こんにちは~、Tomyです。

 先週のオークス ◎エンブロイダリーは9着。
う~ん…思ったよりだいぶ前に行ったなぁと思ったのですが
ずっと引っ掛かってましたね…(-_-;)
勝ち馬は後方寄りにいましたし、そんなに前へ行かずとも
よかったと思うのですが、横に居たアルマヴェローチェが
2着に来ていますので、レース的には位置取りが悪かったと
思いませんが、この馬にとっては折り合いが苦しくなる
要因になってしまいましたかね。
距離なぁ……大丈夫だと思ったんだけどなぁ………。
結局は孫ってことなのかなぁ……まだ分かりませんけども。
あれだけ引っ掛かるとキツいですね…。


 さて、今週は
日本ダービー

 賞金がもっと高いG1は沢山ありますが、日本のG1では
最も特別なG1と言って間違いないでしょう。
我々、観ている側は単なるG1のひとつかもしれませんが
オーナー・厩舎関係者にとっても、ジョッキーにとっても
「1番勝ちたい」レースですからねぇ。
特にジョッキーのメンタリティー的にも普段とは違う
と思うんですよね。
これは言葉では説明しきれないですが、いかに平常心で
乗れるか、というところもカギでしょう。

 ダービーは『運の良い馬が勝つ』
言われてますが、皐月賞でいう『速い(早い)馬が勝つ』、
菊花賞でいう『強い馬が勝つ』とはちょっと趣が違うかな。
昔はそれこそフルゲートが28頭でしたからね🤣
他のG1とは違う超多頭数。そりゃあ運要素が大きいか。
18頭立てとなった現在でも、レースが終わってみれば
"運が良かった"なんて感じることもあるにはありますし
「運も実力のうち」「勝ち運・負け運」という言葉も
世の中には存在していますけど、結局"運"とはいったい
なんなんでしょうね。
まあ、考えても答えが出ないので一旦やめます😂


それでは、過去10年の傾向を見ていきましょう~。


【所属】
 美浦 (3-5-5-54) 連対率11.9% 複勝率19.4%
 栗東 (7-5-5-94) 連対率10.8% 複勝率15.3%

 出走頭数の6割以上が関西馬。自然と勝利数に関しては
関西馬のほうが多いのですが、何とも言えないかなと。
2年前は関東馬が1~3着独占でしたが、昨年は関西馬が
1~3着独占。結構ムラがあります。


【枠番】
 1枠 (1-2-1-16) 連対率15.0% 複勝率20.0%
 2枠 (1-1-1-17) 連対率10.0% 複勝率15.0%
 3枠 (2-1-1-17) 連対率15.0% 複勝率20.0%
 4枠 (0-2-1-17) 連対率10.0% 複勝率15.0%
 5枠 (1-0-0-19) 連対率5.0% 複勝率5.0%
 6枠 (2-2-3-13) 連対率20.0% 複勝率35.0%
 7枠 (2-1-2-24) 連対率10.3% 複勝率17.2%
 8枠 (1-1-1-26) 連対率6.9% 複勝率10.3%

 Cコース開催といえば内枠有利、というのがお決まり
なんですが、近年は意外とそうでもなくなりつつある

基本的には内枠を引くことは悪くないと思うのですが
特別視されているほどの差は感じられなくなっているので
あまり枠ばかりに囚われるのも良くないかも・・・


【脚質・上がり】
 逃げ (0-1-0-9)   連対率10.0% 複勝率10.0%
 先行 (5-2-2-25) 連対率20.6% 複勝率26.5%
 差し (3-6-7-68) 連対率10.7% 複勝率19.0%
 追込 (1-1-1-42) 連対率4.4% 複勝率6.7%
 捲り (1-0-0-3)   連対率25.0% 複勝率25.0%

 1位  (2-2-3-5)   連対率33.3% 複勝率58.3%
 2位  (3-1-2-7)   連対率30.8% 複勝率46.2%
 3位  (0-1-1-6)   連対率12.5% 複勝率25.0%
4~5位 (1-3-0-16) 連対率20.0% 複勝率20.0%
 6位~ (4-3-4-113) 連対率5.6% 複勝率8.9%

 レース全体として、有利な脚質はそんなに無いですね。
展開や馬場次第で変わってくるかなぁと思います。
極端に内前有利になる時もあれば、そうでもない時もある。
3歳春までの総決算として総合的な能力が問われる
 オークスとの違って『先行しても残りやすい』傾向で、
極端な後方から差しきるのは簡単ではない
のは注意。


