こんにちは~、Tomyです。

オークスの有力馬考察をしていきます。

 今年は………桜花賞の上位5頭のうち3頭も不在
「これはどうしたものか」と。
過去にこんな年あったかな~と思ったら、ハープスターが勝った2014年(2,4,5着馬が不在)、ダイワスカーレットが勝った2007年(1,2,5着馬が不在)がそうだったようです。
まぁ、約20年で3回目ですから多くはないですよね~😅

でも……もし今年の2~4着馬が出てきていたとしても…

 2着 ギャラボーグ
 3着 ジッピーチューン

どちらもロードカナロア産駒……なのはともかくとしても、母方を見る限り2400mという感じは……。
(ギャラボーグは左回り克服できるのか問題もある)

 4着 アイニードユー

君は……短距離馬だよね。。

ということで、たぶん個人的には3頭とも買わなかったと思います😅……結局どのみち悩むポイントはそんなに変わらなかった……かな。


それでは上位人気想定5頭の考察です。


◆アランカール
 阪神外回りで開催されるようになってからの桜花賞は、小さい馬に不利なレースと化していて、430㌔ソコソコしか無いこの馬にとっては辛い条件でしたし、2歳時に折り合いの悪さが垣間見えたところからマイルでは無理に出していかない競馬に徹しているので、5着も仕方ない部分はあります。
 桜花賞で上がり4位以内ながら4着以下に敗れた馬がオークスで巻き返したのは2008年のトールポビーが最後。2009年以降は(0-0-0-24)。近年ではスウィープフィート、ラヴェル、シンリョクカ、ピンハイ、プレサージュリフトなど、掲示板付近までというケースは多発していますが、来そうで来ない…みたいな感じなんですよねぇ。
まぁでも、これは桜花賞の上位馬(特に差し追込系)が普通に出ていて付け入る隙が無かった……という気もしますが。
 過去10年のオークスで前走440㌔未満の馬は(1-0-3-41)ですが当日5人気以内なら(1-0-3-2)。上位人気であればむしろ買い。勝っているのは母シンハライトですね。こういう小さい馬は「馬体重の維持が……」などと言われがちですが、そんな不安を他所に大体ちゃんと来ます。(この中で武豊騎手騎乗のリスグラシューは……あっ、5着…)。
 出走したレースのうち、スローペースだった3回は全て上がり1位をマークしていますし、東京芝2400mのG1勝ち馬がズラリ6頭も並ぶ血統構成は、過去にオークス向きと言われてきたどの馬よりもオークス向きに感じます。
 週末は☔予報。果たして馬場が渋るとどうなんだ?という話ですが、見た目以上に時計が掛かっている稍重で行われたデビュー戦は難なくこなしていたのと、母シンハライトが重馬場のローズSでかなり強い勝ち方をしているあたりを考えると、実は結構緩い馬場は得意なんじゃないかな?と思っています。


◆エンネ
 デビュー戦は3歳3月と遅れましたが、既走馬たちを相手に後方から外を回して豪快に差し切り。コーナリングがぎこちなく、直線で手前が替わらないなど粗削りなところは見せつつもパフォーマンスの高い一戦でした。
 前走のフローラSは9番手から上がり最速の脚でラフターラインズに迫る2着に好走。フローラSで4角5~10番手で運んだ馬はオークスで好成績を挙げていますが、この馬は12頭立ての9番手。18頭立てだったら……単純計算ですが13,4番手あたりだった可能性も。そう考えると一列前(6番手)に居たラフターラインズのほうを上に取りたいかなぁ……とは思います。
 キズナ産駒の牝馬における東京芝2000m以上の重賞成績は(0-1-3-27)。つまり連対したのはこの馬のフローラSのみ。また、吉岡辰厩舎における東日本の芝重賞成績は(0-1-0-24)。こちらもこの馬のフローラSが初の馬券圏内。もしかしたらとんでもなく強い可能性がありますが、まだキャリア2戦と浅いので出来る競馬は限られますし、ディー騎手から坂井騎手に手が戻るのは脚質を考えると若干マイナスかなぁ……という気はします。
 また、当日馬体重500㌔以上の馬は過去10年で(0-0-0-7)ですが、1986年以降でみても(0-0-1-16)。40年間で17頭しか出走していませんので、裏を返すと近年の牝馬は全体的に大型化しているのも事実ですが、大型馬が有利になってきているとは……言えないと思うのでねぇ。素質の高さは窺えますが、これまでの競馬ぶりとレース傾向を照らし合わせると信用しづらい部分も多い1頭です。印を打つにしても……4,5番手あたり。


