こんにちは~、Tomyです。

 春は出会いと別れの季節。といってもまだ寒いですが😅
今週の開催を以て、引退される調教師は8名。
個別インタビューがJRAのホームページにあるようなので
詳しくはこちらから➡2025年 引退調教師

 最後とあって管理馬たちをたくさん送り出す土日になると
思いますが、重賞の出走予定馬は以下のとおり。

◆土曜 オーシャンS
 クムシラコ     (石毛)
 テイエムスパーダ  (木原)

◆日曜 チューリップ賞
 ウォーターガーベラ (河内)
 コパノエミリア   (村山)
 サウンドサンライズ (音無)

◆日曜 中山記念
 カラテ       (音無)
 リフレーミング   (鮫島)

 個人的に『(馬券は関係なく)アツイ』と思ったのは
音無厩舎の2頭ですかね~🤔
サウンドサンライズは、騎乗停止から復帰したばかりの
弟子・松若騎手が騎乗するのと、あとカラテですね。
何度か転厩を重ねている馬ですが、このところ主戦だった
菅原騎手が乗ることが無くなっていたところ、今回は久々に
コンビを組むと。もしかして……カラテ自身もここで引退?
……いや分かりませんが、いずれにせよアツイ🔥

みんな頑張ってほしいですねq(*・ω・*)pファイト!


それでは中山記念の有力馬考察を
していきましょう~。


◆アルナシーム
 前走の中山金杯は好スタート。ただ外枠の馬たち勢いよく
切れ込んできたこともあり結果的には中団やや後方のインに
収まる格好でしたが、リズム良く自分のペースで走っており
4コーナーから直線にかけてもスムーズな進路取りでした。
最後は1頭抜けて勝利していますが、斤量も決して軽くは
なかったですし、2000mをこなせたのも収穫でしたね。
恐らく鞍上はもう少し好位を取るつもりだったと思いますが
序盤に引いた判断は正解
。先週のフェブラリーSは裏目に
出ましたが、この中山金杯はその逆だったと言えます。
 この馬自身、最も勝ち鞍を挙げているのは1800mですし
手前の関係で左回りよりも右回りを得意としている
ので、
舞台適性としては十分あるでしょう。
また、勝利時の持ち時計も今回の出走予定馬で上位であり、
開幕週により、もし高速決着になっても問題ないですね。
 以前は折り合い難を抱えていましたが、今ではほとんど
気になりません。近走は心身が噛み合っています。
相手関係は前走よりレベルアップするのは間違いないので
前走と同じく、鞍上が序盤で展開を読み違えないかどうかが
ポイント
になりそう。勢いはありますが、地力が抜けている
わけではないですからね。


◆エコロヴァルツ
 菊花賞以来だった前走は、展開を引っ張った2頭からは
少し離れた単独3番手。折り合いはついて終始ロスのない
スムーズな競馬。脚もうまく溜まり先行して上がりも2位。
3走前のセントライト記念は1,2着馬には完敗でしたが
ちょっとペースが落ち着きすぎた感がありますかね。
2歳時の朝日杯FSでは後方から追い込んで2着に入った
実績はありますが、走行フォームなどはキタサンブラック
(もといブラックタイド)に近く、瞬発力勝負に近い形に
なってしまったぶん、ジリジリとした脚だった印象です。
また、この馬は折り合いの難しいところがあるという点で
菊花賞は序盤から大事に乗っていたものの、別の馬が接触
してきたり、動けない位置に嵌まってしまう不運な部分も
あっただけに、距離がもう少し持つ可能性はありますが、
1800~2000mくらいが過度に折り合いを気にしすぎない
意味では良い
のかもしれませんね。
 前走はリステッドですし、重賞で勝ち負けできるような
レベルの馬がほとんど居なかった
かなぁとは思いますので
当然相手が一気に強くなる今回は簡単ではないでしょうが、
先行さえできれば実力以上の結果が残る可能性があるのも
中山記念の特徴で、適性的には面白い
のかなと。


◆シックスペンス
 古馬初対戦となった前走の毎日王冠は1着。それまでは
追走力を求められるレースの経験がありませんでしたので
毎日王冠としては緩いペースでしたが、この馬にとっては
未知の流れ。ただ、これを難なくクリアしてきました。
外枠でしたが好スタートを決めて先団に確保して流れに
うまく乗れましたし、前を行く馬の脚が残った展開のなか
ラスト200mからよく伸びて快勝。キズナ産駒の牡馬として
東京の芝重賞を制覇したのは他にジャスティンミラノだけ。
また、昨春のスプリングSでは超スローペースからの
瞬発力勝負で圧勝するなど、これまでのキズナ産駒の牡馬
と比べるとひと味違うタイプ、そしてセンス

