こんにちは~、Tomyです。

皐月賞の有力馬考察をしていきます。

 毎年このレースを迎えると話題に挙がるのが無敗馬の存在。
2014年から昨年にかけて、12年連続で1頭は参戦。
結果は出たり出なかったり様々ですが、2019年以降は7年連続で馬券に絡んでいる(もっといえば連対している)んですよねぇ🤔

◆過去10年の<無敗馬>参戦状況
・2016年(2頭)
 →2着マカヒキ、3着サトノダイヤモンド
・2017年(2頭)
 →好走なし
・2018年(1頭)
 →好走なし
・2019年(2頭)
 →1着サートゥルナーリア、3着ダノンキングリー
・2020年(5頭)
 →1着コントレイル、2着サリオス
・2021年(2頭)
 →1着エフフォーリア
・2022年(3頭)
 →2着イクイノックス
・2023年(3頭)
 →1着ソールオリエンス
・2024年(2頭)
 →1着ジャスティンミラノ
・2025年(3頭)
 →2着クロワデュノール

コントレイルが最終的に三冠馬となった2020年世代は、皐月賞に5頭も無敗馬が出ていました。(今考えると多いな~)

さて、2026年はというと…………0頭❗
  (゜ロ゜)

 前回、無敗馬が1頭も出走していなかったのは2013年でしたが、この時は「1人気→2人気→3人気」の順で決着。
単勝オッズ的には割れていましたが「3.7倍→3.9倍→4.4倍」。4人気が4着でしたがこれは7.0倍で少し離れていましたから、いわゆる〝三強〟状態。終わってみれば堅かったと🙄
 今年はどうなんでしょうかねぇ……三強なのか四強なのか五強なのか……重賞勝ち馬は9頭居ますが、序列を付けるのがなかなか難しいなぁと思っています😅

全体的に能力の高さを感じられる馬が多くて、拮抗しているイメージ。例年以上に悩ましいメンバー構成に感じますね💡


それでは7頭の考察をしていきましょう~。


◆アドマイヤクワッズ
 2走前の朝日杯FSは結果的には出遅れが痛かったところはあります。4コーナーで〝大外の外〟を回らされましたし、距離ロスは大きかったですね。渋った馬場もこなしてはいるので内容は悪くないかなと思います。少なくともカヴァレリッツォとの勝負付けが済んだとは考えていません。
 初めての距離延長で臨んだ前走の弥生賞は早め先頭で押し切ろうかというところでしたが、後ろの馬に良い目標にされてしまった感のある3着。あくまで試走ですので、これだけで2000mが長いとは言い切れませんし、本番のココで巻き返しがあってもおかしくはない1頭でしょう。
 堅実な競馬ぶりとここまでの戦績から〝エアスピネルっぽさ〟を感じるんですよねぇ。新馬戦・デイリー杯2歳Sを連勝するも、朝日杯FSで初黒星。そして弥生賞も3着。サイズも含めてすごく似ています。エアスピネルは皐月賞&ダービーはともに4着、菊花賞で3着ですから、3歳時までは中距離においても善戦をした馬。鞍上は全く違いますが、馬のキャラ的には近いものがあるなぁと思います。
 坂井騎手は先行競馬を得意としていますが、それをすると前走のように少し終いが甘くなりそうで、かといって中団以降から差す競馬に回るとそれはそれで勝ちきるイメージが湧かない。〝帯に短し襷に長し〟なんですよね…。
 ただ、カヴァレリッツォとは違い、1周競馬も関東輸送も経験済という点ではアドバンテージがあります。それを一律の長として好戦に期待したいところ。若干人気も落ちそうですし押さえてはおきたいかなと。


