こんにちは~、Tomyです。

安田記念の有力馬考察をしていきます。

 春のマイル王を決めるに相応しいメンバーが揃うレース。
馬券に絡んでいるほとんどの馬が『芝G1または芝1400~1600mのG2で連対した実績を持っていて、上記実績を持たない馬で馬券に絡んだのは過去20年の馬券圏内60頭のうち5頭(割合にして「8.3%」)だけなんですよねぇ🤔

【過去20年の好走馬内訳】
 芝G1連対実績あり           44頭
 芝1400~1600mのG2連対実績あり 11頭
 その他                  5頭

◆実績が無いのに好走した馬
 10年 1着 ショウワモダン
  ▶連勝の勢いで一瞬覚醒した人気薄
 12年 3着 コスモセンサー
  ▶とはいえ……前走マイラーズCで3着
 13年 2着 ショウナンマイティ
  ▶とはいえ……前年の宝塚記念で3着
 15年 1着 モーリス
  ▶前走ダービー卿で異次元の圧勝。
 19年 1着 インディチャンプ
  ▶同年東京新聞杯でレコード勝ち。

2010年のショウワモダンは……今考えてもちょっと読めないなぁと思いますが、あとはまあまあまあ……分かりますね🙄

今年のメンバーを見ると・・・

◆芝G1連対実績あり
 ガイアフォース
 シャンパンカラー
 ステレンボッシュ
 パンジャタワー
◆芝1400~1600mのG2連対実績あり
 オフトレイル
 ドラゴンブースト
 ロングラン
 ワールズエンド

(なんか気になる↓)
 スズハローム
  ┗コスモセンサー枠?……ショウワモダン枠?

モーリス・インディチャンプ枠は………居ない(たぶん)。


アスクイキゴミ、アドマイヤズーム、セフィロは残念ながら回避ということになり、やや手薄といえば手薄になりましたが…💧
上記実績馬には注目しておきたいところ💡


それでは上位人気想定5頭の考察です。

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◆ガイアフォース
 4歳初戦のAJCCで6着に敗れた後、一気に距離を短縮して臨んだマイラーズCは2着。この時の相手がシュネルマイスター、ソウルラッシュですから、高いマイル適性を示したと言えます。その後は再び中距離を使ったり、ダートを使ったりしていますが、国内のマイル戦においては掲示板を外したことはなく、安田記念では4着→4着→2着。毎年上位争い。
 前走は中東情勢悪化の関係もあり急遽坂井騎手が手綱を取りましたが、昨年の富士S・マイルCSで良いレースをした横山武騎手との再コンビ。同騎手も約3年間G1タイトルから遠ざかっていますが、ここは力が入るところでしょう。まぁ鞍上を考えると、京都外回りよりも東京のほうが良いと思うので、ここは普通に有力視。中間の追い切りも動き・時計ともに好調そうですし、かなりいい負荷をかけられている印象でした。
 週中の台風の影響はあまり残らないかなぁ……と見ていますが、本質的にはキレイな良馬場が最も合うのと、追ってから味のあるタイプなので、外に持ち出しやすい真ん中~外寄りの枠が欲しい。内枠は若干やりづらいかなと思っています。
 過去の安田記念で先着された相手(目の上のたんこぶ)が今年は居ません。ジャンタルマンタルが出てこず、アドマイヤズーム、アスクイキゴミが回避とあっては、7歳にして初のG1タイトル獲得のチャンスが巡ってきた感。
ただ、過去10年の安田記念における前年3着以内馬の成績は(1-6-3-5)と微妙に勝ちきれていません。複勝圏内は十分期待していますが、武史騎手の「いつもよりメンバーがだいぶ〝楽〟」と会見で発言したのが気になります。確かにそうですけど……これを言った手前結果が出なかったら……。急に心配になってきた。