 皐月賞やマイルCSを脚部不安で回避していますので
現状は続戦できない体質の弱さも感じるところですが、
今回に関しては、ダービー参戦時よりも間隔をきっちりと
取って立て直したうえでの出走。過度な心配は不要か?
 もうこの時期、そしてこの距離では4歳馬に与えられる
斤量アローワンスは無くなり、普通のG2勝ち馬として
『58㌔』
を背負います。これをこなして勝つようであれば
今年のマイル路線で主役を張れる存在になりそうですし
斤量の恩恵がないイーブンな条件で、年上の実績馬相手に
どれだけやれるか楽しみですね。


◆ソウルラッシュ
 実績も安定感もこのメンバーでは断トツトップと言って
差し支えないでしょう。3歳秋までは全くパッとしない馬
でしたが、古馬になってからじわじわと成長しています。
本質的には上がりの掛かる競馬のほうが得意なタイプですが
5歳秋頃から段々と上がりの速い競馬にも対応できるように
なっており、2走前のマイルCSを勝利。スプリント路線は
ともかく、6歳秋にしてG1初制覇という馬は近年あまり
見かけません。完全な晩成型ですよね。
 G1タイトルを獲得したこともあり、今年は新たな挑戦。
次走予定のドバイターフを見据え同じ1800mの中山記念を
選択してきましたが、本番と違うのは3歳秋以来となる
コーナー4つの競馬。元はその条件で芽が出なかったことで
マイル路線に舵を切ったわけで
すし、1年ぶりならまだしも
3年以上ぶり。実質的に初めてといってもいいくらい未知。
池江厩舎は過去の中山記念に7回管理馬を出走させており
その全てが5人気以内ですが、肝心の成績は(0-1-0-6)

良いイメージが無かったので数字を出してみたら………。
"叩き"で凡走したペルシアンナイト(2回)は居ますが、
そもそも噛み合ってない印象が強いんですよねぇ。
 斤量59㌔ということ自体はそんなに気になりませんし、
中山コースも問題ない。いやむしろ、父ルーラーシップ・
母父マンハッタンカフェ、どちらも中山芝1800mは好成績
ですから、血統的に向かないとは思えないわけです。
ただ、シチュエーション的には軸にするのは怖いかなと。


◆マテンロウスカイ
 前走の東京新聞杯は5着。2年連続で不利な外枠を引いて
負け方はちょっと違いますし、内容自体は59㌔を背負った
今年のほうが良いと思いますが、結局は枠で負けた感。
流れとしては昨年の中山記念と全く同じで、いかにもな
リピーター候補
。先行脚質もすごく魅力的ですしね。
 この馬自身は道悪適性も高い一方、高速馬場も対応可能。
むしろ1800mの持ち時計でいえば上位ですし、道悪に
なってもならなくても、どちらでもいいタイプ。
また、横山典騎手における中山記念の成績は(6-5-1-12)で
現役ジョッキー最多の6勝
をマーク。特に近年は騎乗機会
5回連続で連対中。AJCC・ステイヤーズSなども含め
とにかく"中山のG2"は非常に得意としているレースが
多いですよね。かなり買える材料は沢山ある馬です。
 ただ、昨年の中山記念は、人気馬が馬場を苦にしたり、
脚質が合っていなかったり、そもそも勢いが無かったりと
付け入る隙だらけだった
ので、今年のほうが強敵が揃った
印象も否めません。またしても馬場が渋るなら軸にするのも
アリですが、人気どころも含めて先行脚質が少なくない
組み合わせなので、良馬場だとアドバンテージが減りそう。
前走や昨年より売れてしまうのがちょっとなぁ。

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気になる穴馬
 ⇒
クルゼイロドスル

 人気馬含め、ベテラン勢がかなり多いメンバー構成。
ただ、昨年・一昨年は若くて人気があまりない穴馬の好走が
みられましたので、今年もそういう馬に注意したいと。
そこで、5歳以下の大穴を1頭挙げたいと思います。
 デビュー当初から気性面が難しく、父馬が父馬ですから
いかにも『将来は短距離っぽいな』と感じる馬でしたが、
意外なことに1800mをこなしており、昨夏はコースこそ
違いますがレコードをマーク。高速決着も問題なし。
 前走は枠が厳しいこともあり雪崩れ込んだだけですが、
そもそもちょっと距離が長すぎたと思います。
また、同じレースを走っていた2頭がAJCC・京都記念で
馬券に絡んでおり、舞台替わりで力を発揮
していますし、
この馬自身も距離短縮と、実績のある関東圏という意味で
狙ってみる価値があり
そう。
 今回の鞍上とは初コンビですが、2週前から追い切りに
騎乗しているのも好感
が持てますね。何せ気難しい馬ですが
近走は追い切りにも騎乗せずに完全なテン乗りとなっていた
ケースが目立ち
これほど事前からコンタクトを取るのは
この馬としては珍しい
。そうした点も含めてそそられる。


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