こんにちは~、Tomyです。

ヴィクトリアMの有力馬考察を
していきます。

 先週のNHKマイルCも波乱含みのレースでしたが、
ヴィクトリアマイルも人気馬の信頼度は微妙なレース。
過去10年で、1人気は(2-2-2-4)。2勝しているものの
グランアレグリア(1.3倍)・アーモンドアイ(1.4倍)。
2頭とも歴史的名馬級
でしたからね……。
 そして2人気は(0-0-1-9)、3人気(0-2-0-8)ですから
『3人気以内はせいぜい1頭しか連対していない』
先週ほど荒れないにしても、ガチガチ決着ということは
恐らく無いんじゃないかなぁと思うんですよね~。

 それでは上位人気想定6頭の考察です。


◆アスコリピチェーノ
 前走の1351ターフスプリントは、内目の枠から無難に
スタートを決めて、好位のインコースを追走していました。
折り合いは問題なく、終始スムーズなレース運びでしたね。
前を行くウインマーベルもかなり粘っていて辛勝のかたちに
なりましたが勝利。やや手こずった感もあるのですが、
逆にこの馬がここで勝ち負けすれば、安田記念に出走する
ウインマーベルも面白いんじゃないかと思ったりもします。
 今年は海外遠征で不在週が多いルメール騎手ですけど、
5月までにG1を勝てなかったは2016年が最後です。
そろそろ本領発揮といきたいところでしょう。
 ヴィクトリアMにおけるダイワメジャー産駒の成績は、
通算で(0-0-1-10)。ただこれは安田記念やマイルCSでも
似たようなことが言えますので、コースどうこうではなく
『古馬になってからの成長力』の問題だと思います。
産駒におけるマイルG1勝利数は『10』なのですが、
その全ては3歳まで。セリフォス・アドマイヤマーズは
古馬G1を制していますが、これも3歳時。
古馬になるとG2・G3レベルは勝てても、G1では
勝てなくなるのがダイワメジャー産駒の定番パターン

 マイルでの実績は頭ひとつ抜けているかもしれませんが
現時点での実力が抜けているかは微妙だと思っています。
馬券圏内に来る確率は低くないでしょうけど、凡走しても
そこまで驚かない
シチュエーションではあります。


◆アルジーヌ
 体質が弱いこともあり早期デビューとはいかず、3歳春の
クラシックは間に合いませんでしたが、自己条件でコツコツ
力をつけてきた馬。母キャトルフィーユも成績が良くなって
きたのは古馬になってから
。こちらは成長力を感じます。
 前走の阪神牝馬Sは内枠から五分に出て中団のイン追走。
ペースは遅く、内の立ち回りも有効な馬場状態でしたから、
この馬の実績を考えれば好走したのも当然。急遽の代打騎乗
だった幸騎手でしたが、問題なく折り合っていました。
 精神面も成長していますので、大きな課題は無いですが
兄弟馬(特に全妹)は東京だとパンチ不足な印象。
母キャトルフィーユもヴィクトリアMでは小差とはいえ
微妙に足りず5着。あとひと押しが足りない可能性
はある。
 ただ、それを叶えてしまいそうなのが……鞍上ですね。
今回も本来なら西村騎手とコンビを組む予定だったのだと
思いますが怪我で現在おやすみ中。代打はレーン騎手ですが
JRAのG1初勝利となった2019年のヴィクトリアM
(ノームコア)も代打だったことが思い出されます。
(G1で斜行連発によりルメール騎手が騎乗停止中)
古馬芝重賞では『父ディープインパクト系産駒"以外"』が
とにかく買い(14-4-4-7)。G1に限っても(5-4-3-2)

騎乗馬に"加速装置"が付いたかのような鮮やかな勝利は
何度も見てきましたからね。期待したいところです。


◆クイーンズウォーク
 秋華賞はスタートで大きく躓いて、まったく競馬にならず
でしたから、仕切り直しでもう一度右回りを使った2走前は
ペースが厳しいなか早めに仕掛けていき、押し切りを図るも
最後に甘くなって6着。内容を考えれば悪くはないですが、
あまり小回りは合ってなかったかなとも思います。
 恐らく左回りである点と、ヴィクトリアMまでを逆算して
狙って使ったと思われる前走金鯱賞は牡馬相手に快勝

雨の影響でタフな馬場は個人的には合わないんじゃないかと
思いましたし、川田騎手も『この馬にとっては良い馬場では
ない』と考えていたそうですが、意外にも馬の進みは良く、
精神的な強さが見えたレースだったかなと思います。
 マイラーに見える血統ですが、今のところ2000mまでは
問題なくこなしており、左回りでは崩れていません。
あとは久々のマイルでどうか。
レース傾向的には、500㌔以上の大型馬は若干不利ですが、
このレベルの巨漢牝馬だと、短距離を除けば大概マイナス。
もはや参考にしないほうがいいかもしれません。
デビュー戦で500㌔を越えるような牝馬が、ここまで活躍
している例はほとんどありません
からね。
 揉まれるのは苦手。これまでも内枠を引いてしまった時は
川田騎手がうまく外へ進路を作るよう誘導しています。
今回は近走より周りの馬も速いので、普段よりも外目の枠が
欲しい
ところ。内枠はマイナスだと思います。

