーーーーーーーー[ P R ]ーーーーーーーーー
≪ うまスクエア ≫
 ≪編集長の厳選情報≫


・競馬情報を詳しく知りたい!

・レースのポイントや注目馬が知りたい!

そんなあなたに!今週も必見!!

 <【東京新聞杯】はこの3頭だ!

 ▼こちらで無料公開!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

気になる穴馬
 ⇒
人気ブログランキング[穴]へ

 デビュー戦は勝利したものの、その後は勝ちきれずに
春のクラシック戦線には乗れず。菊花賞を目標に距離を
延ばして1勝クラスは突破しましたが、2勝クラスでは
馬場が悪いことも祟って敗戦。菊花賞も断念することに。
ただそこから陣営の切り替えが早かったですね。
近2走はアッサリと連勝。距離を一気に詰めてワンターンの
競馬になりましたが難なく対応。競馬センスが良い。
 前走に関しては、2,3着馬も恐らく近いうちにOPへ
昇級できるであろうと思えるような馬。それなりの評価を
しておきたいところです。
 長めの距離を使われてきた背景に『父が菊花賞馬』である
ことも関係している気はしますが、路線変更をする決断が
早かったので、恐らく陣営は長距離馬と思っていない面も
あるんじゃないかなと思います。
 今回は更に1ハロン短くなりますが、前走でもやや力む
ところが見られましたし、距離は大丈夫そうに感じます。
相手は強くなりますが、東京新聞杯の傾向的にはこういう
上がり馬は面白いですし、人気もそこそこなので買いたい。
初の関東遠征を乗り切れれば、といったところ。


いつもお読み頂きありがとうございます(^^)
週始めの注目馬や本命馬、その他重要データなど
下記ブログランキングの紹介文に記載していますので
クリックしてご覧くださいませ☆

人気ブログランキングへ

【YGG】🐎一口馬主日記🐎はコチラ👇