【キャリア】
 3戦  (1-3-0-10) 連対率28.6% 複勝率28.6%
 4戦  (4-4-2-35) 連対率17.8% 複勝率22.2%
 5戦  (5-2-5-39) 連対率13.7% 複勝率23.5%
 6戦  (0-0-3-24) 連対率0.0% 複勝率11.1%
 7戦  (0-0-0-20) 連対率0.0% 複勝率0.0%
 8戦~ (0-1-0-19) 連対率5.0% 複勝率5.0%


 『キャリアが浅い馬は通用しない』のは昔の話ですね。
今は少ない実戦の中でどれだけ競馬を覚えられるか、という
時代になってきています。
キャリア6戦以上の好走率は、かなり落ちる傾向です。


【前走レース】
 皐月賞   (8-9-7-74) 連対率17.3% 複勝率24.5%
 京都新聞杯 (1-1-0-15) 連対率11.8% 複勝率11.8%
 毎日杯   (1-0-0-7)   連対率12.5% 複勝率12.5%
 青葉賞   (0-0-2-19) 連対率0.0% 複勝率9.5%
 プリンシパ (0-0-1-8)   連対率0.0% 複勝率11.1%
 NHKマイ (0-0-0-16) 連対率0.0% 複勝率0.0%

 時代は変われど皐月賞組が1番強いのは今も同じ。
好走馬の約8割を輩出しており、別路線組を圧倒。
トップレベルの馬は必然的に皐月賞に集まりやすいですし
レース間隔的にも1番余裕がありますからねぇ。
 ただ、たまに好走する別路線組をうまく拾えるかが、
馬券的にはキモにはなってきます。


【継続騎乗 or 乗り替わり】
 継続騎乗  (8-9-9-92) 連対率15.2% 複勝率22.0%
 乗り替わり (2-1-1-56) 連対率5.0% 複勝率6.7%
  →テン乗り (1-1-1-42) 連対率4.4% 複勝率6.7%
  →それ以外 (1-0-0-14) 連対率6.7% 複勝率6.7%


 最近はシャフリヤール(乗り替わりでは36年ぶり)、
タスティエーラ(テン乗りでは69年ぶり)の勝利があるなど
乗り替わりの壁を越える馬が出ているわけですけども、
実は、複勝率ベースで考えると、むしろ昔よりも更に
悪化している
くらい。近年の競馬界は『大一番になると
腕の立つ外国人騎手にチェンジしがち』な風潮ですが、
そんな時代とは逆行するのが日本ダービー
というレース。
テン乗りであろうと、再コンビを組むかたちであろうと、
乗り替わりがプラスに働くことは考えにくい、というのは
今も昔も変わりません。
 全てのホースマンの目標であり、走る馬自身もまだまだ
経験が浅い。そして大観衆のスタンド前発走。

恐らく全レースの中で、最も人馬が緊張しやすいであろう
シチュエーション。個々の馬の能力・騎手の持てる技術を
フルに発揮するのは容易ではない
ことは間違いありません。
 騎乗馬のすべてを知っているジョッキーが乗ることが
勝利への1番の近道。それは今後も普遍的でしょう。
(2歳のうちから鞍上の思いのままに動いてくれるような
スーパーホースが現れない限り……。まあ、そんな馬が居たら
連戦連勝で、そもそも乗り替わってなさそうですが)

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続いてステップ別の好走・凡走データです。

【前走皐月賞組】
【前走人気】
◆勝ち or 0.4秒以内の負け

 5人気以内 (6-8-2-5)   連対率66.7% 複勝率76.2%
 6人気以下 (0-1-2-7)   連対率10.0% 複勝率30.0%
◆0.5秒以上の負け

 5人気以内 (1-0-2-17) 連対率5.0% 複勝率15.0%
 6人気以下 (0-0-1-45) 連対率0.0% 複勝率2.2%

 人気薄で皐月賞を好走した馬はちょっと微妙な成績。
今回は、小細工の利きにくい東京コースとなりますので
低評価を覆して好走した馬は、その実力が本物かどうか
見極める必要はある
かなぁと思います。
 また、人気薄で尚且つ結果が奮わなかったともなると
ダービーでいきなり穴を開けるのは難しい傾向ですので
『え?なんでここで?』みたいなケースはあまり無い。