◆カヴァレリッツォ
 前走の朝日杯FSは馬場が渋り、内・外どちらを選択すべきか難しい馬場。Cデムーロ騎手も判断を一瞬迷うところはありましたが結果的には内を突いたのが幸い。マイペースで逃げていたダイヤモンドノットを交わして勝利。強い競馬ではあったかなと思います。
 「レーン騎手+朝日杯FS勝ち馬」という点で〝サリオス〟と重ね合わせたくなりますが、サリオスが好走した2020年と比べると、今年は自他ともに状況が真逆だと思っています。
というのも、当時はホープフルSからの直行だったコントレイルが絶対的存在と見られていた一方、他がどうだったのか…といえば、馬場が渋った中で行われていたステップレースが多数(弥生賞・共同通信杯・京成杯)あり、ポテンシャルを量るうえでは疑問符が付くものが多く、更には若葉Sの勝ち馬は出走していませんでした。
対して今年は、頭抜けた評価を受ける馬が居るわけでもなければ、各ステップレースが道悪だったわけでもなく、若葉Sの勝ち馬も出てきます。「むしろ朝日杯FSが重馬場」。
リアライズシリウス・アドマイヤクワッズは1800m以上を経験済ですし、他路線組を含め、多くの関西馬は関東への輸送を経験済であるなか、この馬は未経験というのも気になるところ。
過去10年の皐月賞において、東京・中山未経験の関西馬は(1-0-1-25)。好走したのはアルアイン、サトノダイヤモンドのみとなっており、初関東でも大丈夫とは言い難い。
 ちなみに、レーン騎手における2~3歳世代限定重賞の成績は、堀厩舎の牡馬だと(1-2-1-5)であるのに対し、堀厩舎以外の牡馬だと(0-0-0-11)。〝堀か、堀以外か〟という極端な数字となっていますので、この乗り替わりも強みではなく。


◆グリーンエナジー
 デビュー戦はスタートこそまずまずでしたが、道中は追っ付けながらで忙しそうにしており直線でも動ききれず。後ろから交わされた2着アウダーシアはスプリングSを制覇しています。
 2走前の未勝利戦は一転して前向きさが強くなり、壁を置けずに折り合いがあまり良くなかったですが、2番手から上がり32秒9の末脚。ほぼ馬なりのまま快勝。メンバーは強くないですが、単純な走行性能は見せた一方、テンションが高かった印象。
 前走の京成杯はスタートは決めましたが馬場が緩いぶんダッシュが利かずに後方寄りのインを追走。やはり少しテンションが高めでしたが、前に壁を置けたぶん我慢は出来ていました。
直線半ばで進路を確保すると、1頭だけ伸び脚が違っていましたし、ここで負かした2着マテンロウゲイルは若葉Sを勝利。4着のタイダルロックは弥生賞でも4着で、上位陣のレベルは低くなかったかなと思います。
 課題はテンション面。前走は内で我慢していましたが、皐月賞はもう少し外寄りを追走していく競馬が理想。ただ、前に壁を置けないと折り合いを欠く恐れありそう。休み明けで出走した未勝利戦はメンバーが楽だったから大事にならなかったですが、皐月賞であのくらいのテンションになってしまうと、さすがにどうかなと思うところはありますね。
 ポテンシャルはこちらも高く、このメンバーに入っても見劣りませんが気性的な幼さはまだ残ります。この馬に関しては外枠すぎても不安なので、4,5枠あたりが理想でしょうか。
一時はダービー直行も噂されていましたが、皐月賞を挟むのは正解だと思います。たぶん1度使ってガス抜きしたほうが落ち着いて走れそうな気がしますし、そもそも京成杯からダービー直行はさすがに挑戦的すぎますからね……。