◆ステレンボッシュ
 古馬初戦の大阪杯の追い切りで「気持ちが空回り」しているように初めて感じ、それ以降は全く結果が出なくなってしまい、なかなか厳しい状況が続いていました。今年は国枝厩舎解散に伴って宮田厩舎に転厩。手探りのなか迎えた初戦の中山牝馬Sは7着でしたが、それでも上がりは3位。早々と後退していた近走とは違って、最後まで走りきった点で少し変化を感じました。
 そして迎えた前走のエプソムCは外枠からスタートを決めて中団から差し脚を伸ばして2着。まぁメンバーを考えると、本当に良い頃だったら勝い切っていたような気はしますが、負けたとはいってもごくごく僅差。恐らく陣営も完全復活への手応えを感じるくらいの競馬にはなったでしょう。
 先月のヴィクトリアマイルで、この馬と同期のチェルヴィニアに騎乗した際は結果が出なかったレーン騎手ですが、これは騎乗云々ではなく馬の問題……。チェルヴィニアも何かきっかけが欲しいですが、今回のステレンボッシュはどのような競馬を出来るか、あらためて注目したい新コンビです。
 気になるのは馬体重がやや増加している点。もしかしたら適性距離が少し短くなっているかもしれません。まあ元を辿ればこの馬が勝っているのは「1600~1800m」。若い頃から中距離のほうが良さそうというイメージはありましたが、今考えるとそうではないかもしれません。
 エプソムCのパフォーマンスレベルだとここでは足りない、更に上げる必要があると見ていますが、転厩3戦目でだいぶこの馬のことを把握されているでしょうから、上積みという点ではトロヴァトーレより大きいんじゃないかなと思います。
心と身体が噛み合えばもっとやれるハズですからね。


◆トロヴァトーレ
 一時期ダートに転向するなど迷走した時期はありましたが、今年は芝に戻って良い競馬をしています。東京新聞杯で重賞2勝目を挙げると、久々の1800m戦となった前走のエプソムCも連勝。以前に比べれば折り合いがつくようになっていますので、本質的に1600mと1800mどちらが良いのかは微妙ですが、少なくとも今回のコースは合っているかなと思っています。
 先週の日本ダービーではルメール騎手のコース適性の異常さと技術が光っていましたが、東京芝1600mにおいても通算勝利数は現役であるか否かを問わず最多。勝率・連対率・複勝率は2400mほどではないものの、それでも凄い数字が並びます。「結局ルメール」が今週もあるのかどうか。そこの期待もコミコミの人気だと思いますが………馬の実力・実績としては若干違和感があるんですよねぇ。
 過去10年の安田記念において、芝G1または芝1400~1600mのG2で連対した実績が無い馬は(1-0-0-46)。また、同年の東京新聞杯連対馬における成績も(1-0-0-11)。どちらの1勝も2019年のインディチャンプ。彼は東京新聞杯でレコード勝ちを納めた4歳時。後々の活躍は見てのとおりでしたが、まさに新進気鋭と言える馬でした。
トロヴァトーレはインディチャンプと比べて……どうなのか。確かにG3は勝っていますけど、それより上のクラスで力を見せていませんし、17着に終わった昨年の安田記念よりパワーアップしているかというと、正直あまりピンと来ないんですよね。
勢いという意味では昨年もあったと思うんですけども。
 今年は例年よりはメンバーが手薄とはいえ、安田記念は「格」がモノを云うレース。他馬よりも上位クラスの実績面は明らかに劣るだけに、これで人気になるならちょっと疑ってかかりたいかなぁと思います。


