こんにちは~、Tomyです。

 先週の天皇賞(春) ◎ジャスティンパレスは6着。
ポイントは『中距離では特質するほどの脚ではないけど
長距離では良い脚を使える馬だと自信を持つこと
』だと
思っていたんですが………仕掛けが早すぎました。
このレースにしてはペースも淀みなく流れていましたし、
ちょうど上り坂のタイミングで捲っていくというのは………
さすがに利に叶った立ち回りとは言えない
ですよねぇ。
 3コーナーの下り坂に差し掛かってから動いていった
ショウナンラプンタは、キレ勝負では分が悪いですから
あそこがギリギリのタイミング。
ただ、それより手前で動いていって先頭集団まで行くのは
無理がありました。
まあジョッキー自身は"勝ちに行った"うえでのことですが
最後の直線に向くとき、既にノーチャンスだと分かるような
かたちでは……作戦としては『失敗』。

ペースは比較的流れていましたし、いの一番で動かないと
いけないほど、ジャスティンパレスの末脚は鈍くない。
(長距離というステージにおいては
、の話)
 下り坂から仕掛けて(12-12-8-3)のような形で回って
来たなら、4コーナーの手応えも全然違っていたでしょう。
結果は(12-12-3-3)。上り坂で仕掛けてこんな通過順位。
こういう捲りかたで勝ち負け出来る馬は………
ディープインパクトかゴールドシップくらい
なもの。

 馬券は自己責任なので、金返せ❗とか、く◯ばれ❗とか、
そういうことは全く思いません

あの捲りを予想できなかったほうが悪いのです😅
(いや、無理だろって話ですが)
巡ってきたチャンスを活かそうとする鞍上の気持ちは
見えなくなかったです。ただ、完全に空回りしてしまった


 会社員でもそうですが、始めのうちは成果が出なくても
"頑張ってます感"で評価してもらえるかもしれません。
しかし、何年も成果が出せないでいると『頑張る方向性が
違うんじゃないの?』と見られてしまうようになります。
まあこれ、会社員だったら周りからサポートしてもらえて
何とかなったりもしますが、ジョッキーは個人事業主。
誰も面倒は見てくれません。
次……があるのかどうか。そう考えるともどかしいですよ。
もし、チャンスがあれば頑張ってほしいと思います。


 さあ、……今週はNHKマイルC
個人的にはちょっと相性が悪いG1のひとつですので、
正直言って、苦手意識はあります。
穴を拾えているのに軸が来ない……とか、軸は来たのに
2着が買ってない馬だった……とか、とにかく噛み合わない
レースなんですが、今年こそは……ねぇ?

それでは、過去10年の傾向を見ていきましょう~。


【所属】
 美浦 (4-6-2-53) 連対率15.4% 複勝率18.5%
 栗東 (6-4-8-96) 連対率8.8% 複勝率15.8%

 東西の差はほとんど無く拮抗していますね。


【性別】
 牡馬 (8-4-9-119) 連対率8.6% 複勝率15.0%
 牝馬 (2-6-1-30) 連対率20.5% 複勝率23.1%

 近年はほとんどの古馬混合G1は牝馬が劣勢ではない
時代ですし、世代限定の混合G1としては牡馬と牝馬が
入り交じるのは基本このレースだけですが、やはり牝馬の
活躍も目立ってきています。


【枠番】
 1枠 (0-1-0-19) 連対率5.0% 複勝率5.0%
 2枠 (1-2-0-17) 連対率15.0% 複勝率15.0%
 3枠 (0-1-3-16) 連対率5.0% 複勝率20.0%
 4枠 (1-0-1-18) 連対率5.0% 複勝率10.0%
 5枠 (0-3-3-14) 連対率15.0% 複勝率30.0%
 6枠 (3-0-1-15) 連対率15.8% 複勝率21.1%
 7枠 (1-2-0-27) 連対率10.0% 複勝率10.0%
 8枠 (4-1-2-23) 連対率16.7% 複勝率23.3%

 過去10年は全てフルゲートで行われていますが、
基本的には内枠が有利というわけではないのが特徴の1つ。
6人気以下で好走した馬の内訳を見ると「1~4枠:4頭」
5~8枠:10頭
となっていますので
真ん中より外枠のほうがむしろ良いと言えますね。


【脚質・上がり】
 逃げ (1-1-1-7)   連対率20.0% 複勝率30.0%
 先行 (3-3-1-34) 連対率14.6% 複勝率17.1%
 差し (4-2-6-63) 連対率8.0% 複勝率16.0%
 追込 (2-4-2-44) 連対率11.5% 複勝率15.4%

 1位  (1-5-1-4)   連対率54.5% 複勝率63.6%
 2位  (3-0-3-7)   連対率23.1% 複勝率46.2%
 3位  (2-1-2-3)   連対率37.5% 複勝率62.5%
4~5位 (3-1-1-19) 連対率16.7% 複勝率20.8%
 6位~ (1-3-3-115) 連対率3.3% 複勝率5.7%