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◆バステール
 デビュー戦は2着。まあまあな出遅れから挽回したぶん負けた印象で、途中から逃げた馬がそのまま押し切る競馬でしたし、この馬自身は中団から上がり33秒2。初戦としては十分でしょう。
 2戦目もやはり出遅れるも中団につけ、コーナーで距離ロスを抑えつつ直線に向くと、切れ味鋭く伸びて完勝。2~4着馬は前付けした馬であることからも、ここでは力が違いました。
 休み明けだった前走の弥生賞は川田騎手に乗り替わりましたが、今まででは1番ゲートを出ましたね。かなり意識的に出した印象を受けます。二の脚はそこまで速くないのと、ペースもそれなりに流れましたので結局は後方2番手からになりましたが。
4コーナー出口で外の馬と接触する場面がありつつも、鬼の形相で追う鞍上のアクションに応えるかたちで一気の伸び脚を見せて鮮やかに差し切る豪快な競馬。未勝利戦から弥生賞を制したのは史上初であり、それだけでも素質の高さを感じるところ。
 ウィークポイントはテンのダッシュ力。恐らく今回もそんなに前へは行けないでしょう。普通に考えれば後方からの競馬になるかなと思います。ここ2戦は直線だけで勝ったようなものですので、追い込み一辺倒で皐月賞を勝つのは難しいです。
川田騎手も「これから成長していく馬」とジャッジしていますし、競馬ぶりを見てもまだまだ粗削り。完成度は低いので、自慢の末脚だけでどこまでやれるか、といったところ。
弥生賞が良馬場で開催された年は、必ず1頭は皐月賞で好走馬を輩出していますので、マークはしておかないといけないかなと思いますが、有力馬の中では1番子供っぽさが残りますからね。
 ダービーを勝つ近道は、皐月賞で後方待機から脚を伸ばす競馬をすることだと個人的には思っていますので、ある意味では自動的に繋がるかもしれません。


◆パントルナイーフ
 デビュー戦は2着。他馬を怖がるところがあったようですが、馬群の中に入れる教育的騎乗。2走前の中山では馬混みで競馬をしましたが今度は大丈夫。折り合いよく運んで突き抜けて勝利。
 前走の東スポ2歳Sはスローからの4F勝負で上がり32秒9の末脚を使い、後にきさらぎ賞を勝つゾロアストロ、弥生賞で2着に好走するライヒスアドラーを負かしての勝利。レベルは決して低くなかったと言えますし、使うごとに競馬を覚えており操縦性の高い走りが出来ている点も高評価。
 「木村哲厩舎」×「ルメール騎手」におけるG1成績は、2022年以降で(9-3-0-2-2-1)。掲示板を外したのは1回のみ。その1回もスキルヴィングですからね……。つまり全く崩れていません。
何故かといえば厩舎が最大級に期待を掛ける大将格にしか騎乗していないからですが、裏を返せばそういう馬には必ずルメール騎手が騎乗しています。芝の牡馬ではイクイノックス以来のコンビ。「ヒサビサにイイオトコウマをミツケマシタ」。
 1番の不安要素は、フレグモーネにより弥生賞を回避したということ。これがかなり嫌われる材料ですし、どうあがいても不安です。厩舎サイドは〝影響は無い〟と言っていますが、少なくとも予定どおりに使えていない時点で影響はあるんですよね。キャリアの浅い時期だからこそ1回分の経験値が損なわれるのは痛手ですし、結果が奮わない場合はそれが原因でしょう。
結果的にイクイノックスと同じローテーションでも意味合いは違いますよねぇ。ただ、イクイノックスはキャリア2戦、この馬はキャリア3戦。中山を経験している部分においては若干のカバーな利きそうな気もしますが。
 臨戦過程は明らかにマイナスですので、これが1,2,3人気だったらさすがに買いづらい。しかしそうはならないでしょう。個人的には、一戦ごとの成長、そして前走の内容を評価しているので、そこまで人気にならないなら逆に買ってみようと思っていますが。