【前走4角位置】
◆勝ち or 0.4秒以内の負け

 6番手以内 (1-7-3-8)   連対率42.1% 複勝率57.9%
 7番手以下 (5-2-1-4)   連対率58.3% 複勝率66.7%
◆0.5秒以上の負け
 6番手以内 (0-0-0-17) 連対率0.0% 複勝率0.0%
 7~12番手 (1-0-3-26) 連対率3.3% 複勝率13.3%
 13番手以下 (0-0-0-19) 連対率0.0% 複勝率0.0%

 内訳をみると、皐月賞は『4角の時点で好位』に居た馬の
好走数が多い
ことが分かるかと思いますが、ダービーに
繋がりやすいのは『中団後方』から折り合い重視で末脚に
懸ける競馬をしていた馬
のほう、と言えます。
巻き返してくるのも中団で待機していた馬。
かなり後方から運んでいて、勝負圏内から外れていた馬は
さすがに巻き返しは期待しづらいですけどねぇ。


皐月賞より前の実績にも注目❗❗

 ・東京芝1800mの良馬場で行われた重賞
  (共同通信杯・東スポ2歳S)
 ・中山芝2000mの良馬場で行われた重賞
  (弥生賞・京成杯・ホープフルS)

上記5レースいずれかで
 上がり2位以内(※)+2着以内』実績の有無

◆皐月賞1~3着
 有り (4-5-0-1)   連対率90.0% 複勝率90.0%

 無し (1-3-3-12) 連対率21.1% 複勝率36.8%
◆皐月賞4着以下
 有り (2-1-3-7)   連対率23.1% 複勝率46.2%

 無し (0-0-1-54) 連対率0.0% 複勝率1.8%

(※)上がりは相対順位で集計

 皐月賞より前に、どのレースでどんな内容で走ったか
参考にしたいところですが、同じ東京コースで末脚勝負に
なりやすい共同通信杯・東スポ2歳S
はもちろんのこと、
中山芝2000mの重賞も結構因果関係はあるんですよねぇ。
例えば弥生賞は『ダービーに繋がる』などと言われますが
実際問題、内容次第では繋がる
かなと思います。
重要なのは上がり順位で、とにかく相対的に速い脚を使って
勝ち負けした実績があるか
確認しておきたい。
 皐月賞で4着以下に敗れてダービーで巻き返した7頭の
うち6頭は上記の実績があり
ますので今年も注目ですね。


【前走皐月賞以外のOPクラス組】
◆前走人気・着順
 1人気1着 (0-0-2-9)   連対率0.0% 複勝率18.2%
 2人気1着 (1-1-0-4)   連対率33.3% 複勝率33.3%
 2人気2着 (1-0-1-3)   連対率20.0% 複勝率40.0%
 そのほか  (0-0-0-55) 連対率0.0% 複勝率0.0%
◆キャリア
 5番手以内 (2-1-2-38) 連対率7.0% 複勝率11.6%
 6番手以下 (0-0-1-32) 連対率0.0% 複勝率3.0%

 皐月賞が1番メンバーレベルが高いのは明らかですので
別路線組に関しては、前走上位人気で尚且つ着順が
人気を下回っていないことが最低条件

1人気に支持されても負けてしまっている場合は……。
加えて、4角の時点で好位につけていたこともポイント。
"終いだけで追い込んで来ました"的な場合は微妙。
ある程度道中から負荷のかかる脚質で戦ってきていないと
なかなか通用しにくいのが現実。


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 今年は有力馬の乗り替わりが
かなり多い
のは、気になるところ。
近年、乗り替わりで勝つ馬が出ているものの、お世辞にも
優勢とは言えず、不安材料になり得るのは変わらない。
 ということで、1人の騎手とコンビを組み続けていて
尚且つ実力もある馬を注目馬として挙げたいと思います。
前走は、あっちでごちゃごちゃ、こっちでごちゃごちゃと
色んなところで接触のアクシデントがありましたけども
その中でもこの馬の受けた不利は結構大きかった。
 道中は枠なりに悪くない運びでしたが、向こう正面で
内の馬から外に弾かれ、そのあと外の馬からやり返される

ような格好になり、ポジションを落としてしまいました。
バランスを崩す場面がありながらも気持ちを切らさずに
ジリジリと差は詰めており、精神的な強さは感じました。
 現状はパンチが足りない戦績になっていますけど、
どんなコースでもどんな相手でも安定しているのは持ち味。
折り合いに大きな不安は無く、距離が1ハロン延びても
大丈夫ですし、意外とこういう地味目なタイプが戴冠する
可能性もあるんじゃないかなと見ています。
デビュー以来コンビを組み続けている』というのは
ダービーに於いてはポイントが高い
です。


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