◆パンジャタワー
 前走の高松宮記念は、序盤からペースが流れるなか楽に好位へつけることに成功しインコースでロス無く立ち回りましたし、直線に向いてから内の狭いところを割って出てこようとしましたが、ゴール手前で若干脚が鈍ってしまい4着。
展開的には結構キツかったと思いますし、初のスプリントG1としては良い競馬は出来た印象。まだ少しワンパンチ足りていない感じはしますけど、これからが楽しみになる内容でした。
 NHKマイルC以来となる1600mへ再度対応可能かがポイント。折り合いに関してはそれほど悪くない馬ですから、意外とペースが遅くても我慢は出来るんじゃないか、とは思っていて、いわゆるスプリンターとして未完成な分、1600mそのものは対応できる可能性は十分ある状況なのかなと。
 ただ、近年の安田記念は後傾ラップの上がりが速い競馬になりやすいので、この馬が勝った時のNHKマイルCとはちょっと趣が違いますから、レースの適性としては微妙かもしれません。
パワータイプの印象で、キレ味勝負では分が悪いかも。
 また、1351ターフスプリント後に、調教師サイドは「距離が長かったかも」と認識しているのが気になるところ。長いけど使うところがないからチャレンジとして使う、という考えのような気がするので、そんなに自信があるようには感じないかな。
ハイペースで流れてほしいタイプですが、たぶんそうはならないので、直線でジリっぽくなってしまうイメージは湧きます。
まだ若いので、もしかしたらうまく出来るかも……とは思いつつも、軸にはしづらいですね。これが1400mだったら良いんですけども。
 ちなみに、同年のダービージョッキーにおける翌週の安田記念の成績は過去10年で(0-1-1-6)。8頭のうち7頭が3人気以内なんですよねぇ……。ジョッキーの勢いはあんまり関係無さそう……。いや、むしろ期待されすぎかもしれない。


◆レーベンスティール
 とりあえず今回は「根幹・非根幹」の話は置いておくとして、少なくとも東京・中山以外は複勝率0%。コースの合う合わないはあるかもしれませんが、それも引っ括めて遠征が微妙。
 東京コースでは(3-1-0-1)となっていて、唯一馬券圏外になったのは一昨年の天皇賞(秋)です。ただ、天皇賞(秋)の8枠は相当な不利ですから、これだけでも言い訳は利きます。追い切りがやり過ぎだった説もありますが。
元来、この馬は内枠が得意というか、折り合いに不安があるので外枠が苦手だったのですが、最近は随分克服できている印象で、昨年の毎日王冠あたりは素晴らしい完璧なレース。今だったら外枠でもそんなに問題は無いかなと見ています。
 G2を4つも勝っている点においては今年のメンバーなら威張れるほうです。遠征競馬が得意ではないとなると、G1獲りを狙うとすれば天皇賞(秋)、または安田記念ということになりますが、天皇賞(秋)は毎年レベルが高いだけに、チャンスがあるとすればメンバーが手薄な今年の安田記念しか無いのかなと。
芝の重賞戦線で活躍するリアルスティール産駒はそう多くはないのですが、東京芝1600mでは平場を含めて(13-9-7-39)。コース別勝利数は最多で複勝率は4割越え。最も好相性な条件となっていて、案外バチっとハマるかもしれません。
 戸崎騎手における芝マイル古馬G1で牡馬騎乗時の成績は(1-0-0-15)なんですけども、先日のヴィクトリアマイルでも書きましたが、ルメール騎手から戸崎騎手の乗り替わりは買う価値があります。上記牡馬のうちこれに該当していたのは2018年のマイルCSで8人気5着だったミッキーグローリー。穴寄りの人気、且つ〝国枝牡馬のG1〟でコレだったことを考えると全然悪くないので、ちょっと魅力を感じています。前走の大阪杯は無印にしましたが、今回は(マイル実績が無いのは承知のうえで)重い印を打つかもしれません。枠次第では本命まで考えています。


気になる穴馬
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 3年前の勝利を最後に長いトンネルに入っているものの、徐々に復調を感じるのがこの馬ですね~。
昨年の安田記念では、ゲートが開いて1秒後には3馬身くらい置かれる大出遅れ。ペースもあまり流れなかったですし結局届かないのですがそれでも最後は良い脚を見せていました。
 年明け初戦は新コンビを結成。少々出遅れはしましたが、重い斤量を背負いながらもコンマ1秒差の4着に健闘。明らかに東京のマイルがベスト……というかマストの馬ですので、近2走の結果自体は無視していますが、一時期酷かったスタートがまともになっている点は良い意味で気になりますね。鞍上が手の内に入れている感。
 前走のレース後コメントで『次は東京マイルなので自信を持って乗りたいと発言。かなり不気味な存在です。
復調と同時に時計への対応力も上がってきている印象で、今年はメンバーで調子が良いG1実績馬は多くないですから、チャンスは結構あるんじゃないか、と考えています。
そもそもこの馬は紛れもないG1馬ですからね。
思い切って穴馬を◎にする方向性でいくならコレかなと思っています。


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