◆スターアニス
 休み明けで迎えた桜花賞は、阪神JFと同じように中団で流れに乗って直線は外に出して突き抜ける快勝劇。33秒台の上がりが使えるかがポイントだと思っていましたし、これをクリアしての2馬身半差。圧勝と言える内容。
近走のパフォーマンスを見る限り、マイラーとしての性能は相当に高いと思っていますし、もしNHKマイルCに出ていても通用したでしょう。同じ社台オーナーズ持ち馬であるロデオドライブとどっちが強いのかな………
 ただ、ペースが緩む2400m戦にアジャスト出来る下地がまったく無いのは気になるところ。
過去20年の桜花賞3着以内馬のうち、芝1600mまでしか連対したことが無い馬におけるオークスの成績は(8-3-3-16)ですから、中距離での実績自体は必ずしも持っている必要はありません。ただこれを、連対したレースの1000m通過『最遅』タイムが「60.5秒以下」の馬に限ると(0-0-0-10)。つまり、追走力が求められないレースでの実績が無い馬はオークスで好走できていないんですよねぇ。
スターアニスが連対したレースの1000m通過最遅タイムは『57.3』。あまりに速すぎるのが気掛かり。これほど追走力が鍛練された馬がオークスに出走した例は今までに無く、てっきり桜花賞の後はNHKマイルCに出るのではないか……?と思っていました。
確かに桜花賞を上がり1位で勝った馬はオークスで強いのですが、過去の馬と違って『ゆったり走ってヨーイドン!』の実績が無さすぎるんですよね……。
 阪神JFも桜花賞も最初のコーナーまで結構引っ掛かっていましたが、それ以降もペースが緩むことなく流れ続けたぶん収まった印象。オークスは最初のコーナーから緩むのですが、そこですんなり折り合えるのか……かなり懐疑的。
いっそ逃げてマイペースに持ち込む手もありますけど……そこまでのリスキーな選択をするかどうか。


◆ドリームコア
 前走の桜花賞はスタート後、3コーナーに向かう途中で左右から挟まれる不利を受けて少し位置を下げることになるも、そのあとは比較的スムーズ。しかし直線は伸びきれず9着敗退。
あの不利は、例えば2023年のヴィクトリアマイルでナミュールが受けた不利(通称・武史ブチギレ事件)と似たような事象だと思いますが、当時のコメント「あれでは走る馬も走りません」てことかもしれません。嫌気も差しそうですしね……。少なくとも右回りがダメには見えませんでしたので、不利が関係ないとすれば、追走力が足りなかったのかなと思います。
 今回は結果の出ている東京コース。スローペースのほうが向くとすれば折り合いひとつでこなせるでしょう。父キズナ・母父ハービンジャーですし、叔母にはクロノジェネシス。血統的にはそんなにケチをつけるところは無いです。また、萩原厩舎における関西圏の重賞成績は正直言って良くないですから、そういう意味でも東京に戻るのはプラスに捉えて良いでしょう。
 クイーンCの勝ち馬が桜花賞惨敗に終わって、オークスで巻き返した例としてはアドマイヤミヤビが挙げられます。当時の桜花賞は馬場が渋っていたこともありますが、淀みなく流れたペースで末脚不発に終わったパターンで、ちょっとこの馬と似ている部分も感じます。まあ、よくある巻き返しパターンの1つ。
 懸念しているのは「馬格」。1986年以降のオークスにおける、勝ち馬の最高馬体重はカワカミプリンセスの〝484㌔〟。2番目がチェルヴィニア(482㌔)。この馬は前走時点で502㌔ですが、これまでの推移からすると、10数㌔も絞れることは無さそう。もし勝てば記録更新となりますが、オークスは大型馬に不利なレースですから、軽視はしづらいけど軸にもしづらいかなぁと。
母ノームコアくらいのサイズ感(470㌔前後)だったら良いんですけどねぇ。キズナが強く出ているのかなぁ。