◆リアライズシリウス
 2走前の朝日杯FSは4番手の外目追走。かたちは悪くなかったですが、直線でひと伸び出来ず5着止まり。初めての右回りでもありましたけど、どちらかといえば仕上がりが悪かったことが敗因なのではないかと思います。今回の1週前追い切りは右回りでも特に問題なく動けていましたし。
 前走の共同通信杯は2番手に落ち着き、縦長のスローというこの馬には絶好の展開だったと思います。新潟2歳Sにも通ずるような立ち回りでした。早め先頭で押し切っていますが、最後の1Fはしっかり失速しており、見た目には2,3着馬のほうが強く見えましたし、距離が更に1F延びることはあまりプラスではないかもしれません。若干長いような気がしないではない。
 昨年の新潟2歳Sも前走の共同通信杯もそうですが、スローペースの縦長馬群で2番手追走から早々先頭に立ち、アドバンテージを作って勝っており、馬群が凝縮した中での先行押し切りは無いですし、馬混みで揉まれた経験はもちろん無いんですよねぇ。
メンバーを見渡すと、行きたい馬があまり居ないように思いますので、ハナを切るという選択もありそうです。ただ、そうなった時に周りが放置プレイしてくれるかどうか疑問。今年の出走馬のなかで唯一、重賞を2つ勝った実績を持つ馬ですから、当たり前ですが他馬に跨がるジョッキーは甘く見てくれないでしょう。マイペースで悠々と運ばせてもらえるとはちょっと考えづらく、今まで勝ってきた時のような展開利は望みにくい印象を持っています。
 デビュー以来、徐々にゲート入りを嫌がるところを見せているそうで、前走は練習を重ねてうまくいきましたが、今回はスタンド前発走のG1ですから、精神的な面での不安は残るかなと。
どの馬にも言えることですが、この馬の場合は脚質的に1回しくじるとかなり痛いんじゃないかなと思うんですよね。


◆ロブチェン
 ホープフルSは7人気という微妙な評価ながら見事に差し切り勝ち。まぁデビュー戦は3馬身差圧勝とはいえ、重馬場で逃げ切った馬、まだ未知数なワールドプレミア産駒、尚且つキャリア1戦ですから、買う側が色々懸念するのも当たり前でしょう。
レースでは少し気負うところはありましたが中団のインコースで我慢。直線で外に持ち出されると力強く伸びていましたし、スタミナを求められる展開は得意なタイプ。
 前走の共同通信杯は、逆に速い上がりを求められるレースですが、ダービーを見据えたうえで東京を試したのが目的。ゲートは鞍上の意図しないかたちでロケットダッシュ。その結果折り合いをつけるのに苦労していましたが、それでも上がり33秒4の末脚で3着という結果は上々。レース間隔を考えると、ホープフルSの勝ち馬が敢えて共同通信杯に出走すること自体が異例のことでしたが、出走したなりの収穫は得られたと思いますし、個人的には、もう少し距離が延びれば東京コースも全く問題ないレベルの脚は使えるであろうと判断しています。
共同通信杯の勝ち馬がダービー馬となったのは2001年のジャングルポケットが最後。エフフォーリアやジャスティンミラノでも勝てておらず、ダービーを勝つためには共同通信杯を勝ってはいけない……わけではないですが、現実として勝てていません。
なので、共同通信杯で負けたのはある意味プラス。
 スタートが遅い馬ではない一方、折り合いが若干心配なところがあるので、グリーンエナジーと同じく外枠過ぎないほうが良いかなぁと思いますが、ホープフルSを勝って、共同通信杯も好走しているとなれば皐月賞で買わない理由が無いですね。普通に上位の印を回すつもりではいます。


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 上記以外で主に気になる馬は3頭いますが、1頭ピックアップするならこの馬でしょうかね。
前走は重賞にしてはメンバーレベルが微妙だったようにも見えますが、この馬自身のことで忘れちゃいけないのは〝敢えて遠征したうえで結果を出した〟という点。パフォーマンスが下がるような入れ込みは無かったですが、見方によっては挑戦的な選択。右回りも初めてでしたし、キチンと勝ちきった点は評価できます。外差し優勢なトラックバイアスのなか、荒れた内に進路を取っていたことを考えれば良い内容だったと思います。
 「距離は延びても大丈夫。2400もこなせると思う」とはレース後の鞍上コメント。実際2400mが大丈夫とは言い切れないにしても、2000mは全く問題ないでしょう。
1600mを使った2回は人気を裏切るかたちで着差をつけられて負けましたが、たぶん1600mだと少し短いと思います。
折り合いというよりエンジンの掛かりが遅い点がネックで、中山コースの攻略がカギになりますが、あまり人気が無さそうなのでジョッキーも思い切って乗りやすいでしょう。


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