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◆シランケド
 3歳秋は紫苑Sで3着に好走するも、回復が間に合わず
秋華賞は回避。まあこれは中1週の激走でもありましたし
仕方ないと思いますが、昨年の魚沼Sを快勝してOP入り
した後にも跛行により中日新聞杯を回避。体質があんまり
強くないのが難点。
 前走の中山牝馬Sは中団外目を追走。内側の馬場が
傷んでいましたので、外差しが利く状態だったと思いますし
ハンデも手頃。抜けて強かったとは言い難いのですが、
3連勝と勢いに乗っているのは確か。でもこういう馬は
得てして穴人気してしまうのも確かですよねぇ。
 だいぶ前の話ですが、初勝利は中京の芝1400mでした。
この時の時計はなかなかに速く、マイルにも対応できる
下地はありそう。ローカルと中山のレースが中心なので、
東京コースの適性があるかどうかは何とも言えませんが
『逃げ』『先行』『差し』『追込』『捲り』脚質を問わず
どこからでも競馬ができる
というのは持ち味のひとつ。
逆にいえば脚質が定まっていない、とも言えますね。
以前ほどではないですが、出遅れることも考えられますし
どう立ち回るのか読みづらいので、信用は置けません。
 東京芝G1において、デムーロ騎手を買えるパターンは
『5~8枠』
。真ん中より外が圧倒的に良いということは
昔から書いているとおり。まずは枠順を見てから。


◆ステレンボッシュ
 2歳時から安定したパフォーマンス。牝馬三冠すべてで
好走
しており、世代屈指の実力を示してきました。
昨年暮れの香港ヴァーズは、古馬と初対決、そして海外も
初というシチュエーションで、1人気の支持に応えきれず
3着止まりでしたが、一定の評価はできるかなと思います。
 迎えた年明け初戦の大阪杯は、これまでの安定感からは
想像もつかない大敗。器用さに欠けるところがあるとはいえ
あそこまで負けるとなると、状態面の問題でしょう。
追い切りでは心身のバランスが怪しい……とは思いましたが
気になるのは『陣営が前走の敗因を掴みきれていない』点。
 香港の芝2400m戦を予定していたものの、前走の敗戦で
予定変更。距離を延ばすはずが逆に縮めるという選択が
果たしてどうなのかと思いますし、崩れたことがない馬が
急に崩れたときはまず疑ってかかるべき
で、血統だとか
相手関係だとか以前に、力を出せるかどうかが問題。
1週前追い切りは、前走よりだいぶ良くなってきた感は
ありますが、軸にするには怖さも残ります。
 鞍上の戸崎騎手はヴィクトリアMで3勝を挙げるなど
東京芝1600mのG1は通算で5勝しているのですが、
3人気以内だと(0-1-0-7)。あまり人気になりすぎると
期待値が一気に下がる傾向。4人気以下になってくれたら
いいんですが、たぶんそれは難しいでしょう……。


◆ボンドガール
 前走の阪神牝馬Sは5着。後方からの競馬になりましたが
外を回さざるを得ず、展開も馬場的にも向きませんでした。
クイーンSから秋華賞にかけて、後ろから運んだのは
わざとだと思っていますが、前走の場合はどうでしょうか。
これまでマイル戦で手綱をとった際は、内寄りの枠から
それなりにポジションを取っていましたので、もし前走が
わざと後ろから行ったとすれば"外寄りの枠"だったから
かなと思います。
折り合いが少し難しいところがありますし、あくまでも
本番はココ。無理に出していって壁を作れなかった場合は
悪影響になりかねませんからね。いずれにせよあの形は
先を見据えた結果、という感じ。内容は悪くなかったです。
 馬自身は未だに新馬戦の1勝のみ。さすがにこのまま
終わるような馬ではないと思いますが、東京新聞杯なんかを
見ると、どうも勝ち運が無いというか……。
ダイワメジャー産駒の牝馬のうち、芝1800m以上の重賞で
連対経験を持つのはシゲルピンクダイヤとこの馬だけ

距離をこなせる意味では、普通のダイワメジャー産駒とは
ひと味違いますが、シゲルピンクダイヤも結局1勝のまま
現役を終えましたし、古馬になってからの勝ちきれなさは
あんまり変わらない印象。人馬ともに早く次の1勝が欲しい
シチュエーションですし、注目はしていますけどね。
 前走を踏まえると、恐らく内寄りの枠のほうが競馬は
しやすいでしょう。外枠だと好位につけるのはリスクが
ありますし競馬がしづらいタイプ。枠順が結構重要



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 前走は極端に内枠有利な馬場。全着順を見てのとおり、
1~4枠の馬が軒並み上位
。やや外目の枠だったこの馬は
厳しいレースを強いられてしまいました。
それでも後方寄りの外から良い脚で伸びていましたので、
内容としては決して悪いものではなかった印象です。
この時の勝ち馬は1枠1番ということで、馬場を考えれば
絶好の枠でしたし、今回あちらが穴人気する雰囲気ですが
狙うんだったらこっちのほうがよっぽど面白い
 牡馬相手に古馬重賞を勝利しているほか、G1においては
それなりの着には毎回来ており、今回のメンバーの中でも
実績自体あまり劣らない
のですが、かなり人気は無さそう。
 ここまで馬券に絡んだレースは全て1桁馬番
そして連対しているレースは全てワンターン。という馬。
つまり、ワンターンで1桁馬番ならば(2-1-0-0)
コーナー4つがダメとは思いませんが、距離に関しては
『平坦なら2000m、それ以外なら1800mまで』がベター。
昨年のエリザベス女王杯と今回を比べると、えらく人気が
落ちそうですね🤣🤣🤣
ストライクゾーンは狭い馬ですが、インコースギリギリを
狙う価値はあるんじゃないかなと思います。


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