◆ラフターラインズ
 デビューから毎回出遅れていて、段々悪化しているくらいに思えた中で迎えた前走はやはりゲートで煽ってしまいましたが、二の脚ですぐに馬群に取りつくことに成功。馬込みの中で折り合いもまずまず良く進め、直線もスムーズに外へ出されてよく伸びて快勝。かなりスローペースではありましたが、ゴールまで加速ラップを踏み続けての上がり32.8は評価できるところ。
レーン騎手もガッツポーズを見せていましたね。手応えがあったのか、よほど嬉しかったのか。G2ではあまり見ない光景。
 母バンゴールは2000mでは勝ちきれない馬でしたがこれをクリア。父アルアインは自身も産駒もキレ味勝負には向かない印象ですが、この馬はデビュー戦からひたすらに上がり33秒台以下の末脚を繰り出しており、ちょっとアルアインのイメージとは違うタイプ。距離は恐らく延びても大丈夫でしょう。
追い込みも決まるオークスですが、大幅な出遅れはさすがに避けたいところ。ある程度ならカバーは利くと思いますが。
今年の桜花賞は、マイラーが多く揃っていた印象を受けます。
たまたまオークスの参戦頭数は減りましたが、個人的には1~4着馬は中距離馬には見えないので、どのみちライバルの数は大きく変わらないと思っていますが、この馬も十分チャンスはあるでしょう。フローラSのレベルも高かったかは疑問ですが。
 今回の帰厩は5/13。ほぼ10日競馬となる点がどうか、というのは懸念点。小笠厩舎が芝の平地重賞を勝利したのは11年ぶりで、G1成績はここまで通算(0-0-0-12)。ほぼほぼフタ桁人気で縁遠いだけ……ですが、ここは厩舎力も問われますね。
 あとは天気。バラ一族は渋った馬場を苦手とする馬が多い印象ですし、この馬のラインで見ると稍重以下の成績は高祖母ロゼカラーから数えて(1-1-0-10)、特に母バンゴールは(0-0-0-5)でしたからねぇ………☔はマイナスかなと思っています。
レーン騎手における稍重~不良時の芝重賞成績は(1-2-2-15)なので、そんなに良いわけではないんですよね。

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ジュウリョクピエロ

 前走は後方で脚を溜めて折り合いに徹し、抜群の手応えで4コーナーを回って直線に向く僅かに手前から一気に開放。瞬く間に各馬を飲み込む末脚を披露しての圧勝劇。
 「初角5番手以下から0.1秒以上の差をつけて忘れな草賞を勝った馬のうち2走前も連対していた」、つまり勢いがある差し・追込馬におけるオークスの成績は過去20年で(3-0-1-0)そもそも忘れな草賞組からはこれに該当する馬しか好走していませんが、この馬はそれに該当します。
「忘れな草賞のレベルは低い」と言われるのはいつものことですが、近年より頭数が多い中であれだけのパフォーマンスは普通に評価すべきかなと思っています。
やっている競馬の内容は、ほぼラヴズオンリーユーです。ただ頭数が多かったか少なかったのかの違いなだけで。
 血統の字面からは万が一道悪になったとしても対応できそうですし、前走時点で466㌔という馬格もちょうど良いんですよね。デビュー以来減り続けていますが、これは無駄肉が削がれていると解釈。パフォーマンスは上がっていますからね。
鞍上で不安視されるでしょうが、これはちょっと本当に強い気がします。勝つ可能性だって十分あると思いますよ。


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