 脚質はあまり関係なく、地力勝負型のレース。
前半・後半のラップ差が小さい傾向で、スピードの持続力を
求められますので、上がり順位もあまり関係ありません。


【キャリア】
 ~3戦 (1-2-1-14) 連対率16.7% 複勝率22.2%
 4戦  (1-3-1-28) 連対率12.1% 複勝率15.2%
 5戦  (3-5-2-35) 連対率17.8% 複勝率22.2%
 6戦  (4-0-3-27) 連対率11.8% 複勝率20.6%
 7戦~ (1-0-3-45) 連対率2.0% 複勝率8.2%

 キャリア7戦以上の馬は、やや好走率が低いので、
あまり使いすぎていないほうが買いやすいですね。


【前走レース】
 NZT   (2-2-2-38) 連対率9.1% 複勝率13.6%
 アーリント (1-0-5-26) 連対率3.1% 複勝率18.8%
 ファルコン (1-0-2-19) 連対率4.5% 複勝率13.6%
 皐月賞   (3-1-0-9)   連対率30.8% 複勝率30.8%
 桜花賞   (2-3-0-13) 連対率27.8% 複勝率27.8%
 弥生賞   (1-0-0-2)   連対率33.3% 複勝率33.3%
 スプリング (0-0-1-8)   連対率0.0% 複勝率11.1%
 毎日杯   (0-2-0-6)   連対率25.0% 複勝率25.0%
 フラワーC (0-1-0-2)   連対率33.3% 複勝率33.3%
 アネモネS (0-1-0-1)   連対率50.0% 複勝率50.0%

 トライアルの3レースが一応中心ではあるのですが、
クラシック路線から降りてくる馬、あるいはそもそも
クラシックに乗り切れなかった馬も参戦
してきます。
 一般的に、クラシック戦線のほうがレベルが高いですし
本質はマイラーだけどクラシック路線に挑戦したよ
という馬が、ダービーを諦めてここに降りて好走
する
パターンは結構多いですね。
牝馬の場合であれば、オークスだと長いから桜花賞後は
こちらに……というパターン。


【前走人気】※OPクラスだった馬
 1人気  (4-4-1-17) 連対率30.8% 複勝率34.6%
 2人気  (2-2-1-22) 連対率14.3% 複勝率17.9%
 3人気  (1-0-0-22) 連対率4.3% 複勝率4.3%
 4人気  (0-0-3-16) 連対率0.0% 複勝率15.8%
 5人気  (0-2-2-9)   連対率15.4% 複勝率30.8%
6~9人気 (2-2-2-29) 連対率11.4% 複勝率17.1%
10人気~ (1-0-1-27) 連対率3.4% 複勝率6.9%

 3~4人気の馬が微妙な成績であるのが示すとおり
前走1人気以外はあんまり信用できない傾向となっていて
軸にするなら前走1人気か、むしろ穴だった馬なんかでも
面白い
のかもしれません。


【前走着順】※OPクラスだった馬
 1着  (1-1-1-34) 連対率5.4% 複勝率8.1%
 2着  (3-5-3-19) 連対率26.7% 複勝率36.7%
 3着  (2-0-2-18) 連対率9.1% 複勝率18.2%
 4着  (2-2-0-5)   連対率44.4% 複勝率44.4%
 5着  (2-0-2-10) 連対率14.3% 複勝率28.6%
6~9着 (0-1-1-26) 連対率3.6% 複勝率7.1%
10着~ (0-1-1-31) 連対率3.0% 複勝率6.1%

 前走勝った馬の成績はどちらかといえば悪いです。
NZT勝ち馬は(0-0-0-9)と全て凡走しているほか、
ファルコンS勝ち馬も(0-0-0-9)と苦戦傾向です。
 前走負けた馬を狙うのがセオリーかなとは思います。
ただし、前走G1以外のレースで「0.6秒以上負け」の馬は
(0-0-2-36)



【当日馬体重】
 ~459㌔   (1-2-3-39) 連対率6.7% 複勝率13.3%
 460~479㌔ (4-3-6-41) 連対率13.0% 複勝率24.1%
 480~509㌔ (5-4-1-54) 連対率14.1% 複勝率15.6%

 510㌔~   (0-1-0-15) 連対率6.3% 複勝率6.3%

 馬体重的には大きすぎず、小さすぎない馬が良いですね。

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 過去10年における牝馬の成績は(2-6-1-30)ですが、
『前走5着以内』『中7週以内』『馬体重460㌔以上』
すべてに該当した馬に限ると(2-4-1-3

"桜花賞かアーリントンCで上位入線、尚且つそれなりの
馬格がある馬"
は期待が持てます。
 前走の健闘は、鞍上もビックリしたようなコメント。
馬場が渋って内が荒れていましたが、セコく立ち回ることを
選択したということは、強気に攻めてもいません。
追い切りの動き的に、右回りがどうかな……と思いましたが
結果的には埒を頼れた
ぶん、こなせたような印象です。
 左回り(特に東京)のマイルは3回経験していますし、
2走前の時計も優秀
。あのレースを経た前走に関しては
鞍上が馬の成長を感じていた
ということを考えますと、
前走よりパフォーマンスアップする可能性も十分。
東京コースに戻ることは間違いなくプラスだと思いますので
本命も視野に入れている1頭です。


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